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2015年6月10日 (水)

北海道 家族4人死亡 殺人事故

 北海道で、一家5人のうち4人が死亡、次女が重体となる悲惨な事故がおこった。

 2台の車が、カーレスまがいの猛スピードで信号を無視しての衝突事故のようである。
 しかも2台の車とも、飲酒運転の疑いがあるという。

 犠牲者のうち、16歳の長男は車から投げ出されていたところを、もう1台の車が1.5㎞も引きずって路上に放置されていた。

 暴走車は、大量の4人を殺した。

 重体の次女が生命を取り留めたとしても、両親と姉と兄を失ったことを知ったときの悲しみはいかばかりか。

 これはもう、単なる交通事故とは言えない。

 未必の故意による殺人とでもいうべきだろう。

 信号を無視して時速100㎞以上の猛スピードで突っ走れば、人を殺すかもしれないと思ったはずだ。

 しかし、法治国家においては法律に基づいた罰しか与えられない。

 今回のような無法な事故で4人を殺しても、殺人罪の適用はできないだろう。

 それどころか、危険運転致死傷罪の適用でさえ難しいのが現実だ。

 実態にともなう法律がないのは立法の怠慢である。

 立法、すなわち国会の怠慢なのである。

 ぜひ制定するべき法律だと思うのが、ひき逃げに殺人罪と同等の厳しい罰を与えることだ。

 無謀な運転であっても、事故を引き起こすということは未必然の事項である。

 無謀運転に限らず、いかなる場合でも事故を完全に予防することはできない。

 すなわち過失の出来事である。

 しかし、事故を起こしてしまったとき、被害者の被害を最小限に抑えることは必ずできる。

 それを放棄して逃げるという行為は故意である。

 事故を起こしてしまうことは防ぐことはできないが、事故を起こした後に被害者の救急にあたることは必ずできることだ。

 必ずできることを放棄して、逃げるという行為は殺人罪や殺人未遂罪と同等の罪だ。

 ひき逃げの罪が軽すぎる。

 飲酒運転をしていた者はひき逃げをして酔いを覚ましてでてきた方が罪が軽くなるというのは実におかしい。

 ひき逃げをしたものは「無期若しくは5年以上の懲役」とすれば、ひき逃げは絶滅できるのではないか。

 話が違うようだが、安倍総理は、200人もの憲法学者が憲法違反だと批判の声をあげているのに、合憲だと言いはって強引に集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案を成立させようとしている。

 この10分の1の熱意があれば、ひき逃げ厳罰化の法改正は簡単なものだと思うのだが。

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