泣いても笑っても 大晦日
どうしてこんな接頭語がつくのかはよくわからないが、泣いても笑っても今年も残すところあとわずか。
「泣いても笑っても」というのは、どのようにしてもということなのだろうが、どうして「泣いても笑っても」なのか、私にとってずっと、もやもやした言葉なのである。
その意味を深く掘り下げても、余り意味はないので、そのまま受け入れることにして、「泣いても笑っても」今年も残すところあと3時間余りになってしまった。
ここまで来ると、今年の嫌なことはすべて投げ捨てて、新しい年に希望を託すことになる。
そんなことを、ずっと繰り返してきたのだが、今年は今までとはちょっと感じが違っている。
その場しのぎでなんとかここまできて、あろうことかやっと去年くらいから自分の年を実感しているのだ。
それは実感というよりも痛感というべき感覚で、年を実感してしまうと、もう後がないという気持ちに追いやられる。
しかし、「泣いても笑っても」放り出すわけにはいかないので、やっぱり気持ちを新たに新しい年に向かおうと思っている。
今年も残り3時間。
車の通りもめっきり少なくなって、歩く人もいない。
この時間から除夜の鐘の音が鳴り始めるまでの時間が、1年中で1番街が静かになる時間ではないだろうか。
多くの人が家族といっしょに行く年を送り、来る年を迎えているのだろう。
私も、まだなんとか心安らかにこの時間を過ごしている。
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