ヒロシ 「毎日ネガティブ」より
自虐ネタの芸人・ヒロシの「毎日ネガティブ」という日めくりカレンダーを買った。
日めくりカレンダーというと松岡修三氏の「毎日修造!」が有名だ。
超ポジティブでゲンキが出るとの評判で、発行部数100万部を突破しているらしい。
しかし、私は根が暗いので、松岡氏のように、やたらと明るく騒ぎまわられると、逆に気分が落ち込んでしまう。
ヒロシさんの自虐ネタは、「そうだよね。(そんなこと)よくあるよね。」と思えることが多くて、それでも「生きているんだぞね」と逆に力づけられる。
そんなヒロシさんが、どんなことを書いているのだろうと思って、本屋で「毎日ネガティブ」をぱらぱらとめくってみた。
全部ではないが、何個か「そのとおり!そうだよなー!」というのがあったので、ヒロシに敬意を評して買うことにした。
昨日のヒロシの言葉は面白かった。
「水みたいなお酒ならのみません」「さっぱりした揚げ物なら食べません」
というのがそれだ。
解説として、お酒が飲めない僕に「これは水みたいだから大丈夫!」とすすめられても、「それなら水を飲みますから!」となるだけです。
自分の好きなものを、他人に無理にすすめる必要はありません、とあった。
水みたいだから飲めというなら、金をはらわなくてもいい水を飲んでいたほうがいいよなあ。
ヒロシさんは、「さっぱりした揚げ物なら食べません」と言っているけど、私は、よく「甘くないお菓子なら食べなくていい」と言っている。
テレビのグルメ番組で、人気店のお菓子を食べると「お砂糖控えめで、あまり甘すぎなくて、さっぱりしていて、おいしー!」とくる。
そんな番組を見ていて必ず私が言うのが、「甘いのがお菓子だよ!甘いのが嫌だったらお菓子なんか食べなければいいんだ!」と叫んでしまうのだ。
ヒロシさんは酒や揚げ物のことだけを言っているわけではないのだろう。
しそうだよなー。
自分に自信がある人は、酒や食べ物にかぎらず、「これは良いよ。やってみな。」と人に勧めてくることが多い。
「こんなふうに人づきあいするといいよ」「異業種の集まりに出たほうがいいよ」
「本当のことだからと、なんでも本音を言わないほうが良いよ」et cetera エトセトラ。
今日、定例の飲み会があるもので、「毎日がネガティブ」の昨日の言葉を思い出したという次第。
私も酒に弱い体質。
飲むと顔が赤くなり体温は上昇。脈拍が1分間に130以上になり、鼻の置くと喉が充血して息苦しくなる。 その苦しさは100メートルを走った感じに近い。 それでも私は、50歳代までは、飲み会の席で飲まない人間がいると他の人がしらけるようなので、無理してでも飲んでいた。 しかし、世の中に年下のほうが多くなってきた今日この頃、飲み会でも飲みたくないときは飲まないでいる。 家で酒を飲むことはないわけで、飲まないほうが食べ物も美味しいのだ。 脂っこい料理なんかのときは、ビールを頼むこともあるのだが、すぐに体がきつくなる。 さてさて、今日の飲み会。 毎月1回集まっているのだが、私以外の3人は酒が強い。
とりわけ1人、猛烈に酒の強い男がいる。
いつものメンバーなのに「なぜ飲まないの?」と聞かれることだろうが、今日は飲まないでおこうと思っている。
酒代を考えると割り勘負けをするが、人の倍以上食って割り勘負けをカバーすることにしよう。
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