50年に1度の大寒波
沖縄に観測史上初の雪。
奄美大島では、115年ぶりの積雪。
50年に1度の大寒波に見舞われ、余り雪と縁のない九州が大雪で大混乱している。
この寒さに犬は家に閉じこもっているが、普段雪を見たことのない子どもたちは、大喜びで庭をかけまわっている。
幸か不幸か、喜ぶべきか悲しむべきか、当地(宮崎県の北端の街・延岡市)には雪は降らなかった。
九州山脈が立ちはだかっているので雪は降らないのだか、寒さは同じくやってきた。
寒波のもうひとつの困りものは、水道管の凍結。
零下になることが少ないので、ほとんどの家や建物で、水道管の凍結防止策をとっていない。
数年前にも、10年に1度の大寒波が来たことがあって、水道管が凍りついて水ができなくなったり、家の外にある湯沸かしボイラーが破裂するという被害が多々あった。
それで今回は、その時被害のあったアパートに、凍結防止のため水を出しっぱなしにしてくださいという注意書きを配布した。
特に心配なアパートがあったので、そこの居住者には電話をかけて注意をしておいた。
おかげで、被害は少なかったが、それでも2件、水とお湯が出ないという連絡があった。
当社からの指示の通りにしていたのに水が凍ったと、苦情がましい口ぶりであった。
市内全域で水道管の凍結で大騒ぎしているようで、水道やさんに連絡したら,今日1日では終らない量の依頼が入っていて、今日は行けないとのことだった。
入居者には、その旨を伝え、明日まで寒波が続くので、引き続き今日も水を出しておくようにお願いする。
今日は風呂にも入れないのかと、不満げである。
日頃は悪徳不動産屋と呼び人も、ちょっと困ったことがあると何でも相談してくる。
テレビの映りが悪い。排水の流れが悪い。お湯が沸かない。
近所の騒音で迷惑している。
税金問題、相続対策当の法律相談。
テレビは電気屋さん。
お湯はガス会社。
排水は水道屋さん。
税金は税理士。
法律問題は弁護士。
それぞれ専門家がいる。
悪徳不動産屋呼ばわりしながら、困ったときには、何でも相談してくる。
不動産屋は全能の無料相談所じゃないのだ。
今日だって、水が出ないという苦情に、凍っている水道管の中の氷がとけないとどうしようもないと答えると、蛇口はしめたほうがいいのか、閉めない方がいいのか、なにか他にいい方法はないのかと、私の答えに納得がいかないようで、いろいろ聞いてくる。
私は水道屋じゃないのだ。
詳しく聞きたかったら水道やさんに電話してください、と言うと、自分で電話をしないといけないのか、それくらいしてくれてもいいではないかと言う。
まずは、大きな問題はなかった50年に1度の大寒波であった。
そんな中で一つ大きな変化があったのは、このところ低迷していた私のブログへのアクセス数が急激に増えたこと。
凍結防止・だしっぱなし・水道、といった検索ワードで、凍結防止には水道の水を出しっぱなしにするといいという私のブログがひっかかっているようで、この検索ワードだけで500以上のアクセスがあっている。
久々の大量アクセスで、ちょっとうれしくもある大寒波であった。
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