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2014年10月28日 (火)

相続争い一般家庭で急増

日経新聞の「相続争い一般家庭で急増」という見出しが目に留まった。
 
 
  小見出しに「遺産5千万円以下10年で5割増」「遺言や生前贈与対策不足 」とある。
 
 
  5千万円以下の遺産をめぐる相続争いが増加しているというのである。
 
 
  司法統計によると、今年の1~9月に調停が成立するなどした遺産分割事件は約6200件。
 
 
 このうち、遺産5千万円以下の事例は約4700件と全体の75%を。

 さらには、1千万円以下の事例は約2千件もあったという。

 年間の件数でみると、遺産5千万円以下のケースが約6700件で、4400件弱だった03年と比べ50%以上増えている。

 遺産5千万円超のケースは13年に1684件と、10年前の1692件とほとんど変わっていないのとは対照的な現象だ。

 どうやら、「もめるほど遺産はないよ」というのは間違いのようだ。

 財産が少ないということで、遺言や相続対策をしていないことが原因。

 財産がある人は、生前贈与等の相続対策をしたり、しっかりした遺言書を作成したりしているのだろう。

 主な財産が自宅だけという場合にこそ相続争いが起こりやすい。

 不動産は簡単に分割できないので、もめる原因になるというわけだ。

 残る者がもめないような遺言書を作成しておくことは、残す人の思いやり。

 遺言は自分でも作成できます。

 ぜひ、元気なうちに遺言書を作成しておくことをお勧めします。

 遺言書には、法律で定められた方式があります。

 これを守っていない遺言書は無効になります。

 作成にあたっては、相続に関する書籍を参考にするか、法律の専門家に相談することをお勧めします。

 ちなみに、私、「行政書士赤池仁志事務所」も相談をうけたまわっております。

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