テロ対策万全の東京マラソン
昨日は東京マラソンだった。
去年私は、青島太平洋マラソンを走って、そのいきおいで東京マラソンにも申し込みをした。
東京のど真ん中を大勢の観衆の声援を浴びながら走ってみたいと思ったものだ。
マラソンをやる人はもちろん、マラソンを走ったことのない人も走ってみたくなるのが東京マラソンだった。
参加者3万6千人超のお祭騒ぎ。
毎年、コスプレや着ぐるみをまとって走る人が話題になる。
話題になってテレビで大きく取り上げられるもので、コスプレや着ぐるみがますますエスカレートして、これがまた東京マラソンの楽しみだ。
しかし今年はちょっと違っていた。
イスラム国による邦人人質殺害事件等がもたらした緊迫した国際情勢の中で、今までにない厳戒態勢が敷かれていた。
漠々物の持ち込み対策として、スタート地点では、去年4台だった金属探知機を50台に増やした。
さらに、ペットボトル、水筒、缶の持ち込みを禁止した。
市民マラソンランナーにとって、ペットボトルとエネルギー補給用のゼリーは必需品ともいえる。
私も去年の青島太平洋マラソンにペットボトルとゼリーを携帯した。
補水所だけの補水では心もとないのだ。
64人の「ランニングポリス」が10㎞ずつを分担して走り、沿道の観衆の不振な動きに対してランナー目線で警備あたった。
警視庁の警察官4500人。警備誘導員が6千人。
監視カメラも昨年の11台を21台に倍増させた。
コスプレや着ぐるみも、顔が隠れるものはダメ。
あきらめきれずに、着ぐるみをかついで走る人もいた。
緊張感ビリビリで、去年までの東京マラソンとはすっかり様変変わりしてしまった。
安倍総理は、「国民の生命と安全を守る」と常々のたまわれておられる。
「国民の生命と安全のために」、積極的平和主義を唱えられる。
イスラム国の邦人殺害という暴挙に対しては、「テロリストたちを許さない。その罪を償わせる」と強弁された。
安倍総理の元、緊張は高まったようにも見えるが、それにも増して防衛態勢は強化されている。
げに安倍総理は、国民にとって心強い宰相である。
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