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2015年11月21日 (土)

匂いがなくなった

 フランスではテロによる大量殺戮。

 

 マリのホテルでもテロ。

 

 フランス、アメリカの報復空爆。

 

 安倍さんが強行採決した集団自衛権で日本はどう進むのか。

 

 南シナ海。尖閣。きな臭い動き。

 

 昭和の大横綱、北の湖理事長死去。

 

 今日から当地(宮崎県の北端の街・延岡市)で開催される「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジ」

 

 「エンジン01オープンカレッジ」?

 

 なんじゃーー、コリャーーーー!!

 

 秋元 康(敬称略・順不同)堀江貴文 三枝 成彰 勝間和代
 茂木健一郎  林 真理子 山本益博 姜尚中 和田秀樹 
 辰巳琢郎 ケント・ギルバート 啓湯川れい子 有森裕子
 竹原啓二 江原啓之 岩井志麻子 奥田瑛二 池坊美佳

 

 まだまだいる。有名著名分化芸能人が100人くらい結集している。

 

 昼は大学の教室全部を貸し切って、夜は市内の飲食店で膝を交えての懇談会をするらしい。

 

 はずかしながら、人口13万人の、県庁所在地でもない小さな町にだ。

 

 

 なんとも、世の中は大きく動いている。

 

 だけども、「問題は今日の雨 傘がない」

 

 わたしにとっての「雨と傘」は、数カ月前から失ってしまった「匂いだ」

 

 7月(だったと思うのだが)に風邪をひいて、熱と鼻づまりで匂いがしなくなった。

 

 熱はすぐにさがったのだが、咳が止まらず、病院にかかった。

 

 それでも咳がとまらず、別な病気ではないかと気がかりだった。

 

 1カ月くらいで咳は止まって、変な病気ではなかったと安心したら、ずっと匂いがないことに気がついた。

 

 風邪が治れば匂いも戻るだろうと匂いがないことは気にしていなかったのだが、臭覚がなくなったままなのだ。

 

 舌で感じる味覚は正常なのだが、味は味覚と臭覚で感じるもの。

 

 食べ物の風味というものをまったく感じない。

 

 大好物のカレーライスのスパイスの香りもまったくわからない。

 

 味覚はあるので、食べ物が不味くはないのだが、美味くはない。

 

 甘い、ショッパイ、酸っぱい、苦い、辛いだけでしかない。

 

 このまま匂いが戻らなかったら、なんとも悲しい。

 

 インターネットで調べてみたら、同じ経験者や耳鼻科のお医者さんが情報をたくさんあった。

 

 それによると、なかなか治りにくい病気で、時間を置くほど治りにいらしい。

 

 医者も、経験者も、とにかく早期治療を勧めている。

 

 3カ月を過ぎると、治るチャンスを失うという記述を見て、あわてて耳鼻科に駆け込んだ。

 

 レントゲンを撮り、内視鏡で検査をしてくれたが、原因はわからないと言う。

 

 原因がわからないから具体的な治療法はないとの見解。

 

 私は高校生時代に一度匂いが無くなる経験をしていて、そのときの医者はアリナミンノ注射をした。

 

 アリナミンの注射をすると鼻の奥でニンニク臭を感じて、臭覚神経は生きているということで、鼻に薬を塗布し、アリナミンの注射を続ける治療をして治ったことを医者に告げた。

 

 素人が治療法をあれこれ言うと医者は嫌うのを知っていたけど、治療法がないからしかたがないでは困る。

 

 だから、医者が気分を壊さないように、恐る恐る、気をつかって、さりげなく話をしてみた。

 

 しかし、診断はかわらなかった。

 

 点鼻薬を出すので、それで様子をみてください。

 

 それで治らないときは、また考えましょうか、ということだった。

 

 インターネットで、耳鼻科の医者の多くが、3カ月以内に治療を始めないと治りにくいと書いていた。

 

 私が匂いをなくしてまだ3カ月足らずだった。

 

 私は意を決して、医者にインターネットにあった3カ月を越すと治りにくいとあった旨を、おずおずと伝えた。

 

 私にとっては死活問題ともいえるできごとなのだ。

 

 それに対しては、医師はまったくの無反応。

 

 2週間分の薬をもらって使用したが、症状はまったく変化がない。

 

 私は、他の耳鼻科を訪問することにした。

 

 次の耳鼻科では、アリナミン注射による検査をしてくれた。

 

 アリナミン注射を受けると、まもなく鼻の奥でニンニク臭を感じた。

 

 私は、期待して医者の診断結果を待った。

 

 医師は、ニンニク臭を感じるということは臭覚神経は生きている。

 

 それなのに匂いを感じないということは、鼻の奥にある味覚を感じて神経に伝える部分に損傷があるのだろうけ。
 
 しかし、その原因はわからないし治療方法ないと断定した。

 

 そして、検査したのみで、一切の治療も投薬もしてくれなかった。

 

 なんたること。

 

 私は、二人の医者に、ともに治療方法はわからないと放置されてしまった。

 

 あと十数年の人生かもしれないが、匂い無しのままでは、食べる楽しみが奪われたようなものだ。

 

 インターネットの世界では、私と同じ悩みを相談する人が大勢いる。

 

 それに答える医師もまた大勢いる。

 

 そして、さまざまな治療方法も紹介されている。

 

 それが全部正しい情報であったり、解決方法であると盲信はしないが、せめて医療を職とするのであれば、真摯に治療方法を探る努力をする医師であってもらいたい。

 

 インターネットの普及で、莫大な情報が手に入る時代になっているのだ。

 

 ということで、私の当面の「傘がない」は「私の匂いをとりもどしてくれる医者」を見つけること。

 

 「けれども 問題は 今日の雨 傘がない」(井上陽水「傘がない」)

 どなたか、良いお医者さんがいたら教えてください。

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