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2014年9月

2014年9月30日 (火)

介護職員賃上げへ

 政府は2015年度から介護職員の賃金を引き上げると発表した。

 介護サービス事業者が受け取る介護報酬に職員の賃金を増やす原資を加算するという。

 これによって月額1万円程度の増額を目指しているそうだ。

 賃上げよって、深刻な人手不足の介護の人材確保につなげるためだ。

 高齢者の増加に伴い、介護従事者不足の深刻化が迫っているからだ。

 今年7月の介護関係の有効求人倍率は2.1倍。

 全産業の0.95倍の2倍以上だ。

 賃金以外に払う介護報酬は抑え、介護を支えるための保険料や税の負担急増を避ける方向だ。

 一方、厚労省の調査では介護職員の平均月給は23万8千円。

 在宅向けの訪問介護を手がけるホームヘルパーに限ると21万8千円。

 産業界の平均月給32万4千円を10万円前後も下回っている。

 学校で、自由競争市場では、需要と供給で市場価格と取引数量が決定されると習った。

 それにならうと、介護職の給与はあがらなくてはならないはずだ。

 それなのに、介護職の給料は下値安定している。

 これは、格差の固定化の象徴であるような気がする。

 政府が発表した内容を見ると、「賃上げで人材を確保につなげるために、事業者が受け取る介護報酬に職員の賃金を増やす『原資を加算する』」とある。

 。賃金以外に払う介護報酬は抑え、介護を支えるための保険料や税の負担急増を避ける方向だ。

 事業者が受け取る介護報酬の中の「賃金を増やす原資を加算する」というわけで、賃金以外に払う介護報酬は抑え、介護を支えるための保険料や税の負担急増を避ける方向だ。

 増やした原資をそっくり賃金を増やすことにのみ使わなくてはならないというわけではないようにも見える。

 政府は、実際に事業者が加算部分を基本給に反映させたかなどを点検することも検討するらしいが、ぜひ介護職の待遇改善につながるように目を行き届かせてもらいたいものだ。

 当地(宮崎県の北端の街・延岡市)でも、介護関係施設は雨後の竹の子のように開設が相次いでいる。

 多くの病院や診療所が介護施設を併設している。

 複数の介護施設を運営している医療機関もある。

 
 それは、介護が、なんだかんだといっても儲かる事業だからだろう。

 儲かる介護事業が、介護を担う末端の従事者の低賃金の上に成り立っているのでは、高齢化時代の介護の先行きは危うい。

 

2014年9月28日 (日)

 隣の家の息子さんが関取になる。当地(宮崎県の北端の街・延岡市)から関取誕生!

 大相撲東幕下3枚目の琴恵光関(本当はまだ「関」とは呼べないが)が、来場所十両昇進することになった。

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                                    イケメン!


 まだ場所中で、来場所の番付が確定したわけではないが、3枚目で5勝2敗。

 幕下上位で琴恵光より成績がいいのは一人だけ。

 十両下位で負け越して十両陥落すると思われる力士が二人いるから、琴恵光の十両昇進はまずに違いない。

 宮崎県からの十両昇進は32年ぶりのこと。

 しかも琴恵光は、当地(宮崎県の北端の街・延岡市)の出身なのである。

 さらに、さらに、なんと私の実家の隣家の息子さんなのである。

 琴恵光のおじいさんも十両までいった人。

 体をこわして引退して地元延岡市へ帰って来て、ちゃんこ料理の店を開き、お店をやりながら地元の相撲振興に尽力された。

 その指導の下に、元小結羽黒岩を育てた。

 羽黒岩は本名の「戸田」を名乗っていた時期が長く、「戸田」の四股名の時代に、横綱大鵬の連勝記録を45で止めたことで相撲の歴史に名を残している力士だ。

 当地、延岡市からはそれ以来の関取。

 、琴恵光は美人で名を馳せていたおばあさんのその血を引いていて、なかなかのイケメンである。

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 身長176㎝、体重120㎏と、小柄で相撲取りには不利だけど、細マッチョでハンサムだから、強くなれば遠藤関にも負けない人気力士になれるはず。

 十両昇進を掌中にした本人も、「不安と楽しみが半々」と言っているが、まずは十両昇進おめでとうございます。

2014年9月27日 (土)

自国民の殺害で、オランド大統領は決意を強くした

 「イスラム国」の分派として活動する武装組織「カリフの兵士」が、人質としてとらえていたフランス人を殺害した。

 人質となっていたのは山岳ガイドのエルベ・グルデンさん。

 グルデンさんは首を切断されて殺害され、その映像がインターネットで公開された。

 グルデンさんが殺されたのは、フランスがイラクのイスラム国空爆に感化していることへの報復だ。

 グルデンさん殺害を確認したフランスのオランド大統領は、「この行為は私の決意を強めるだけだ」と、イスラム国への強気の対処を表明している。

 アメリカやフランスが空爆でイスラム国に打撃を与えても、空爆はイスラム国の決意を強めるだけだろう。

 常に、戦争を指揮する人たちは危険から遠ざかったところにいるて、強気な発言をする。

 危険にさらされる弱者は戦争反対を叫ぶが、その声は強者に封殺される。

 
 日本が集団自衛権を行使することによって、日本人が拉致殺害されることは無いのか。

 まだ声を出せるから、私は小さな声を出して批判をしているが、強者が発言を制限するようになったら、直にそれに従うことになるだろう。

 だから、声を出せるうちに小さくても声を出しておこうと思っている。

2014年9月26日 (金)

秋の味覚 松茸は、「吐き気をもよおさせるキシメジ」

 秋本番を迎える。

 秋の味覚の代表として松茸がある。

 グルメ番組のレポーターが、松茸を口にして感極まって言葉も出ないいうポーズを取る。

 しかし私は、松茸をそんなに美味しいとは思わない。

 「香り松茸、味しめじ」という言葉がある。

 確かに、松茸は独特な香りを発する。

 松茸は人口栽培ができないから、稀少な食べ物となっている。

 だから高い。

 独特の香りが珍重されるのは、とりもなおさず松茸が高価だからだ。

 松茸がもやしみたいに安かったら、あの香りをみんなが珍重するかというと、はなはだ疑問だ。

 これほどまでに松茸を珍重するのは日本だけ。

 欧米では、むしろ嫌な臭いと感じる人が多いそうだ。

 松茸の学名のTricholoma nauseosumはラテン語で「吐き気(nausea)をもよおさせるキシメジ」という意味だそうだ。

 やっぱり私の思っていたことが正しいような気がするなあ。

2014年9月23日 (火)

人材豊富 兵庫県議 ニュースター誕生 岩谷秀雄議員

 大型芸人野々村竜太郎元県議で注目を浴びている兵庫県議会。

 野々村さんに次ぐニュースターが誕生した。

 その人は、岩谷秀雄兵庫県だ。

 政務活動費の領収書をコピーして使い回ししていた疑惑で押しかけた取材陣からの逃走の様がまるでコントだ。

 皮肉にも「政務活動費の削減」を可決した兵庫県議会の本会議場を出たところ取材陣が押しかけた。

 「県民に説明してください」という問いかけに、何も答えず全力奪取。

 は69歳とは思えない、猛烈なスピードで逃走。

 廊下を駆け回り、人をかき分け、階段を駆け降り、走る走る。

 若いころに陸上競技でもやっていたかのような、すばらしい身のこなし。

 追いかけるレポーターも負けてはいない。

 「岩谷先生!それでも県議ですか!県民が納得しませんよ!」「岩谷先生!説明してください!」と叫びながらマイクを突き出すようなスタイルで追いかける。

 「先生!」「先生!」と、やたら先生を連呼する。

 正義の使者と化して悪を追求しているかのように見せかけているが、大衆の興味をあおることが真の目的。

 恥も外聞もかなぐり捨てて逃げ回る紳士と、それを必死の体で追いかけるきちんとした若者。「

 なおも逃走を続ける県議に対して、「先生、危ないから止まりましょう」「あぶないかと止まりましょう」などと、ちょっとやさしい言葉を投げたりする。

 真剣に演じているこの姿は、最近お笑い芸人のなれ合いのトークよりはるかに面白い。

 また、お笑い芸人の強敵が誕生したなあ。

2014年9月22日 (月)

3割超「住みたくない」 広島の被災者、再発を懸念

 3割超「住みたくない」広島の被災者、再発を懸念。

 昨日の日経新聞の見出しである。

 住みたくないと言っているという人が3割もいるという見出しだが、私は、住みたくない人がたった3割しかいないのか?と疑問に思った。

 むしろ驚きの気持ちで記事を読み進めた。

 この記事は、広島市の土砂災害で、被災した住民61人に共同通信が聞き取り調査をしたもの。

 調査は15~19日、被害が大きかった安佐南、安佐北両区の住民を対象に面談と電話で実施。18~82歳の男女が回答した。

 今後の住まいについては、20人が移住を希望。自宅が全壊した人も多かった。

 32人が「元の場所に住み続けたい」と答えたが、うち20人は経済的な負担を抱えたり、自宅が壊れたりしていた。

 これを文字通りに読むと、12人の人は家が壊れてもいないし経済的な負担も無いという状況で、元の場所に住み続けたいということもいえる。

 どんな聞き取り調査をしたのだろう。

 あれだけの大災害を経験して、なおかつ能動的に「元の場所に住み続けたい」と、半数以上の人が考えているのだろうか。

 少なくとも、「住み続けたい」とされた32人のうち、経済的な負担を抱えている20人の人たちは、「住み続けたい」のではなくて「住み続けるしかない」という答えなのではないか。

 このアンケートのなかで、現在の不安を複数あげてもらっているが、一番多かったのは金銭面の不安だった。

 人が土地に抱く愛着は、いろいろだから、住み慣れた土地を離れたくないと思っている人もいるのだろうけど、経済的な負担がまったくないとしての質問だったら、きっと違った結果が出ていることだろう。

 生命の危機を感じながらも、その土地を離れられない。

 人は、同じ災害が起きないことを祈るしかない。

2014年9月20日 (土)

相続税増税と贈与税の非課税枠

 例年、この時期から「税務調査」が本格化する。

 「税務調査」というのは、税金の申告が適正かどうかを税務署が調べることを言う。

 悪意で税金を圧縮する人を探し出すということもあるが、税制を理解していことによる申告漏れが少なくないのだ。

 特に今年は、来年からの相続税増税を控えて、生前贈与に取り組む人が増えていることで、手続きミスはないかを調べるケースか増えそうだ。

 贈与税は年間110万円の基礎控除がある。

 さらに、直系尊属(子・孫)への教育費であれば1500万円、住宅購入であれば最大1000万円の非課税枠がある。

 そんな知識については、多くの人が新聞や雑誌で目にしていることだろう。

 しかし、教育費や住宅購入にあたっての非課税枠を活用した場合には、申告する必要がある。

 それを知らずに申告しなかった場合は、税務署から適正な申告を指摘されることになる。

 税務署は適正な申告を促すため、「お尋ね」を贈るなどして働きかけていくとみられているらしいが、申告漏れを指摘されることのないよう税制を正確に理解しておく必要があるだろう。

2014年9月19日 (金)

「最近の若い者は」

 「最近の若い者は」という言葉は、若者を批判する言葉の枕詞になっている。

 古代エジプトでも言われていた言葉だとか、ギリシャの哲学者も言っているとか、大昔から年寄りは「今の若者は」と、若者に説教したがるものらしい。

 しかし私は、「今の若者はすばらしい!」と思うのだ。

 全米プロテニスで、日本人初の決勝進出を果たした錦織選手もその一人だ。

 錦織選手の決勝後の会見の言葉がすごい!

 「僕はもう、そんなに若くない。だから自分にもっとプレッシャーをかけないと」と言っているのだ。

 気負ったふうでも無く、謙遜でも無く、素直な自分の気持ちが「もう、そんなに若くない」なのだ。

 今回の全米プロの結果で、世代交代が始まっていると言われている。

 世代交代と言うが、ランキングトップのジョコビッチ選手が27歳。

 ランキング2位のナダル選手は28歳。

 ランキング3位のフェデーラ選手はベテランに感じるが、それでも33歳。

 錦織選手が「もう、そんなに若くない」と言うのは、決してオーバーな話ではないのだ。

 決勝進出という、日本人前人未到の大記録を達成しながら、たかぶりもせず、奢りもせず、冷静に自分を分析し、次の高みを見据えている。

 24歳の若者なのだが、私なんぞ、遠く及ばない偉大な存在に感じてしまう。

 ゴルフの石川遼選手。野球の田中将大選手。体操の内村航平選手。

 フィギュアスケートの浅田真央選手、高橋大輔選手。

 スポーツ界で活躍する、恐れ入ってしまう選手は、枚挙のいとまがない。

 すばらしい若者はスポーツ選手だけではない。

 芸能界で、いっけんチャラチャラしているようなアイドルタレントと言われる若者も、今の若い人は実にしっかりした自分の言葉で話をする。

 AKBのかわいい女の子が、「振り返って後悔することの無いように生きたい」なんて言う。

 年をとった成功者が、成功した結果論で発する言葉より、発展中の若者の口からでる言葉の方が私の胸を打つ。

 そんな若者たちを見ていて、尊敬の念すら感じてしまう。

 しかし、残念ながら、私に残された時間は少なくなってしまった。

 本音を言えば、そんな若者たちのすばらしい言葉に感動しつつも、打ちのめされてしまいそうになるのだ。

2014年9月18日 (木)

特許逃した日本 3Dプリンター

 次のヒット商品と目されている3Dプリンターの特許を、日本がとりそこなっていた。

 アメリカでは、一般家庭に3Dプリンターが急速に普及しつつある。

 玩具やフィギアー、食器やコップなどが簡単に自宅で作れるのだ。

 日本でも、3Dプリンターで殺傷能力がある拳銃を自作して銃刀法違反で逮捕者が出た。

 これからますます発展しそうな3Dプリンターなのだが、海外に特許をとられ、本体だけでなく、消耗品、ソフト、すべて海外勢に押さえられている。

 経済産業省幹部も「樹脂の3Dプリンターは海外に先行され、もう勝ち目がない」と認めているという。

 3Dプリンターを使えば使うだけ、海外にお金が流れるというわけだ。

 この3Dプリンターの技術につながるアイデアが、30年以上も前に日本人が思いついていたというのだ。

 名古屋市工業研究所に勤務していた小玉秀男さん(64)が、その人だ。

 樹脂は光が当たった部分だけが固まる性質があり、洗い流すと固まった部分だけが盛り上がった。文字の形に光をあてると、その部分だけが盛り上がってハンコのようになり、そこにインクをつけて新聞を刷るという仕組みを見て、この工程を繰り返して樹脂を重ねれば、立体物が作れるはずというアイデアがひらめいた。

 小玉さんは手のひらに乗る大きさの2階建ての家をつくった。

 厚さ2ミリの層を27枚重ねた家は、細かい間取りやらせん階段、食卓まで作り込まれていた。

 小玉は特許を申請しようと周囲に相談したが、職場の支援は得られず、自力で特許は申請した

 論文を書いて日本と海外で発表し、アイデアを公開したが、反響は芳しくなかった。

 
 それで意気消沈したこだまさんは、特許を取るには申請後に「審査請求」をする必要があるが、その手続きをしなかった。

 ところが、95年、小玉は英国の民間財団が優れた発明に贈る「ランク賞」を受賞。

 3Dプリンターの基礎技術を世界で初めて発表したことが評価されたのだ。

 このときの共同受賞者が、米国のチャールズ・ハル。

 小玉さんにに遅れること4年、84年に特許出願し、3Dシステムズというベンチャーを起業していた。

 その3Dシステムズはいまや、米ストラタシス社に次ぐ3Dプリンターの世界の2大大手になっているという。

 小玉さんは、「失敗したと、悔しい思いをした。自分の研究成果の意義をもっと分かってもらう努力をすべきだった」と悔やんでいるらしい。(以上、朝日新聞13日より)

 なんとも、もったいない話だ。

 

2014年9月15日 (月)

固定資産税、取られすぎてませんか?

 市町村が固定資産税を徴収しすぎるミスが全国で後を絶たないという。(日経新聞)

 
 職員の知識不足や単純ミスが原因だ。

 払いすぎた税金を、戻せば済むというような簡単な問題ではない場合もある。

 埼玉県新座市では、市のミスで固定資産税を27年間にわたり本来より多く課税された夫婦が、納税のため自宅を手放していたことが発覚した。

 土地や住宅の書類をみた不動産会社が過徴収に気づき、市はミスを認めたがすでに売買は成立していたという。

 また、20年間で約4850万円も多く課税されたりといった深刻な事案もある。

 総務省の調査では2009~11年度の3年間で、固定資産税の取りすぎが発覚して減額修正されたのは全国で25万件以上あった。

 14年に入っても兵庫県加古川市で20年にわたり約80件を対象に総額約1億9千万円を過徴収していたことが発覚している。

 また、埼玉県白岡市では1軒の事務所・倉庫に20年間で計約4850万円も多く徴収している。

 ミスの原因は、パソコンに入力する際に数字を間違えるというような単純ミスや、住宅用地の場合の減税の特例の適用を忘れたりという知識不足もある。

 市(町・村)役所は、数年で部署の移動があって、税務に精通していない職員もいるわけだ。

 「発覚するのは氷山の一角」と言う専門家もいる。

 課税額が正しいか確かめる自衛策も必要」と指摘する。

 全国各地から固定資産税の相談を受ける不動産鑑定士の山口隆志氏(72)は「税額の算出方法は複雑で、誤って課税しても表面化しにくい。納税者はおかしいと思ったら情報公開請求で計算書などを取り寄せ、専門家に相談して課税額が適正か確かめてみた方がいい」と話している。

 不動産鑑定士のような専門家に相談すると、当然ながら相談料がいるだろう。

 悪徳不動産屋という単語があって、不動産屋の言うことは信用しないと言いながら、不動産屋を無料で使い倒す善良な消費者も少なくない。

 私のまわりにも、日頃、悪徳不動産屋と悪口を言っているくせに、何かあると無料で相談にくる「善良な消費者」がいる。

 当、悪徳不動産屋としては、なんでもかんでも無料で教えることはしないぞー!

2014年9月14日 (日)

引退相撲はつらいよ

 昨日の朝日新聞に、元大関の琴欧洲親方が今、自分の「引退相撲」に向けて、てんてこ舞いしているという記事があった。

 「時間を削って動き回っています。全部終わったら、とにかく眠りたい」というくらい、とにかく忙しいらしい。

 引退相撲というと、相撲関係者や有名人が土俵にあがって、まげを切る断髪式を思い浮かべるが、それはクライマックスのイベントだそうだ。

 幕内・十両の取組があり、禁じ手をコント風に演じる「しょっきり」があり、大銀杏(おおいちょう)を結う実演や横綱の綱締めなど、出し物満載の一大イベントである。

 相撲を引退する力士の誰もがやるのではなく、関取を通算30場所以上勤めた力士のみ、国技館での開催が許されのだ。

 しかし、実績を残した力士の最後の晴れ舞台で、力士会が全面協力はしてくれるが、何から何まで誰かがお膳立てしてくれて、自分は当日顔を出せばいいというものではないのだそうだ。

 それはもう「想像を絶する苦労」だそうで、まげを切ってもらう招待客の手配から、その順番決め、スポンサー探し、事務局の設置、切符の販売等々、全部、自分でやらなければならない。

 琴欧洲親方はもう何カ月も、朝は所属する佐渡ケ嶽部屋で稽古を指導し、昼は打ち合わせ、夜は後援者の宴席へ顔を出して酒を飲み、深夜に帰宅後に妻と打ち合わせ、という毎日。

 おどろくのは、 琴欧洲ほどの人気大関でも切符販売には苦労しているということ。

 「まだたくさん切符が残っています。助けてください」と悲鳴をあげているとあったが、(ほんとかなー?)

 この記事を書いた記者は琴欧洲親方のファンなのだろう。記事には、問い合わせ先まで書いてあった。

 ちなみに問い合わせ先は、「琴欧洲引退相撲事務局」(070・1279・2072)だそうだ。

 この記事を転載させてもらったのは、私も琴欧洲関が好きだから。

 ハンサムで真面目で好感のもてる力士だった。

 日本に帰化して親方になって、今後は後進の指導をしていくことになる。

 琴欧洲親方の、第二の相撲人生に声援を送りたい。

2014年9月13日 (土)

 江戸時代の種モミを収穫

 当地(宮崎県の北端の街・延岡市)限定ローカル夕刊紙「夕刊デイリー」に、夢のあるこんな記事が掲載されていた。

 「えっ、江戸時代?の種もみを収穫」

 JA延岡地域農業振興支援センター取り取締役部長の山内康隆さんは、12日「江戸時代に先祖が残したと思われる種もみ」から育てた稲穂の収穫作業を行った、というのである。

 解体した土倉にあった陶製のかめの中に、「寛政六 甲寅(きのえとら)正月」と記された和紙とともに、3㎏の種もみが油紙などに包まれていた。

 当時の米の味に興味を抱いた山本さんは、昨年、自分の田んぼに植え付け、500㎏を収穫した。

 自家用の残りを知人に分けたところ、粒が大きい上に、モチモチしていておいしい、と評判がよかったので、今年は本格的に栽培することになったらしい。

 昨年、育成がバラバラだったため、種もみを塩水に漬けるなどして厳選したという。

 品種固定をするには5、6年かかるため今のところ販売の予定はないが、将来的にはDNA鑑定で種もみの品種などを科学的に実証して、いずれは先祖の名前にちなんで「寛四郎米」と名付けて売り出したいと話している。

 最終的には品種登録し、地元で限定栽培して地域ブランド米に育てたいと夢を広げている。

 全国ニュースでとりあげてもらいたいような、楽しい夢のある話題だなあ。

2014年9月12日 (金)

なぜ16年も?工藤会最高幹部逮捕

 16年前の北九州市漁協の組合長射殺事件で、警察は11日、特定危険指定暴力団・工藤会の最高幹部を殺人などの疑いで逮捕したというニュース。

 なぜ、16年経った今なのだろう?

 なぜ、逮捕まで16年もかかってしまったのだろう?

 私の思いを詳しく書くと、工藤会からも警察からもにらまれそうだから、私の思いは書かないけど、なぜなのだろう?

2014年9月11日 (木)

 宮崎で、未成年のHIV感染 初確認

  今朝の地元ローカルニュースを見ていて驚いた。

 宮崎県内で初の未成年のHIV感染者が確認されたと報じているではないか。

 昨日のブログで、デング熱よりもっと重要な報道があるだろうということで、結核とエイズについて報道しろと書いたばかりだ。

 デング熱なんてエイズに比べたら屁みたいなもの。

 秋になって蚊がいなくなれば、デング熱も終わる。

 HIVは、そういうわけにはいかない。

 ほっておくと、急激に増殖してしまう恐れがある病気なのだ。

 それなのに、エイズも死にいたる病から、死なずにすむ病気になってしまって、マスコミから取り上げられなくなってしまった。

 今回発見された患者は、エイズを発症していたようだ。

 平和な田舎町の宮崎だけど、ここ数年エイズウイルスの感染者は増える傾向にあるそうだ。

 適切な治療を受ければ死ななくなった病気だけど、エイズウイルスにかかってしまうと、感染者(キャリアー)から抜け出すことはできない。

 エイズという病気は、正しい知識で、正しく対処していけば、十分に予防できる病気なのだから、マスコミは正しい情報をもっと伝えるべきなのだ。

 こんな話をすると、私が感染しそうな生活をしているようだが、残念ながら、私はエイズ感染とは無縁の色気ない生活をしているのでありますよ。

2014年9月10日 (水)

テング熱はもういい。結核やエイズを報道せよ。

 昨日、今日と、全米オープンテニスの錦織選手の話題でもちっきり。

 優勝できなかったことは残念だけど、準優勝でも歴史に名を残す快挙だ。

 ほんとうに、すごいことをやってくれた。

 日頃私は、スポーツ選手の「勇気を与えたい」という選手の言葉を苦々しく思っているのだが、錦織選手の活躍には感動を覚えた。(しかし、勇気は与えてもらっていない。そ)

 「勇気をもらった」と人々がざわめきたつのも当然のことだろう。

 しかしワイドショー・ニュースで、これに続く話題が、デング熱ってのが、どうにもいただけない。

 もう、何度か書いたことだが、デング熱ってのは大した病気ではない。

 症状としてはちょっと高熱がでるというだけで、インフルエンザより軽い病気なのだ。

 物珍しい病名に人が驚いているのをいいことに、テレビが騒ぎ立てて、恐ろしい病気のように勘違いさせているだけだ。

 視聴率がとれそうなネタをみつけると、話を盛って、ネタを肥大化させるのがテレビのやり口。

 見たくもなくてチャンネルを変えても、そこでも同じネタを繰り広げている。

 辟易しつつテレビを聞き流している人も多いはずだ。

 いつも思うのだが、もっと大事なことがあるだろう!

 と、一人で怒っているのだが、今日の日経新聞のウイルス研究の記事が、デング熱のことで、私の思いをうまく説明してくれていた。

 その記事にはこうあった。

 『世界で3500万人の感染者がいるエイズだ。エイズウイルス(HIV)に感染すると治療しなければ数年で発症して死ぬが、今は薬でウイルスの増殖を抑えることができ、日常生活は問題なく送れる。欧米では、感染拡大が収まりつつある。

 ところが、判明しているだけで約2万人の感染者がいる日本は鎮まりそうにない。

 
 新たな感染者は毎年1400人ほど見つかっているが、エイズを発症して体調を崩してから気づく人が約400人と減らない。(日経記事の文章そのままなのだけど、この一文はちょっと文章がおかしいような気がする)

 「感染から発症までの数年の間に、無自覚にウイルスを他人に広めてしまう」。国立感染症研究所の俣野哲朗エイズ研究センター長は危機感をあらわにする。

 この記事にあるように、エイズは、かつては死に至る病だった。

 感染してもエイズの発症を抑える薬ができたといっても、治療を間違えると死に直結する病気であることには変わりはない。

 マスコミは、エイズ研究センター長が危機感を訴えている、「無自覚にウイルスを他人にひろめてしまう」ことを阻止するための報道にこそ力を入れるべきなのだ。

 また、記事では、結核についても触れていた。

 日本は優れた医療技術があるにもかかわらず、実は結核は先進国の中で際立って患者が多い「中蔓延(まんえん)国」だというのだ。

 そういえば、以前なにかの番組で、日本における結核による死亡者がけっこうあると言っていたのを思い出して、ネットで調べてみた。

 厚生労働省のホームページによると、毎年2万人以上の人が結核に感染していて、平成24年中の結核による死亡者数は2,110人で死亡原因の26位である。

 日経新聞では、「未知の感染症には注目するが、名前を知っている感染症への関心が薄れやすい」

 「国内で感染者が増えているデング熱のように新しい感染症は注目されやすいが、リスクが高いとは限らない。適切な対策を進めるために、感染症の正確な知識を啓発し「正しく怖がる」ことを理解してもらう必要がある。」

 そのとおり、それを国民に理解させるための報道に、もうちょっと力をいれてもらいたいものだ。

 いたずらに人心を混乱させることのほうが視聴率がとれると思っているのかもしれないが、役に立つ情報を伝える番組をつくれば、堅実な視聴率はとれるはずだ。

 どこか、一つくらい国民を馬鹿にしない番組はできないものだろうかなあ。

 

2014年9月 9日 (火)

中秋の名月

 昨日は中秋の名月。

 東の空を見やると、まんまるい大きな月が白く輝いていた。

 月にかわりはないのだが、「中秋」の「名月」なんて聞くと、なんだか格別にきれいに思ってしまう。

 そして今日、バイクで切る風は秋を感じる。

 異常気象だ、地球温暖化だと言っていても、確実に季節は巡っている。

2014年9月 8日 (月)

広島の土砂災害 「住み続けたい」が46%。

 広島の土砂災害被災者のうち約半数の人が住み続けたいと回答した。

 これは朝日新聞が被災者100人に聴き取り調査をした結果だ。

 調査によると、災害前、「自宅が土砂災害の恐れのある地域」だと思っていた人は17人。

 80%以上の人が危険性を知らずに住んでいたが、危険性を承知で住んでいた人が17人もいた。

 「今後も危険があると思う」と答えた人は84人。

 さらに、危険だと思いいつも、それでも「住み続けたい」と回答したのが46人もいる。

 「調査は1日までの3日間、安佐南区の3カ所の避難所の被災者で、いずれも被害が集中した八木・緑井両地区の住民ということ。

 そんな状況にありながら、「住み続けたい」という人々の気持ちはさまざまなのだろう。

 長年住んでいる土地に対する愛着もあるのだろう。

 しかし、一番の理由は経済的な事情ではないのだろうか。

 もし移転費用のすべてを国や自治体が肩代わりしてくれるとしたら、回答の結果は大きく変わってくるだろう。

 「生命あっての物種」。死んでしまっては意味がないのだけど、「金がなくては何もできない」ということだろうか。

 げに「金」の力の世の中だ。

2014年9月 7日 (日)

声を出せる人はいい。「下衆の下衆」。ダウンタウンの松本氏怒る。

 「お前らは、本当に下衆の下衆や!」

 今日のフジテレビ「ワイドなショー」でのこと。

 「ダウンタウン」の松本人志さんが、怒りもあらわに、何度も「下衆!」だと叫んでいた。

 松本さんの怒りは、先月18日に亡くなった父親について、母親のもとに取材におしかけた週刊誌に対してのものだった。

 「おやじが死んで、心身ともに立ち直れないおばあちゃんに対し、取材に行く。お前らは本当に下衆の下衆やな!」と、声を荒らげて非難していた。

 「葬儀が終わったばかりのところに、素人のおばあちゃんに行く状況が信じられない」と言っていた。

 その通りだ。

 松本さんの非難の対象は週刊誌だけのようだったが、こんな非常識な姿はテレビのワイドショーでも度々見かける。

 その人道にももとる行為について、私はテレビの悪行と題して何度か書いた。

 今回、松本さんの母親に取材に押しかけたのは週刊誌だけだったのは、松本さんの意向をふまえてテレビ局は取材を控えていたのかもしれない。

 松本さんは、大きな声で発言できる立場の人間。

 だから、週刊誌の非常識を非難することができる。

 だけど、多くの人はマスコミの非常識に対して抗するすべがない。

 子供の生命を奪われた遺族のもとに、「今、どういうお気持ちですか」とマイクをつきつける理不尽がワイドショーでは、まかり通っている。

 松本さんは、発言できる立場にある人だから、この際、自分のこととしてだけでなく、マスコミの非常識を糾弾して欲しい。

 

2014年9月 6日 (土)

収まらない「デング熱報道」熱

 デング熱報道は拡がるばかり。

 感染者は14都道府県で70人以上になった。

 また今度は、代々木公園周辺だけでなく、新宿中央公園付近での感染者が出たとの新しい話題が出て、テレビ局は色めき立っている。

 「デング熱」という、おどろおどろしい病名を掲げて、人々を惑わそうとしているのだ。

 どの局も、「デング熱」の感染が拡がっているという報道はするが、「デング熱」の症状にはふれない。

 罹患した人へのインタビューを見ていると、対した病気ではなさそうな気がする。

 ウィキペディアには、「デングウイルスに感染しても8割は無症状であり、それ以外も軽度の症状、例えば合併症を伴わない発熱症状が現れるだけがほとんどである」とある。

 ただし、「5%の感染者では重症にまで発展することがある」そうだ。

 体内からウイルスが消失すると症状もなくなり、予後は比較的良好だそうだ。

 やっぱり、そんなに恐れるほどの病気ではないようだ。

 人々が「デング熱」という聞き慣れない病気に不安をいだいていることをいいことに、騒ぎ立てて視聴率を稼ぐという、テレビのいつものやり口なのだなあ。

2014年9月 5日 (金)

遺体ホテル

 「遺体ホテル?」

 今朝の「とくダネ」の「遺体ホテル」なる見出し。

 興味をそそる見出しである。

 遺体を留め置くという状況というものはどういうものだろうかと、一瞬、想像がつかなかった。

 「とくダネ」が取り上げていたのは、川崎市で3日開業した遺体を安置する施設のことであった。

 火葬する前の遺体を1~2日間預かる施設だという。

 首都圏では火葬場が不足しており、火葬まで数日待たされることがある。

 その間、遺体を預かるというものだそうだ。

 現在の日本では、80%以上の人が病院で亡くなる。

 亡くなると、病院からは、速やかに遺体を運び出すことをもとめられる。

 通常は、その手続きを葬儀社が担うことが多く、遺体の移送からそのまま葬儀までを依頼することになる。

 当地(宮崎県の北端の街・延岡市)のような田舎でも、自宅でお通夜、葬儀を執り行うことは少ない。

 遺体を安置する場所や参列者の応対の問題を考えると、葬儀社でお通夜から葬式まですませるのが通常になっている。

 ましてや、首都圏の住宅事情では自宅に遺体を安置しておくということはできないだろう。

 そんな状況で火葬の順番待ちをしなくてはならないとなると、遺体の保管施設は必要不可欠な施設だともいえる。

 遺体を見守る遺族のこと考えると、余り交通の便の悪いところでは便利が悪い。

 それで、住宅街の中にこの施設ができたのだろう。

 理論的には理解できても、いざそんな施設が自分の家の隣に来るのは誰だって嫌だ。

 近隣の住民が反対するのは当然のことだろう。

 しかし、この施設の建設や運営を差し止めることはできない。

 法的には何ら問題がないのだ。

 都市計画法では用途地域が定められていて、建築物等の用途が制限されている。

 
 用途は細かく制限されている。

 学校、病院、ホテル、旅館、工場、危険物の貯蔵庫等々。

 店舗の大きさや、工場の規模による制限もある。

 遺骨納める納骨堂は、墓地や火葬場同様、「墓地・埋葬等に関する法律」による厳しい制限があるが、葬儀場や遺体の安置所に対する制限の規定はないのだ。

 法治国家ある限り、法律に違反しないものを規制することはできない。

 死は、誰にも訪れるもの。

 葬儀場も、墓場も無くてはならない必要施設であるけれど、自分の隣に来るとなると迷惑施設となる。

 ゴミ焼却場まだだってそう。

 だけど、放射性廃棄物の処理場の問題に比べれば、なんとか許容できる問題だとも言えるのかなあ。

2014年9月 4日 (木)

すごい!すごい!すごい! 快挙! 快挙!錦織選手ベスト4!

 朝のワイドショーに、嬉しいニュースが飛び込んできた。

 錦織選手が、テニスのグランドスラムである全米オープンでベスト4に入る快挙のニュースだ。

 今朝のワイドショーは、本当に国家国民のためを思っての改造なのか疑問な安倍改造内閣のことばかり。

 強い安倍政権への空気を読んだような、かわりばえのしない解説ばかり。

 その次に大きな話題はデング熱。

 それほどまでに大したことはない病気を、大仰に騒ぎ立てて不安をあおる報道。

 つまらないとは思いつつも惰性でテレビをながめていたら、錦織選手ベスト4進出のニュースが飛び込んできた。

 昨日、ベスト8に入ったときのインタビューでの、「勝てない相手はいないと思うので」という言葉を、なんと大きな言葉かと感じ入っていた。

 その言葉のとおりの快挙。

 テニスで日本人が優勝を争うことがあるなんて想像もしていなかったことだけど、彼は頂点に立ってみせてくれるだろう。

 ひにくれ者の私は、スポーツ選手の「勇気を与えたい」という言葉に違和感を感じていたけど、錦織選手の快挙には「勇気与えられた」気がする。

2014年9月 3日 (水)

デング出血熱狂騒曲

 国内で、デング熱感染が広がっている。

 今日現在で感染が確定しているのは37人。

 思いの外感染者がが増えているような気もするが、蚊を媒介としないと感染しない病気で、これから秋に向かっては蚊が活動しなくなるから、早晩、収まる話だろう。

 それに、テング熱はそんなに騒ぎ立てるような深刻な病気ではない。

 エボラ出血熱という致死率の高い病気が世界的な深刻な問題として騒がれていて、「エボラ」「熱」と「デング」「熱」と、ちょっと名前が似ているので、なんとなく怖い病気のような錯覚をしてしまうが、「エボラ」とはまったくの別物。

 火の手が広がりそうだと思うと、火を煽り立てるのがテレビのワイドショー。

 「デング」で視聴率がとれそうだもので、今朝のワイドショーでは各局が「デング出血熱」なんて病気を見つけてきて、視聴者の興味をかきたてる作戦にでた。

 「デング出血熱」となると、これはもう「エボラ出血熱」と同等に感じさせる。

 視聴者を錯覚させて不安に陥れようというわけだ。

 しかし、「デング出血熱」の死亡率は1%。

 しかも、「デング熱」に罹ってもすぐに「デング熱」になるわけではない。

 デング熱のウイルスは1型から4型まであって、1型に罹った人は1型の免疫ができるので1型のデング熱には罹らない。

 その人が1型以外のウイルスに感染したときに「デング出血熱」を発症することがあるというのだ。

 日本にいて、1型に感染した人が、その後2型のウイルスに感染する確率はどれくらいあるのだろう。

 最悪、重複して感染して、さらにさらに、わずかな確率で「デング出血熱」を発症するという自体があったとしても、発症した人が死亡する確率はわずか1%。

 日本にいて「デング出血熱」で死亡する確率は、宝くじにあたる確率よりも少ないのではないだろうか。

 そんな危険性の低い病気なのに、ことさら人々を恐怖におとしいれて喜んでいるのがテレビのやり口なのだなあ。

 もっと、本当に怖いものに、人々の目をやらないようにしているのもテレビなのだ。

2014年9月 2日 (火)

24時間テレビ 城島さんが101㎞マラソン完走

 一昨日の日曜日、TOKIOKの城島さんが恒例の日本テレビ「24時間テレビ 愛は地球を救う」で101㎞マラソンを完走した。

 「24時間テレビ」は、チャリティーを商品化しているようで、私は好きではない。

 だけど、番組の看板イベントの24時間マラソンだけには興味がある。

 私は、ずっと前からフルマラソンを走ってみたいと思っていたから、テレビタレントが24時間かけて100㎞の長距離を走るのには興味があった。

 善意の押しつけみたいな場面には嫌悪感を感じるので、ちょくちょくチャンネルを変えてマラソンの経過だけを見ることにしている。

 人が、24時間マラソンに限らず、ただひたすら走るだけで変化のない画面に引きつけられるのはなぜなのだろう。

 自分がなし得ない、体力の限界まで追い詰めて走る姿に人は心を打たれるのではないだろうか。

 去年までの私はそうだった。

 苦痛に耐えてゴールを目指す姿を感動しながら見つめていた。

 ただ、感動しながらも、走っているのがタレントだから、苦痛の姿には演技が加わっていると、どこかで少しひいて見てしまうところもあった。

 しかし、今年の私は、城島さんの痛みが身にしみてわかった。

 私は、去年、念願の青島太平洋マラソンを経験して、その苦しみを身をもって軽々している。

 35㎞を越してからの足の痛みは尋常ではなかった。

 ましてや、その2倍以上の100㎞を走るのだから、足の痛みは想像できる。

 城島さんの頑張る姿に、涙が出そうになる。

 そして、沿道の声援が痛みを和らげてくれることも実感している。

 今年は、「みなさんの声援があったから走りきることができました」という言葉を、本当にそのとおりに感じることができる。

 マラソンは人を感動させる。

 感動が、ゴールシーンで42%の視聴率をとらせたのだろう。

 アナウンサーの実況も心を揺さぶる。

 実況のアナウンサーが、今年の沿道からの声援で特徴的なのは30代、40代の声援が多いと報じていた。

 気になったのは実況するアナウンサーが、何度も何度も発するセリフ。

 「年齢的に自分は走れないと思っている人たちが、自分の年代を代表して走る城島さんの姿に勇気づけられているのでしょう」という言葉を聞いて、私の心が揺さぶられた。

 もう走らないと決めたフルマラソンだが、私はまわりの初老の代表として、もう1度走ってみようかという、さざ波がたった。

 でも、ひっかかるのは城島さんの「ただの43歳のおっさん」という言葉。

 城島さんの言葉として何度も使われていたが、43歳は「ただのおっさん」だけど、63歳は何と言えばいいのだろう。

 63歳は「じいさん」か?

 まだ「じいさん」と呼ばれるには早し、「63歳のじいさん」では語呂が悪い。

 「63歳のおじん」と称して、来年、また青島太平洋マラソンに挑戦してみようかな、なんて思ってしまった。

2014年9月 1日 (月)

悪徳不動産屋日記 土砂災害防止法改正

 広島市の大規模な土砂災害を受けて、安倍総理が、今日、秋の臨時国会で土砂災害防止法の改正案を成立させるよう指示した。

 「やっぱりな」という感想である。

 私は、仕事がらビル管理をしているのだが、ホテルで火災があり死亡者が出ると、その後消防署が立ち入り調査をして、不備な点の改良を指導してまわる。

 また、雑居ビルで死亡者の出るような火災事故がおこると、雑居ビルに消防署が入り、改善指導をする。

 古い雑居ビルの場合、建築当時には適格な建物であっても、その後の法規制で不的確になるものもある。

 それについて改善するように指導を受けるわけだが、ビル経営者の実情では、改善工事に多額の費用がかかる場合、やりたくてもやれないという現実もある。

 十年も二十年もの間、何事もなく運営してきているビル経営者にとって、新たな法規制は歓迎できるものではない。

 土砂災害防止法についても、似たことが言える。

 現在土砂災害警戒区域としての指定がない土地の所有者にとって、警戒区域と指定されることは嬉しい話ではない。

 何かの事情で売ることになった場合、売れにくくなるだろうし、売れるにしても大幅に価格を下げざるを得なくなる。

 ちなみに、「土砂災害危険個所」というは、1/25,000 地形図で土砂災害のおそれがある箇所を図上から想定した箇所で法的な位置づけはない。

 「土砂災害危険箇所」のうち、市町村の都市計画図や空撮により整備した1/2,500 地形図により現地調査を行い、土砂災害のおそれがある箇所が、「土砂災害警戒区域」に指定される。

 この区域は、警戒避難体制の整備や住宅の構造規制が行われる。

 土砂災害特別警戒区域となるとは、土砂災害警戒区域の中で、建築物に損壊が生じ、住民に著しい危害が生じる恐れがある区域と規定されている。

 「建物に損壊が生じ、住民に著しい危害が生じる恐れがある」という判定を受けた土地を、安いからといってわざわざ新たに購入する人はいないだろう。

 ことは、人の生命に関わることだから、政府の方針を曲げることはできないだろうし、法改正はやむを得ないことだとは思う。

 しかし、今までなんでもなかった土地なのに、急に「生命の危険がある土地」だというレッテルをつけられるのだから、現在そこに住んでいる人や土地を持っている人は、それに反対したくなると言うものだ。

 しかし、大変なのは、実務にたたされる地方自治体の担当職員さんだ。

 現地調査を行う場合に、地域住民からの反発は必至だろう。

 善良な市民であっても、自分の経済的価値を損なわれるとなると黙ってはいない。

 自分が損を被るかもしれないとなると、猛反対運動が起こるやもしれない。

 悪徳不動産屋としては、自分の取り扱っている物件が警戒区域に指定されないことを祈るのみである。

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