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2015年8月29日 (土)

「火花」読んでいます

 話題の芥川賞「火花」を読んだ。

 私は本は良く買うほうだが、小説を読むことは少ない。

 学生時代の一時期、時間潰しに大衆文学は良く読んだが、純文学とは無縁だった。

 そんな私だが、芥川賞と直木賞はテレビが大きく取り上げるから気にはかかる。

 気にはなっても実際に本を読むことは少なくて、作家が特に話題になったときに、ミーハー的に読むことがある。

  直近で読んだのは、2011年、田中慎弥さんの「共喰い」。

 「断ったりして気の弱い委員の方が倒れたりしたら、都政が混乱するので。都知事閣下と東京都民各位のために、もらっといてやる」という受賞の弁が大きく取り上げられたからだ。

 その前の年の西村賢太さんの「苦役列車」も読んだ。

 西村さんは風俗通いを公言してて、受賞の発表を待っているときに「そろそろ風俗にいこうかと思ってた」という発言で話題になった。

 日雇いの人夫をやっていただとか、暴力ざたで拘置所に入った経験があるだとか、父親が前科者だとか驚きの経歴と、その風体に興味がわいて本を読んだ。

 その前は2007年の川上 未映子さんの「乳と卵」。

 女優と歌手もやっているということで、その容姿に引かれて読んだ。

 その前が2003年。金原ひとみさんの「蛇にピアス」と、綿矢りさんの「蹴りたい背中」。

 若い女性のダブル受賞で、しかも綿矢さんは最年少受賞。

 若いかわいい女性作家ということと、両作品とも性にまつわる内容が話題になった。

 今回の又吉さんは、いわずもながの漫才士。

 こんな具合で、話題につられて読んでいるだけで、日頃小説や、ましてや純文学小説を読むことは無い。

 そんな私だが、「火花」は芥川賞に値する作品だと感じた。

 芸人という話題性で出版会社の思惑で受賞させたものではない。

 おもしろくて、数少なく私が読んだ他の受賞作と比較しても、私は「火花」は、できがいい小説だと感じた。

 学生時代に買ったまま、読んでいない本を読んでみようかなと思ったりしている。

 

 

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