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2015年4月 4日 (土)

悪徳不動産屋日記 またやってしまった

 またやってしまった。

 何度も何度も失敗して、もう絶対に間違わないぞと規定を定めていたのに、やっぱりやってしまうのだ。

 今日、駐車場の契約があった。

 研修のため、県外から当地(宮崎県の北端の街・延岡市)に来ることになっている方だった。

 住まいは全国展開している賃貸ルームを借りることにしていたが、駐車場が無いので、近くに当社が管理している駐車場あると聞いて問い合わせをしてきたものだった。

 問い合わせをもらったのは先月の10日頃だった。

 その時点では満車状態だったが、当地に来るのは4月17日ということ。

 ちょうど3月15日に解約予定があったので、そこを予約したいということだった。

 4月17日に当地に越してくるので、4月17日から借りたいとの希望。

 1カ月まるまるあいてしまう。

 駐車場が足りなくて借りる希望者の多いところなので、貸す方の立場としては、せめて4月1日からの契約にしてもらいたいところだった。

 そう説明したのだが、賃料の発生は4月17日からにしてもえないかと懇願される。

 駐車料は月に6,000円のことだけど、声の感じではまだ若いようで、1,000円でも2,000円でも出費を抑えたいのだろう。

 この駐車場は私の所有なので、私が了解すればいいこと。

 それで、4月15日からの日割りということで了解した。

 そして今日、こちらに来る用事があるので契約だけすませて行きたいとのことだった。

 契約書と費用の計算書を準備して待っていた。

 駐車場の契約は保証人は無しだから本人の署名捺印だけで良い。

 契約書に署名捺印はしたが、お金は17日にこちらに来たときでいいかと言う。

 いいですよと快く了解した。

 駐車場所の案内図を渡したところ、今日は停めさせてもらっても良いかとのこと。

 それも了解した。

 それから2時間後、「先程お伺いした〇〇と申します。さっきアパートの管理下医者から電話があって、4月17日からはアパートに駐車場の空きが出るということなのでキャンセルしてもいいですか」との電話。

 「あっ、また、やられてしまった」と反省したが、「いいですよ」と答えるしかない。

 たかだか6,000円のこと。

 ましてや自分が貸主。

 このくらいのことでお客さんからペナルティーをとることはできない。

 この人から予約が入ったあとに、借りたい希望の問い合わせが2件あった。

 他に開く予定は無かったから、問い合わせのお客さんの連絡先は聞いていない。

 20日間も無償で取り置きしていたのに、なんたること。

 こんなことは、しょっちゅうあること。

 だから私は、取り置きはしないと決めている。

 決めているのだが、ついお客さんの頼みに規定外の判断をすることがある。

 その結果が、これ。

 善良なるお客様の、悪気無い仕打ちが、私を悪徳不動産屋に育てるのである。

 今後、絶対、取り置きはしないぞ!

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