悪徳不動産屋日記 悪徳不動産屋の気の迷い。期限ある命。
今朝のこと。
商談中の店舗物件に行こうとして、1本道を間違えた。
その通りには保健所があって、その入り口が広くなっているので、そこで、Uターンした。
Uターンするときに、保健所の玄関の掲示板に貼ってあるポスターがちらっと目に入った。
犬の写真が何枚か掲示されているようだった。
迷い犬の買主を探すポスターなのだろうと思って、そのまま行き過ぎようとして、ふと思った。
あれは、保健所に持ち込まれた捨て犬じゃないのだろうか。
私は悪徳不動産屋。
捨て犬なんか関係ないのだけど、なぜか気になった。
バイクを引き返して、ポスターを確認した。
やっぱり、保健所が引き取った犬だった。
写真と、拾われた日時・場所が記載されている。
そして、○月○日までに買主が見つからないときは処分しますという文字が、私の目を突き刺してきた。
その期日は、あと数日後に迫っている。
数日後には、この犬に確実に死が到来する。
4匹の犬が、生命を断ち切られるのを待っている。
ウチは庭も駐車場もなく狭い家に、猫好きの家内が拾ってたき猫が3引きいる。
猫好きの家内も、これ以上飼うのは無理だと言っている。
悪徳不動産屋の気の迷い。
なんだか、自分が悪いことをしているような気がしてきた。
保健所は、幹線道路から1本引っ込んだ、往来の少ない通りにある。
こんなところに掲示しても何の効果もないだろう。
インターネットを見てみたが、取り立てて処分する犬たちに関するページはない。
とりあえず、地元ローカル紙「夕刊デイリー新聞社」の、当社担当の営業マンに電話して、保健所と提携して「消えかかっている生命」のコーナーでも作ったらどうかと提案してみた。
それで罪滅ぼしになるとは思わないが、時間を置いてもう一度要請しようと思っている。
今、保健所のホームページを細かく見ていたら、「宮崎ドッグアイランド」という動物愛護ネットワークのホームページの紹介があった。
今日は時間がないので、このことは明日のブログに書こうと思う。
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