朝日新聞第三者委員会報告書
今日の朝日新聞に、慰安婦報道を検証する第三者委員会の報告書の内容が詳しく記載されていた。
朝日新聞は謝罪の弁述べていた。
それにしても、ひどい事件だった。
マスコミは遠慮して「誤報」じけんと表現しているところが多いが、これは誤報ではなく「捏造」事件。
朝日は1面の大半と、25面から31面までの6ページを割いて検証報告書に関する記事を掲載している。
当然だが、このページはいっさいの広告無し。
失墜した信用を回復したいという思惑も入ってのことだろう。
しかし失ってしまった信用を取り戻すのは容易ではないだろう。
私は、ずっと朝日新聞を購読しているのだが、あれ以来新聞社の見解の入った記事を読む気がしない。
それでも朝日新聞の講読を続けているのは、朝日新聞の販売店の社長とのおつきあいがあるからだ。
しかし朝日新聞の捏造事件が与えてくれた功績もある。
それは、マスコミの報道を疑って聞くようになったこと。
もともとマスコミ報道を鵜呑みにしてはいけないと観念的にはわかっていたことだが、ついついマスコミ報道に飲み込まれてしまっていた。
朝日新聞の捏造記事発覚以後は、朝日新聞だけではなくすべてのマスコミの報道に対して、真実はどこにあるかを考えながら聞くことが習慣になってしまった。
皮肉なことだが、朝日新聞捏造事件の効用といえるだろう。
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