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2015年3月17日 (火)

官製犯罪

 国家予算を使って犯罪者をつくりだす

 今、フジテレビの特番「逮捕の瞬間。密着24時」を見ている。

 警察に密着して悪を捕らえる瞬間を報じている。

 さまざまな罪状での逮捕劇を捕らえている。

 警察の活躍ぶりを披露しているのだが、違反バイクの摘発劇は、どうにも納得がいかなかった。

 場所は紀伊半島の国道。

 交通量は多いが片側一車線の道路であった。

 大分市から当地(宮崎県の北端の街・延岡市)を経由して宮崎を結ぶ国道10号線と同じで状況は身につまされてわかる。

 追い越し車線が無いというのに、ほとんどの区間が追い越し禁止になっているのだ。

 今日の番組では、交通機動隊の白バイとヘリコプターがコンビを組んで追い越し違反車の取り締まりが取り上げられていた。

 ヘリコプターに2人、白バイ2台で1チームを編成している。

 上空から、スピードを出して飛ばしているバイクを探す。

 追い越し禁止になっていない区間で追い越しをするバイクを見つけると、そのバイクのあとを追う。

 そして、バイクが追い越し禁止区間入るのまで追い続ける。

 果たして、バイクは追い越し禁止区間で追い越しをする。

 その瞬間、ヘリコプターから白バイに無線で連絡が入る。

 白バイは、狙いをつけた追い越し禁止区間で待機しているようだ。

 違反を犯しそうなバイクを見つけ、違反を犯すまでこっそり追いかけて、犯罪を起こさせてから逮捕するというわけだ。

 逮捕にあたった白バイの警官は、「カーブが多い道路での追い越しは危険ですよ」と説く。

 さらに恩きせがましく、「最近もここで死亡事故があったから、取り締まりをしているんですよ」などと、逮捕を正当化するような話をしていた。

 番組では2人の人が逮捕されたが、いずれも、おとなしい普通の人で、素直に従っていた。

 私は、「あなたの生命が大切だから取り締まっている」という警察の言葉に大いに疑問を感じるのである。

 そんなきれいごとを言ってもらいたくはない。

 「警察は、犯罪を事故を未然に防いでも評価はつかない。犯罪者をつかまえてなんぼの世界に生きているから悪く思わんでくれ」と言ってもらった方がすっきりする。

 本当に死亡事故を防ぐことが目的であれば、違反しそうな車に対してヘリコプターから警告のアナウンスをするべきだろう。

 危険な追い越し区間で追い越しをするのを待ちかまえていて、追い越し違反をした人が本当に事故を起こしてしまったらどうするのだ。

 ヘリコプターを飛ばす費用は半端ではない。

 犯罪者を作り出すために莫大な予算を食いつぶしていることに気がつかないのだろうか。

 これが、覚醒剤の販売や非合法組織の犯罪だったら別だ。

 犯罪組織にさかのぼるために、犯罪を犯すまで待つことには意味がある。

 しかし、身を潜めて交通違反を犯すのを待ち構えるというのは意味をなさないやり方だ。

 危険を防止することが目的であるのなら、危険な違反を犯しそうな区域で、パトカーや白バイが目立つようにひんぱんにパトロールを続けることだ。

 ここは交通事故危険地帯だから、厳しく取り締まりをしていますよと、大いにアナウンスすることだ。

 警察組織が、犯罪者を逮捕しないと成績が上がらないというシステムであるのだったら、それを改善するべきだろう。

 こんなブログを警察の人に見られたら、私に対する監視の目が厳しくなるかもしれないと、恐る恐る書いている今日のブログなのである

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