話題が集中 バラエティー界の超大型新人、野々村竜太郎さん
破壊的な演技力で世界デビューした野々村竜太郎さん。
私も7月3日のブログで取り上げた。
しかし、すばらしいのは、バラエティー芸人としての野々村さん。
マスコミは、県会議員としての野々村さんの政務活動費の使途についての説明責任を追求をネタに、バラエティーワイドショーを繰り広げている。
各局とも出張先の城崎温泉にレポーターを送り込み、出張の裏付け捜査よろしく取材活動を展開している。
そして、どの局も同じように、野々村さんの出張日程をカレンダー表示して疑念を呈している。
マスコミの、この大騒ぎは、県会議員の政治活動の過ちを糾弾しているのではない。
芸能タレントのゴシップ問題をとりあげて騒いでいるのと同じことだ。
真に政治家の不正を暴こうとするのであれば、そもそも議員たちの政務活動費のあり方自体を追求すべきだろう。
政務活動費というのは、以前は政務調査費と呼ばれていたもの。
政務調査費の不正使用が問題視され、使用目的を拡げて使いやすくするために政務活動費と名前を変えていた。
野々村議員の幼稚な言い訳会見で、政務活動費の問題が表面に顕れて、多くの議員さんたちが戦々恐々として息をひそめていることだろう。
マスコミが追求すべきは、バラエティ芸人の野々村さんではなく、「政務活動費」そのものだろう。
さらに追求すべきは、国会議員の歳費であり、先の選挙で約束していた定数削減問題だろう。
そして、国会議員が歳費と別に毎月100万円も支払われている文書・交通費の問題にも日の目を当ててはどうか。
さらに、議員1人につき公設秘書2人と政策秘書1人分の給料にも目を向けてはどうか。
ときどき、配偶者や子供を秘書として登録したり、秘書給与をピンはねする議員さんが問題になる。
野々村さんの騒ぎをきっかけに、もっと大きな不正をあばく努力をしてはどうだ。
城崎温泉に押しかけ、出張の真偽をかぎまわった情熱を、ゴールデンウィークに大挙して海外視察にでかける国会議員団にも傾けてはどうか。
野々村さんはグリーン車を使っていたが、国会議員さんは飛行機はファーストクラス、ホテルは3つ星、5つ星。
その費用は、グリーン車の比ではない。
私と同じように馬鹿で無力な烏合の皆様、そろそろ野々村笑劇場から退場しようじゃありませんか。
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