スカートの中の魅惑
女性のスカートの中をのぞき見するために、道路の側溝に5時間も潜んでいた男が逮捕された。
いやはや、なんとも珍妙な事件だが、この男の気持ちは分かる。
こんなことを言うと、私も変態野郎と思われるのだろうが、男とは、悲しいけど、そういう動物なのである。
とはいえ側溝に何時間も潜んでまでスカートの中をのぞこうとは思わないし、犯罪者になるようなことまでしてスカートの中をのぞこうとは思わない。
この年になると、スカートの中の三角形の布が見えたところで、ちっとも嬉しくないし、ましてや興奮することは無い。
しかし、電車で前の座席に若い足のきれいな女性が座ると、自分の腰をずらして、ちょっとだけ視線を下の方にもっていくくらいのことはしてしまう。
相手や周りの人に気づかれることの無いように、さりげなくそれを行う。
不幸にも気づかれてしまって睨み付けられたりすると、心がいたく傷ついてしまう。
その心の痛みと欲望を天秤にかけて、自制して生きているのが男という生き物なのだ。
そこを女性は理解しなくてはいけない。
聖人君子みたいな顔をしていても、すべての男は、抑えきれない本能と必死で戦いながら生きているのだ。
その葛藤に破れた男が犯罪者となる。
今回の事件は、側溝に5時間も潜んでいたという特異なできごとが面白くて大きく取り上げられたわけで、そんなに深刻な被害を与えたわけではない。
この男、2年前にも逮捕されているということだが、そのとき「生まれ変わったら道路になりたい」と言っていたそうだ。
スカートの中を見たいだけで、欲望がそれ以上にはエスカレートしていないんだから、許してやってもいいという気がする。
警察も、こんな気の弱い犯罪者はいとも簡単に捕まえるが、身の回りにはもっと深刻な事件がある。
ストーカー被害やDV。そして子供への虐待。
被害者や周りが助けを求めても、それを取り締まる側の人が慎重になりすぎて、手遅れにしてしまう事件が後をたたない。
マスコミも、ピンク事件を喜んでないで、もっと大事なことを報道してほしいとおもう、今日の「ふとごとおじさん」だった。
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