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2014年9月19日 (金)

「最近の若い者は」

 「最近の若い者は」という言葉は、若者を批判する言葉の枕詞になっている。

 古代エジプトでも言われていた言葉だとか、ギリシャの哲学者も言っているとか、大昔から年寄りは「今の若者は」と、若者に説教したがるものらしい。

 しかし私は、「今の若者はすばらしい!」と思うのだ。

 全米プロテニスで、日本人初の決勝進出を果たした錦織選手もその一人だ。

 錦織選手の決勝後の会見の言葉がすごい!

 「僕はもう、そんなに若くない。だから自分にもっとプレッシャーをかけないと」と言っているのだ。

 気負ったふうでも無く、謙遜でも無く、素直な自分の気持ちが「もう、そんなに若くない」なのだ。

 今回の全米プロの結果で、世代交代が始まっていると言われている。

 世代交代と言うが、ランキングトップのジョコビッチ選手が27歳。

 ランキング2位のナダル選手は28歳。

 ランキング3位のフェデーラ選手はベテランに感じるが、それでも33歳。

 錦織選手が「もう、そんなに若くない」と言うのは、決してオーバーな話ではないのだ。

 決勝進出という、日本人前人未到の大記録を達成しながら、たかぶりもせず、奢りもせず、冷静に自分を分析し、次の高みを見据えている。

 24歳の若者なのだが、私なんぞ、遠く及ばない偉大な存在に感じてしまう。

 ゴルフの石川遼選手。野球の田中将大選手。体操の内村航平選手。

 フィギュアスケートの浅田真央選手、高橋大輔選手。

 スポーツ界で活躍する、恐れ入ってしまう選手は、枚挙のいとまがない。

 すばらしい若者はスポーツ選手だけではない。

 芸能界で、いっけんチャラチャラしているようなアイドルタレントと言われる若者も、今の若い人は実にしっかりした自分の言葉で話をする。

 AKBのかわいい女の子が、「振り返って後悔することの無いように生きたい」なんて言う。

 年をとった成功者が、成功した結果論で発する言葉より、発展中の若者の口からでる言葉の方が私の胸を打つ。

 そんな若者たちを見ていて、尊敬の念すら感じてしまう。

 しかし、残念ながら、私に残された時間は少なくなってしまった。

 本音を言えば、そんな若者たちのすばらしい言葉に感動しつつも、打ちのめされてしまいそうになるのだ。

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