江戸時代の種モミを収穫
当地(宮崎県の北端の街・延岡市)限定ローカル夕刊紙「夕刊デイリー」に、夢のあるこんな記事が掲載されていた。
「えっ、江戸時代?の種もみを収穫」
JA延岡地域農業振興支援センター取り取締役部長の山内康隆さんは、12日「江戸時代に先祖が残したと思われる種もみ」から育てた稲穂の収穫作業を行った、というのである。
解体した土倉にあった陶製のかめの中に、「寛政六 甲寅(きのえとら)正月」と記された和紙とともに、3㎏の種もみが油紙などに包まれていた。
当時の米の味に興味を抱いた山本さんは、昨年、自分の田んぼに植え付け、500㎏を収穫した。
自家用の残りを知人に分けたところ、粒が大きい上に、モチモチしていておいしい、と評判がよかったので、今年は本格的に栽培することになったらしい。
昨年、育成がバラバラだったため、種もみを塩水に漬けるなどして厳選したという。
品種固定をするには5、6年かかるため今のところ販売の予定はないが、将来的にはDNA鑑定で種もみの品種などを科学的に実証して、いずれは先祖の名前にちなんで「寛四郎米」と名付けて売り出したいと話している。
最終的には品種登録し、地元で限定栽培して地域ブランド米に育てたいと夢を広げている。
全国ニュースでとりあげてもらいたいような、楽しい夢のある話題だなあ。
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