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2015年10月

2015年10月30日 (金)

よだき病

 宮崎弁に「よだきい」と言う言葉がある。

 標準語で訳すと「めんどくさい」という意味だが、「めんどくさい」という言葉を越えた意味合いをもつ言葉だ。

 また、宮崎には「日向(ひゅうが)時間」という言葉もある。

 時間の約束がルーズで、公式の会合などの始まりに「定刻となりましたが、まだ予定の出席者が何人かおみえじゃないので、あと5分か10分ほどお待ちください」なんてアナウンスが平然と流れる。

 よく、この「よだきい」と「日向時間」が宮崎の県民性を表す言葉だといわれる。

 「てげてげ」という言葉もあって、これは「適当」という意味合いだが、「てげてげにやっちょけばいいが」(適当にやっておけばいい)というような使い方をする。

 私はブログで「よだきんぼ」を自称しているが、「よだきんぼ」は「よだき者=なまけもの」というような意味だ。

 時間どおりに行くのは「よだきい」から、「日向時間」で「てげてげ」に集まるということになる。

 これが宮崎県民生だと言うと、明日から外を歩くと石を投げつけられるかもしれないので弁解するわけではないが、宮崎県民全員が「よだきんぼ」ではないとは思っている。

 「よだきんぼ」じゃない人も沢山いて、そんな人は成功者と呼ばれるわけだ。

 「よだきい」は宮崎の全域で使われる言葉で、宮崎県民が方言について問われると、まず100%の宮崎県民は「よだきい」をあげる。

 しかし、「よだきい」は宮崎だけではなく、大分県でも同じ意味で使われている。

 閑話休題

 何度も自称しているように、私は典型的な「よだきんぼ」おじさんであって、毎日体だな生活をしているが、いつもに増して「よだきくなる」ことがある。

 私はこれを「よだき病」を称しているのだが、どうやらこの一カ月、私は「よだき病」を患っているようである。

 さてさてブログを書こうかとパソコンを開くのだが、書くのが「よだきい」のだ。

  更新が途切れがちなのは、そういう理由なのだ。
 
  と、感じている。

  といっても、よだき病はうつ病とは違う。
 
  うつ病は、なにをするのも「よだきい」が、「よだき病」は仕事や勉強は「よだきい」が、遊びや時間の浪費は楽しいのだ。
 
  ここまで書けたということは、よだき病が快方に向かっているのだと思う。
 
  あすは、散らかり放題になった机のまわりを片づけることにしよう。

2015年10月21日 (水)

お風呂専用眼鏡「FORゆ」

 ネットで、お風呂専用メガネなるものを見つけた。

 私にとってメガネといえば老眼鏡。

 子供の頃から視力検査は1.5。

 メガネとはずっと無縁だった。

 そんな私も寄る年波。ちいさな文字が見えにくくなってきた。

 仕事がら書類や資料に目をとおすことが多く、老眼鏡は必需品になってしまった。

 とはいえ、小さな文字以外はしごく視界良好なのだ。

 だもので、「お風呂専用メガネ」の広告を目にしたとき、「風呂で本を読まなくてもいいじゃないか」と思って、なんの興味も抱かなかった。

 しかし、先日からまた風邪をひいてしまって、マスクをかけてて新聞を読んでいたとき、「風呂用メガネ」がひらめいた。

 マスクをかけると、マスクのすきまからの呼気でメガネが曇ってしまうのだ。

 ゆげで曇らないメガネであれば、マスクをかけても曇らないということになる。

 ネットで調べて、早速注文した。

 「メガネの愛眼」の専売品のようだ。

 価格は1,310円。

 自分が老眼だもので、老眼用だけと思い込んでいたが、近眼用も販売されていた。

 むしろ近眼用が主力で、近眼用の度数は-3から-6までの種類。

 老眼は度数2.5の一種のみだった。

 眼鏡を注文するにあたって、ネットの広告にきちんと目を通したのだが、近眼の人こそ風呂用眼鏡が必需品なのだということを知った。

 近眼の人は、眼鏡をとるとまわりのすべてがぼやけてしまって、手元も足元もおぼつかないことになるというわけだ。

 しかし、眼鏡はネジは金属で水に弱いし、プラスチックは熱に弱い。

 だから風呂に眼鏡をつけて入ることはないのだそうだ。

 私の場合は、老眼鏡を必要とするのは小さな文字を読むときだけ。

 悲しいかな、小さい文字は老眼鏡無しには読めなくなって、今からのシーズン風邪でマスクしていると眼鏡が曇って、眼鏡をするときはマスクをはずさなくてはいけなかった。
 昨日、眼鏡が届いて、さっそく試してみたら、これが大正解。

 マスクをしたままでも、まったく眼鏡は曇らない。

 まだ気温が高いから曇らないのかもしれないと思って、普通の眼鏡をかけてみたら、こちらは曇る。

 期待通りの結果に、なんだかうれしい今日の買い物だった。

2015年10月16日 (金)

アンビリーバボー 京都 5番町事件

このところアクセス数が少なくなる一方の私のブログだったが、昨日はアクセスが倍増していた。

それで、ブログのアクセス解析機能で、どのキーワードでアクセスが増えたのかを調べてみた。

アクセスが増えた原因は「京都 5番町事件」のキーワードだった。

昨日の「アンビリーバボー」で「5番町事件」を取り上げていた。

国会騒動にまでなった冤罪事件の真相を解きあかすという番組内容だった。

警察と検察の、でっち上げとも言える冤罪事件で、見ていて腹立たしいと同時に恐怖を覚える内容だった。

しかし、私にはそのことを書いた記憶はなかった。

それで、そのキーワードで自分のブログ内検索をしてみたら、確かに5番町事件のことを書いてあった。

ついでに「冤罪」でブログ内検索をしてみると、17件の記事を書いていた。

どんなことを書いたのか、そのうちの気になる記事を読み直してみた。

  2010年9月11日の私のブログに、私が直接警察に調書をとられた体験を書いてあった。

 直接冤罪にかかわる話ではなかったが、私の体験の部分だけを抜粋すると以下のようなものだった。

30年ちょっと前のことになるが、私が家業の靴屋を手伝っていたときのことだ。

 ある日突然2人の刑事が店に入ってきて、「この男を知っているか」と写真を見せられた。

 逮捕後に警察が撮った正面からと横からの写真のようだった。

 何度か靴を買ってもらったお客さんだったので、私はそう答えた。

 刑事「そのときカードで買物をしただろう?」

 私「はい」

 刑事「こいつは、電化製品やいろんなものをカードで買って換金するカード詐偽をやっていたのだ」
 「靴も高いものを何足も買っているだろう」
 「こいつは最初からカードの金を払う気がなくて買物をしていたのだ」

 私「そうですか。カードで買物をしてもらってましたが、私はそんなことはまったく知りませんでした」

 と答えながら、私は不安になっていた。

 この犯人と言われる人は、私が入っているテナントビルの上階の賃貸マンションの住人で、1、2度昼食をごちそうになったことがあった。

 私は、刑事が私が承知の上でカードで買物をさせたのでないかと疑っているのではないかと心配になった。

 そんな私の気持を察したように、刑事は「心配せんでいい。知らなかったあなたには責任はない」「この男はもう逮捕した」「電化製品やら、いろんなものをカードで買って換金していた」「もともと支払うつもりがないのにカードを使って、カード会社に迷惑をかけている」と言った。

 そして、供述調書(だと思う)を取り出した。

 その内容は、犯人とされる男は代金を支払うつもりもなくたくさんの買物をして、関係会社に多大な被害を与えた。これは許しがたいことであるので厳しく処罰してほしいというような内容だった。

 おどろいたのは、この内容の証言は私の言葉によるものということなのだ。

 刑事は調書を私に読み聞かせ、私に署名捺印をしろというのだ。

 私は、この人にはよく声もかけてもらったし、靴も何足か買ってもらっている。

 それに、何度か食事もご馳走になっている。

 個人的には、まったく悪感情を感じていなかった。

 だから、世の中に害悪をまきちらす極悪人として書かれている調書にサインはしたくなかった。

 サインをしたくないのは、この人が私がこんな証言をしたと聞かされたら激怒するだろうと思ったからでもある。

 靴も買ってやり、何度か食事も御馳走したというのに、恩を仇で返すのかと、しかえしにくるのではないかという不安を感じた。

 それで署名はしたくなかった。

 サインをしぶる私に、刑事は早くサインをしろと言う。

 しかしどう見てもその内容は悪意に満ちている。

 こんな内容の調書にサインはしたくない。

 私は、「ここまでひどい人だとは思えないのだけど」とサインを拒んだ。

 すると刑事は「かばうのか!」と恫喝するように大きな声を出した。

 私は、その言葉の強さに恐怖も感じた。

 そして、このままでは知っていてカードで買物をさせたと思われてしまうかもしれないという不安も覚えた。

 サインに応じない私に、もう一人の温厚そうな刑事が「後でお礼参りみたいなことをされることを心配してるんじゃないのか?」「警察が責任をもって、そんなことは絶対にさせないから安心して署名すればいいんだよ」とやさしく言葉をかけてきた。

 それでも迷いがあって、すぐにはサインしなかったのだが、何度かそんなやりとりがあって、結局私はその書類に署名、捺印をした。

 以上が、私の体験である。

 昨日の番組では、被告を無罪とする有力な証人を、検事が威嚇して、その証言を取り下げさせた。

 さらに、その証人は偽証罪と問われた。

 私は証言をとられる立場だったが、それでも恫喝され脅迫されいるような恐怖を覚えた。

 検察側の証人としての取り扱いでも恐怖を感じるのだから、犯人として疑われての取り調べであれば、その恐怖たるやいかばかりかと、改めて冤罪の怖さを感じた。

 私は、この自分の経験から、「5番町事件」が特別なものではなく、現在でも起こりうるものだと実感している。

 それは誰にも起こり得ることの恐怖を、昨日のアンビリーバボーで改めて感じた。

2015年10月15日 (木)

悪徳不動産屋日記 マイクロクロスシュレッダーに大いに歓喜する悪徳不動産屋

 昨日、うれしい買い物で、日経アソシエの付録の万年筆の話を書いたが、今日届いた事務用品が、またうれしくて、はしゃぎまわりたくなる、すぐれもののグッズだった。

 それはマイクロクロスシュレッダー。

Rimg0002

   ※左が今日届いたシュレッダー。右が今まで使ってきたシュレッダー。

Rimg0003
   上から見たところ

 個人情報保護とやらで、今やシュレッダーは必需品。

 最初は、個人情報にかかわる書類だけをシュレッダーにかけていたのだが、それに慣れてくると、たいして重要でない書類までシュレッダーにかけずに捨てるのが不安になったりする。

 シュレッダーもいろいろあって、安いやつはストレートカットしかできなくて、紙をスパゲティ状に裁断するだけのものが多い。

 だから、クロスカットのシュレッダーを使っていた。

 クロスカットというのは、例えば私が使っていたシュレッダーだと、幅4㎜、長さ2㎝裁断するというもの。

 これくら小さく裁断すれば多少は安心だけど、それでもジグソーパズルでもやるつもりで接ぎあわせれば、もとの書類が復元できそうだ。

 だから、もっと細かく裁断できるシュレッダーが欲しかったのだけど、予算の都合で4㎜×20㎜のものを使っていた。

 これも2年前に買い換えたもので、それ以前のものは5㎜×40㎜だった。

 買換えの際に、ネットでいろいろ調べてみたのだが、私の思う予算では4㎜幅以下のものは見つからなかった。

 コストパフォーマンスが一番いいと思って、購入したのが4㎜×20㎜のものだった。
 ほんの2年前くらいの話だが、そのときさんざん調べまっくっていたときに、マイクロクロスカット(微細切断)のシュレッダーは30万円以上の予算でないと無理だと解説しているサイトがあって、4㎜×20㎜に落ち着いたという次第。

 そのシュレッダーが最近、切れ味が悪くなってきたので、シュレッダーを探して見た。
 すると、どうだろう!

 1万円以下のマイクロクロスシュレッダーがいくつも見つかった。

 1番安いのは8,000円台からある。

 アベノミクスでデフレ脱却を図っているのだが、こと電子機器や電化器具は、性能が良くなって安くなっている。

 2年前に買ったものは6,000円くらいだった。

 アイリスオーヤマ製だからコストパフォーマンスは良い方だろう。

 今回のものは、いろいろ検討した結果9,800円のものにした。

 裁断サイズは2㎜×10㎜。

 当然、中国製。

 9,800円くらいなら期待外れでもいいと思って買ったのだが、届いたものをさっそく試してみたところ、これまた期待を裏切る?すぐれものだった。

 音は、今まで使っていたものより数段静か。

 それより、サイズがいい。

 非常に細かく裁断されるため、ごみ容量が圧縮され、ごみの量と回数が削減できる。

Rimg0011 ※A4のコピー用紙1枚をシュレッダーしたもの。こんなに違います。

 そのことはインターネットの販売サイトでも紹介されていたが、どうせCMでの話だろうと思っていたのだが、広告の通りだった。

 A4のコピー用紙を1枚シュレッダーにかけてみた比較がこれである。

 裁断されたものを比較しても、4㎜×20㎜だと判読可能だが、2㎜×10㎜だと、判読不能でほぼ復元不能。

Rimg0008
4㎜×20㎜のもの。はっきり判読できる。

Rimg0009
2㎜×10㎜のもの。ほとんど判読不能。

 2年前には30万円以上出さないと変えなかった機能のものが、なんと1万円以下で買える。

 耐久性はわからないが、まずは大喜び。感涙にむせる悪徳不動産屋なのである。

2015年10月14日 (水)

掘り出し物 「日経アソシエ」付録の万年筆

お勧めの本を紹介したい。
 
  「日経アソシエの11月号」だ。

Photo

 
  紹介しながら、なぜか、ちょっと恥ずかしいのだが手帳術の特集号である。
 
  何が恥ずかしいかというとその見出しだ。
 
  「1年が劇的に変わる!手帳術」なんて大きな見出しが恥ずかしいのだ。
 
  若い人なら劇的に変わるのだろうけど、終活の年代になってしまって、劇的に変わりようがないのを、実感しているのからだ。
 
  毎年10月になると、本屋には手帳を特集した雑誌が並ぶ。
 
  ビジネス誌、雑貨本、女性誌までも、いろんなジャンルの雑誌が、それぞれに手帳の特集を組む。
 
  そして、どの雑誌も、あきらかにいつもより発行部数を増やしてくる。
 
  私は若いころから手帳好きで、毎年、手帳の特集を組んだ雑誌を見ると、わくわくした。
 
  ついつい何冊も買い込み、いろんな手帳をながめ、さまざまな手帳術を学んだ。
 
  生来の、よだきんぼ(宮崎弁で、なまけもの)で、やらなければいけないことがあっても、すべて先送り。

 いつも締め切り間際になって、泣きたい気持ちで、なんとか仕事をやっつけてきた。

 そんな自分をなんとか変えようと、手帳にすがってきた。

 成功者や有名人の手帳術をみて、同じ手帳を使うと仕事ができるような気になる。

 しかし、実行がともなわないから、何も変わらない。

 1カ月もしないうちに、手帳は真っ白になってくる。

 自分に嫌気がさして、挫折感に打ちのめされながら、これではいかんと、気を取り直して手帳本を読み直す。
 
 
 気分一新、手帖を買い換えることになる。

 そして、またしても挫折。

 懲りずに手帳を買い換える。

 はたして、毎年2冊も3冊も手帳を買うことになる。

 今年も本屋には、「手帳のスゴ技」「手帳の極意」「勝者の手帳」「自分を見つける手帳づくり」と、胸のおどるような見出しの、手帳の特集号並んでいる。

 数年前までは、このうち何冊かを買ったのだが、思えば終活の年代になってしまった。
 いまさら、手帳で「劇的に変わる」わけもなく、さすがにこのこところ手帳本を買うことはなくなっている。

 とはいえ、猫に猫じゃらしみたいなもので、本屋に入って「手帳」の文字が目に入ると、たまらず本をを手にしてしまう。

 それで手にした「日経アソシエ」だったのだが、分厚い付録がついていて、付録が盗られないようにビニール袋に入れてある。

 表紙の見出しは、なんとも心をそそるコピーの羅列。

 付録の万年筆の写真を大きくアピールしている。

 定価を見ると750円。

 写真で見ると、付録の万年筆は、なかなかの魅力的。

Photo_2


 ということで、久しぶりに手帳特集本を買うことになった。

 今までにも、たまに付録につられて雑誌を買ったことはあるが、いつも期待外れ。

 付録の品を使ったことはない。

 しかし、この万年筆は、期待を大きく裏切る?すぐれものだった。

 質感も、重量感も、書き味も、インク色も良い。

 インクのカートリッジについては、「交換のカートリッジについては、文具店に相談してください」とあるが、あきらかに日本のメーカーのものとは異なる。

 昔、つかったペリカンのカートリッジに似ているような気がする。

 ネットで調べたら、アスクルにある「アルミ丸軸万年筆用インクカートリッジ」というのが、形がそっくりだ。

 カートリッジが見つからないときは、スポイドでインクを補充してもいいし、とにかく思わぬ掘り出し物を手に入れた、最近一番うれしい買い物だった。

 おすすめします。

 ちなみに広告代は一切もらっておりませんから!

2015年10月12日 (月)

足跡

 最近、なにかとタイミングが悪くて、ブログを書く時間がとれない。


 書きたいことはあるのだけど、じっくり書く時間がないのだ。

 それと、年のせいで忘れっぽくなっていて、「あ、これ書こう」と思っう事は多いのだけど、思ったときにすぐ書くタイミングが無いと忘れてしまうのだ。

 書きとめておけばいいのだけど、忘れっこないと思うくらい興味があるから書き留めなくてもいいやと思って書き留めないと、時間が空いたときにはすっかり忘れてしまっている。

 そんなことで、このところ随分間があいてしまっているので、足跡なりと残すことにした。



 
 

2015年10月 8日 (木)

ヨドバシカメラ、打倒アマゾンへ 

 「ヨドバシカメラ、打倒アマゾンへ『短6時間配送』」

 日経ビジネスの新聞広告の見出しである。

 気になったが、日経ビジネスは年間契約でないと講読できない。

 見たいけど見られないとあきらめていたのだが、偶然、日経新聞の電子版で読むことができた。

 記事によると、ヨドバシカメラが本気でネット通販市場になぐりみをかけているようだ。

 注文を受けて最短6時間で商品を届ける「エクスプレスメール便」をとりあげ、商品を届けるスピードがアマゾンをはるかに上回るとして注目していた。

 ただし、今のところ東京の中野、杉並、新宿の3区のみだが、年内には都内23区全域に広げる計画だそうだ。

 とはいえは、当地(宮崎県の北端の街・延岡市)のような田舎町には全く無縁のことであるが、私は数年前から、ひそかに?ヨドバシカメラを応援している。

 ヨドバシカメラのネット通販を知ったのは、ボールペンの替え芯を売っているサイトを探していのことだった。

 私は、文具の購入は、当地で唯一にして最大の文房具専門店「デサキ」を頼りにしているのだが、年々品揃えが貧弱になっている。

 それは、100円ショップのダイソーが大きくなって、文具事務用品の品揃えが拡大するのに反比例するかのようである。

 かつてブログで紹介しているのだが、私は、三菱鉛筆の「パワータンク」を愛用している。

 私は、現在人気ダントツのジェットストリームよりパワータンクの方が書き味が良いと思っている。

 パワータンクについては、2012年2月13日の私のブログを、ぜひ見ていただきたい。

 さらに私のこだわりは、インクは青で太字(1mm)のものでなくてはならない。

「デサキ」でも、青インクの太字のパワータンクは手に入る。

  しかし、青の1mmサイズの替え芯は取り扱っていないのだ。
 
  取り寄せを頼んだところ、1セット10本の単位でないと取り寄せはしないと言われた。
 
  今は店に出ていないが、かつて店をきりもりしていた女将さんがいたときは、欲しいものをお願いすると、何でも取ってくれた。
 
 その女将さんも結構なご高齢になっているはずで、ここ数年ほとんど店頭でお見かけすること無くなっている。

 品揃えが悪くなったのは、それも原因の一つだろうと思っている。

 話がそれてしまったが、その替え芯を通販でとれないか探していて、ヨドバシカメラとの嬉しい遭遇をしたのだ。

 パワータンクの替え芯の品番をネットで検索してみると、即座に取り扱いショップは見つかった。

 アマゾンでも楽天でも、たくさんの店が出品している。

 しかし、いずれも送料別である。

 100円の品物なのに送料は、メール便でも160円。

 せめて普通郵便で82円で送ってくれる店はないかと探していたら、ヨドバシカメらでは送料無料で売られていた。

 なにかの間違いではないかと思いながら半信半疑注文してみたところ、替え芯1本、なんと、ゆうパックで届いた。

 どういうシステムかはわからないが、82円の品を送料無しで送っていたのでは足がでてしまうのではないか。

 そう思いながらも、ありがたく利用させていただいた。

 その際、発見したのがヨドバシカメラが家電以外の商品も取り扱っていることだった。
 家電製品は当然ながら、文具、家庭用品、それに書籍も扱っている。

 全商品送料無料。

 しかも、全商品にポイントがつく。

 なんと書籍にもポイントがついている。

 調べてみると、私の欲しいと思う本のほとんどがヨドバシカメラでも取り扱っていた。
 ときにはアマゾンで品切れのものがヨドバシカメラには在庫があったりする。

 配送スピードもアマゾンと同じ。

 家電製品、文具等はヨドバシカメラより安い店もあるから、ポイントがそのまま得することにはならないが、書籍は統一価格。

 かつてはアマゾンもポイントがついていたのに、アマゾンが天下をとってしまってからはポイントをつけなくなっていた。

 ポイントにこだわるわけではないが、ポイントがついたほうがうれしいに決まっている。

 それからというもの、欲しい本は、アマゾンで内容を確認してヨドバシで購入することにした。

 最近、アマゾンもポイントを復活したが、それはヨドバシカメラがアマゾンに戦いを挑んでくれた結果だろう。

 私は、条件が同じであるか、多少はヨドバシが高くても、ヨドバシカメラを応援することにしている。
 
 アマゾンがシェアを独占してしまった状況になったときに、ポイントサービスをやめてしまったように、企業に一人勝ちさせると、企業は価格を上げたりサービスを削ってくる。

 私は、ひそやかな抵抗として、当面はヨドバシカメラを応援することにしている。

2015年10月 5日 (月)

ブログとツイッター

 このところブログの更新がとぎれることが多い。

 当初は書きたいことがあって書いていたのだが、途中で、更新がなかば義務的になっていた。

 仕事がひまなときは、ブログに割く時間はたっぷりあった。

 むしろ仕事がヒマな事を、ブログにかまけてなおざりにしていた傾向もあった。

 一時期仕事が忙しくて、それでも義務的にブログの更新をしていたのだが、いかにも内容のとぼしいものになっていた。

 そんな状況に気がついて、義務的に書くことをやめることにしたら、書かない日が多くなった。

 すると不思議なもので、書きたいことまで少なくなってきた。

 凡人は、強制されることがないと安易な方向に一気に進んでしまうことを再認識させられている。

 もう一つの理由が、年のせいとは思いたくないのだが、「これを書こう」と思う興味を覚えたことを、一瞬で忘れてしまうのだ。

 物忘れをしないように、小さなメモ帳を常に携帯するようにしているし、メモ帳が手元に無いときのためにスマートフォンの手書きアプリも常用している。

 いろいろと工夫をしているのだが、メモをしておこうとメモ帳を取り出したり、スマートフォンをたちあげている間に、何をメモしておくかを忘れてしまうことがある。

 そんなことが続くと、軽度の認知症じゃないかと不安になる。

 だけど、物忘れをしたことを意識できているのは健全なる(?)物忘れであって、認知症ではないそうだ。

 例えば、物をしまいこんだ場所を忘れて、忘れてしまった自覚がある場合は単なる物忘れだが、物をしまいこんだこと自体を忘れてしまうようになると認知症を心配しなくてはならないのだそうだ。

 とういことで、書きたいことがあったら、その場で書き込めるツイッターもいいかなと思ったりしている。

 

 

2015年10月 1日 (木)

10月1日

 今日から10月。

 今年も残り3カ月。

 あっと言う間に師走が来て、そして正月。

 なんと時間の経つのの早いことか。

 例年、12月になって、なぜか焦るのだけど、今日カレンダーをめくったときに、ふと、そう感じた。

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