引退相撲はつらいよ
昨日の朝日新聞に、元大関の琴欧洲親方が今、自分の「引退相撲」に向けて、てんてこ舞いしているという記事があった。
「時間を削って動き回っています。全部終わったら、とにかく眠りたい」というくらい、とにかく忙しいらしい。
引退相撲というと、相撲関係者や有名人が土俵にあがって、まげを切る断髪式を思い浮かべるが、それはクライマックスのイベントだそうだ。
幕内・十両の取組があり、禁じ手をコント風に演じる「しょっきり」があり、大銀杏(おおいちょう)を結う実演や横綱の綱締めなど、出し物満載の一大イベントである。
相撲を引退する力士の誰もがやるのではなく、関取を通算30場所以上勤めた力士のみ、国技館での開催が許されのだ。
しかし、実績を残した力士の最後の晴れ舞台で、力士会が全面協力はしてくれるが、何から何まで誰かがお膳立てしてくれて、自分は当日顔を出せばいいというものではないのだそうだ。
それはもう「想像を絶する苦労」だそうで、まげを切ってもらう招待客の手配から、その順番決め、スポンサー探し、事務局の設置、切符の販売等々、全部、自分でやらなければならない。
琴欧洲親方はもう何カ月も、朝は所属する佐渡ケ嶽部屋で稽古を指導し、昼は打ち合わせ、夜は後援者の宴席へ顔を出して酒を飲み、深夜に帰宅後に妻と打ち合わせ、という毎日。
おどろくのは、 琴欧洲ほどの人気大関でも切符販売には苦労しているということ。
「まだたくさん切符が残っています。助けてください」と悲鳴をあげているとあったが、(ほんとかなー?)
この記事を書いた記者は琴欧洲親方のファンなのだろう。記事には、問い合わせ先まで書いてあった。
ちなみに問い合わせ先は、「琴欧洲引退相撲事務局」(070・1279・2072)だそうだ。
この記事を転載させてもらったのは、私も琴欧洲関が好きだから。
ハンサムで真面目で好感のもてる力士だった。
日本に帰化して親方になって、今後は後進の指導をしていくことになる。
琴欧洲親方の、第二の相撲人生に声援を送りたい。
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