悪徳不動産屋 いいかげんな仕事の報い
今日は、青島太平洋マラソン出場申込み受付開始の日であった。
一昨年、急に思い立って、初挑戦で完走した。
小学校から高校まで、運動は苦手で、高校を卒業したときに一番嬉しかったのが、これで運動会がなくなることだった。
そんな私が、死ぬまでに1度だけフルマラソンを走ってみたくなったのだ。
結果は、なんと4時間台での完走。
それを知っている知人たちの何人かから、去年も今年も、「今年は出ないのか」と聞かれることになった。
来年からは前期高齢者になることだし、1度の経験でいいと思っていた。
だけど去年、大会のニュースを見ていて、ちょっとさみしかった。
今年も青島太平洋マラソンのシーズンが近づいて、このところ立て続けに「今年も走るんでしょう?」と声をかけられた。
エントリーだけでもしておこうかなと思っていたところ、昨日和光産業の大平会長からも声がかかった。
そのときは、まだ迷っていたのだが、結局それが最終的に私に出場を決心させた。
申込みは今日の12時10分から。
朝から何度もネットの申込みサイトを開いてみた。
12時10分きっかりにならないと受付ができないようだ。
12時10分前に電話が鳴った。
私の勘違いで、明後日に契約と同時に入居の予定だったお客さんからだった。
「今日、今からお伺いします」とのこと。
日頃からいいかげんな悪徳不動産屋は準備が出来ていない。
ここに及んで、言い訳しても仕方がない。
勘違いしていたことを詫びて、1時間だけ猶予をいただいた。
家主と連絡をとり、途中までになっていた契約書を大慌てで仕上げた。
なんとか間に合わせて、青島太平洋マラソンのもう込み手続きにかかった。
そのとき、お客様が来店。
去年は4時間くらいで申込みが終了して、今年はもっと早くなるという予測だった。
私は悪徳不動産屋だから、一瞬、お客さんにちょっと待たせて、申込みを済ませて契約の話をしようかと思ったのだが、ささっと済ませれば間に合うだろうと契約を先にした。
契約を済ませ、鍵を渡して、通常ならこれで終わりなのだが、お客さんが足がないのでアパートまで私の車で送ってあげることになった。
申込みが、気が気ではないのだが、これも仕事をぎりぎりまで先のばしにする手抜き仕事の報い。
アパートに案内し、電気、ガス、水道の申込み手続きについて説明し、事務所に戻ったのは2時半。
開いたままになっていた申込みサイトで、申込みの欄をクリックすると、ああどうしたことだろう!!
そこには、「定員に達しましたので受付は終了しました」 の赤い文字。
あーーー。
最近、1日に10㎞走れるようになっていたのに、走り続ける目標を失ってしまった。
これも全部、いいかげんな仕事をしている、身から出た錆。
もともと持ち合わせていない気力が、体からすべて抜け出たような一日だった。
はー。
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