野坂昭如さん死去
速報で、野坂昭如さんが亡くなったことを知った。
野坂さんは、私の学生時代に、流行作家として一世を風靡していた。
野坂さんの作品は、極端に句読点の少ない特異な文体が特徴で、私にとっては読みにくかった。
アニメにもなった「火垂の墓」が代表作だった。
私が野坂さんを読むようになったのは、、デビュー作?の「エロ事師」たちの「エロ」という言葉に魅せられてのこと。
話は面白くて共感できるのだが、あの文体は苦手だった。
多彩な人で、作詞家、歌手、タレントとしても活躍していたが、私は、恥ずかしがりやの照れやさんだと感じていた。
彼の目立つ行為は、照れの裏返しだったのではないか。
野坂さんの訃報が、なぜか、ずーんと心に重い。
« 下着泥棒大臣 政治資金でコンパニオンに香典に赤飯 せこいことやる大臣も大臣だが、追求する議員も議員 | トップページ | 軽減税率 政治屋の厚顔 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 悪徳不動産屋日記 古いやつだとお思いでしょうが(2024.12.09)
- Kodak FZ55(2024.12.04)
- ふっと 不安(2024.12.02)
- 気の迷い(2024.12.01)
- 晦日 さあ次の半荘(2024.11.30)
コメント
« 下着泥棒大臣 政治資金でコンパニオンに香典に赤飯 せこいことやる大臣も大臣だが、追求する議員も議員 | トップページ | 軽減税率 政治屋の厚顔 »
私が最初に読んだのは、タイトルがエロトピアとかいうものでした。
私は視覚障害のため最近は音声だけでパソコンなどやっていますので、火垂るの墓は 蛍のほうを書くのだと思っていました。
ところが本文では最初のほうに 火垂の墓 後のほうに火垂るの墓と書かれています。
目で見たところではどちらでもよいように思われますが音声ソフトはシビアなので全然読みが違うので気が付いたというわけです。
また、先日の図書館の記事で芥川賞の 花火 とありますが 火花 のことと思われます。
実はこれ、けっこう同じように間違われている人も多いのも事実のようです。
私はサピエのダウンロードランキングで何度もヒバナ ヒバナと聞いたため間違えようがなくなってしまったのです。
投稿: 藤按 | 2015年12月11日 (金) 09時52分
藤按さん。いつもコメントありがとうございます。
野坂昭如さんの死は、ちょっと衝撃でした。
今年の9月まで、TBSラジオの「土曜ワイド永六輔その新世界」の「野坂昭如さんからの手紙」というコーナーに毎週欠かさず野坂さんからの手紙が届いていました。
ここでの野坂さんは、かつての小説の野坂さんと違って、歯切れの良い短文で昔と変わらず権力に物申していました。
パーキンソンびょで言葉が不自由になった永六輔さんに変わって、権力者に対してずけずけと意見をおっしゃっていました。
「火花」訂正しておきました。ありがとうございました。
「ヒバナとハナビ、しょっちゅう間違えています。
話をしているときも、話の途中でヒバナになったりハナビになってりしてしまいます。
話し言葉だと、その場で訂正できるのですけどね。
文字だと、間違ったまま残ってしまいますからね。
ご教授に感謝します。
投稿: johokan | 2015年12月12日 (土) 10時36分
藤按さん。いつもコメントありがとうございます。
野坂昭如さんの死は、ちょっと衝撃でした。
今年の9月まで、TBSラジオの「土曜ワイド永六輔その新世界」の「野坂昭如さんからの手紙」というコーナーに毎週欠かさず野坂さんからの手紙が届いていました。
ここでの野坂さんは、かつての小説の野坂さんと違って、歯切れの良い短文で昔と変わらず権力に物申していました。
パーキンソンびょで言葉が不自由になった永六輔さんに変わって、権力者に対してずけずけと意見をおっしゃっていました。
「火花」訂正しておきました。ありがとうございました。
「ヒバナとハナビ、しょっちゅう間違えています。
話をしているときも、話の途中でヒバナになったりハナビになってりしてしまいます。
話し言葉だと、その場で訂正できるのですけどね。
文字だと、間違ったまま残ってしまいますからね。
ご教授に感謝します。
投稿: johokan | 2015年12月12日 (土) 10時36分