入来祐作氏 ソフトバンクホークス投手コーチに就任
DeNA1軍用具担当の入来祐作氏の、ソフトバンクホークスの投手コーチ就任が決まった。
入来さんは、我が県、宮崎県の都城出身。
96年にドラフト1位で巨人に入団。
その後、日本ハムに移籍。
06年に大リーグをめざしニューヨーク・メッツとメジャー契約をするも、マイナー生活に終わる。
08年横浜に入団するが、結局この年に現役を引退した。
「野球選手じゃなくなった時にやりたいことが全く見つからず、野球界から離れて、自分がやりたいことって 何もなかった」そうだ。
「何をやっていいかわからない状態でも、野球の世界を離れることは考えられず」、志願して09年から横浜の打撃投手になった。
しかし、制球難のせいで打撃投手の任もはずされてしまい、用具係として4年間を過ごしてきた。
ドラフト1位指名の経歴をもちながら、用具係としての生活。
野球の世界から離れたくない思いだった。
いつかはコーチにと思っていたが、実際はあきらめていた。
そんな入来さんに、ソフトバンクホークスの工藤監督から「いっしょにやらないか」との声がかかった。
工藤監督とは、巨人で4年、横浜で1年間ともにプレーしている。
この時の入来さんの野球に対する熱い思いが、工藤監督のコーチ要請になったのだろう。
奈落の底からの蘇生。
このところ、ちょっと打ちのめされていて、気力が萎え気味だった私を励ましてくれるニュースだった。
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