最善の引き際 甘利さん
文春に違法献金疑惑を報じられていた甘利さんが辞任した。
説明責任を果たすということで開かれた記者会見であった。
会見では、文春の報道内容に対しての釈明する内容を文書にしてまとめてきたものを、淡々と冷静に、1時間以上にわたって朗読するものだった。
文春が、証拠写真やテープがあるとしていたせいか、釈明は文春の記事を真っ向から否定するものではなかっが、自分が直接関与したことは否定する内容であった。
冷静に落ち着いて読み上げる甘利さんの様子に、辞任はしないのではないかと思っていた。
最後になって声がつまって涙ぐんだかとおもったら、辞任を表明した。
全部の金が違法ではないが、秘書による一部違法ととらえられても仕方がない金の流用があった。
秘書のせいにして責任をとらないということは、自分の生き方には合わないので、管理責任をとって辞任するというような無いようだった。
これで安部政権が安泰とは言えないだろうが、よく練られたシナリオだった。
考えられる限り最良の辞任劇であったと称賛したい。
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