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2015年1月31日 (土)

下書きのまま公開できない記事

 
 元祖「悪徳不動産屋」さんの今日のブログに、デビ夫人のメルマガをそのまま載せていた。

 イスラム国に拘束されている後藤さんに関するデビ夫人の意見に対して、悪徳不動産屋さんは「我が意を得たり」として紹介している。

 私も、元祖悪徳不動産屋さんとまったく同じ思いでデビ夫人のメルマガを読んだ。

 以下がデビ夫人のメルマガだ。


読者の皆様ごきげんよう。

本日のテーマは
『世界を巻き込み大障害となった無謀な日本人二人』

無法過激組織「イスラム国」に拘束されている
後藤健二さんの解放に関するニュースが、次々と流れています。

人命が何より大事、後藤さんを救出しようと「I am Kenji」と掲げた写真を、
交流サイトに投稿する動きが世界に広がっています。
私も一刻も早く、後藤さんが解放されることを祈っています。

しかし、皆さん、冷静に考えてみて下さい。

安倍首相が17日、(日本は財政困難であり、救済すべき事項が山積にもかかわらず)
難民救済に、2億ドル(236億円)の供与を表明したことが火種となり、
「イスラム国」が二人の日本人人質の身代金を要求してきたのです。

とはいえ、そもそも殺害されたと言われている
湯川遥菜さんと後藤健二さんがイスラム国に捕まっていなければ、
こんなことは起きなかったのです。

日本政府は、過去、再三に渡って、
危険地域に近づくなと警告をしてきました。

湯川さんは不心得にも、武器を売って利益を得ようと、
危険極まるシリアへ足を踏み入れたのです。

後藤さんは、奥さんが出産するというのに
湯川さんを助けに行ったのです。

しかも「自分の身に何か起きても、シリアの人を責めないで、
自己責任をとる」というメッセージまで残しています。

ジャーナリストの後藤さんは、これまで悲惨な戦場の模様や犠牲と
なった子供たちの様子を、世界に知らせることに
懸命に命がけの仕事をなさっていて、素晴らしいことだと思います。

が、湯川さんを救うことにどれだけの意義があったでしょうか?
生まれた赤ちゃんは、当然、父を必要としています。

イスラム国は、後藤さんとヨルダンに収監されている
サジダ・リシャウィ死刑囚との交換を要求しています。

この女性は、2005年ヨルダンの首都アンマンのホテルで、
連続自爆テロに関与、50人以上が亡くなっているのですが、
本人は自爆に失敗、ヨルダンに死刑囚として収監されているのです。

有志連合のアメリカ軍と共にイスラム国と戦っている
ヨルダン軍のパイロット、モアズ・カサペス中尉は、
エリート中のエリート、しかもヨルダンの有力部族の息子さん。

イスラム国に捕らえられているわけですが、
ヨルダン国にしてみれば、自国の捕虜を救出したいに決まっていますし、
優先するのが心情です。

日本の記者を助けて、自国の勇士を死に至らしめたら、
革命が起きるかもしれません。

ヨルダン国王は、窮地に陥ってしまいます。

たびたび、後藤さんのお母様が
マスコミに登場していますが、私は腑に落ちません。

苗字が違うのは事情があるのでしょうが、
2週間も前に孫が生まれたことも、再婚していたことすら知らなかった生みの母親。

自分の息子が、日本や、ヨルダン、関係諸国に
大・大・大・大迷惑をかけていることを棚にあげ、
安倍首相に面会まで求め、「助けて下さい。」と
訴えているのは、どうかと思います。

ひたすら、地にひれ伏して、謝るべきではないでしょうか。
それからです、母として安否を願うのは・・・。皆さんも、
センチメンタルに浸っているだけではなく、事件の真髄を 知るべきです。

私は1970年6月、3才3ヶ月になった娘のカリナを連れて、
パリからスカルノ大統領の死の床に殺される事を覚悟で馳せ参じました。

その時、只ひとつのことを神に祈りました。

「もし、私が銃弾に倒れることがあったら、どうか数秒でもいい、
カリナの命を我が手で絶つ力を与えて下さい」と願ったのです。

カリナが敵の手におちることなど考えられなかったからです。

不謹慎ではありますが、後藤さんに話すことが出来たら、
いっそ、自決してほしいと言いたい。

私が彼の母親だったらそう言います。
我が子を英雄にする為にも・・・

湯川さんと後藤さん、この二人の日本人の為、
ヨルダンを巻き込み、世界までも巻き込んだイスラム国との人質交換解放大事件!!

イスラム国は、日本の国民感情を利用し、
アメリカ同盟国ヨルダンにゆさぶりをかけているのです。

冷静に考えたら、この二人が私情でどれだけ国家と国民に迷惑を
かけたか、それを知るべきではないでしょうか?

交換条件である死刑囚を釈放することになり、
カサペス中尉が無事でなかったら、
それは大変な罪なことだと思います。

皆さん どう思われますか?

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