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2014年10月16日 (木)

悪徳不動産屋日記 人のふり見て

 「トイレの水が止まらない!」

 アパートの入居者からの電話だった。

 じゃっかん悲壮が漂っている。

 トイレの水が止まらないのは、ほとんどの場合ロータンクのフロートがひっかかってのことだ。

 ロータンクの仕組みがわかっていると簡単に処置できることだ。

 それで、「水がたまるロータンクがあるでしょう?」と聞くと、ロータンクはないと言う。

 それなら、便器につながっている水道のパイプにネジがあるから、とりあえずそのネジを閉めて水を止めて下さいと伝え、すぐにアパートに出向いた。

 簡単に直せると思って出向いたのだが、ロータンクはない。

 水が猛烈な勢いで流れている。

 とりあえず水を止めようと、パイプの途中にあるネジを閉めようとしたのだが、古くてさび付いていて閉まらない。

 このまま漏れ続けると、馬鹿にならない水道代になりそうな水の勢いだ。

 それで、すぐに修理に来てもらおうと思って、かかりつけの水道工事会社の電話をした。

 このすぐに来られない時は、別の会社に頼まなくてはいけない。

 「もしもし、いつもお世話になります。不動産情報館です。以前何度か見てもらっているコーポ○〇のトイレの水漏れがひどいので、すぐに来られるかどうか手配してもらえますか」

 当地(宮崎県の北端の街・延岡市)では一番大きな部類の水道会社で社員も多いのだが、全員出払っていることもある。

 この水漏れの様子では、すぐに来られない時は別の会社に頼まなくては仕方がない。

 気が急いて電話しているのだが、受け付けの女性はいたって冷静。

 「何というアパートですか?」

 さきほど伝えたのだが、再度「コーポ〇〇です」

 「何号室ですか?」

 「306号室です」

 「入居者のお名前は何といいますか?」

 ええい!「ことは急ぐのだ。来れるのか来られないのか至急調べてくれ。」といらだちつつも、入居者との連絡も必要なのだろうと思って答える。

 「(入居者は)岡田様(仮名)です」

 「オカダは漢字でどう書きますか?」

 ここで、悪徳不動産屋の堪忍袋の緒が切れる。

 「連絡を漢字でするんかい!何で漢字が必要なんだ!水漏れがひどいから、すぐに来れるないなら他を手配しないといけないから、すぐに来られるかどうかを調べてもらいたんだ!」

 折り返し電話が入り、すぐに行きますとのこと。

 漢字が必要だったのは、依頼の内容をデータベース化しているためだった。

 なんとも、テメーの会社の都合じゃないか!

 水漏れ、漏電、ガス漏れ等々、急を要する事故もある。

 名前を漢字で知りたいのだったら、現場に来た社員が聞いて帰ればすむこと。

 体調が悪くて救急車を要請した若者に、体調の内容をあれこれ聞いて、あげくにはタクシーを呼べるかと訪ね、呼べるのならタクシーで病院に行きなさいと指示して、若者の生命を奪った事件があった。

 緊急を要しないのに急がせる人が多くて、電話を受ける方は、毎度のことだからと緊急性無いのではないかという気持ちで対応するからこういうことになるのだろう。

 緊急性がなければ結構。

 緊急性があるのか、ないのか。そこを真剣に推し量る応対をすることがプロの仕事だろう。

 と言いつつ、「人のふり見て、我がふりなおせ」という言葉が頭の中をかけまわる。

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