竹田圭吾さん死去
涙の理由がわからなかった。
今朝の「とくダネ」で、小倉キャスターが「このニュースだけはお伝えしたくなかった」と、ジャーナリストの竹田圭吾さんが亡くなったことを報じた。
51歳だった。
竹田圭吾さんは「とくダネ」のコメンテーターをされていたが、やわらかい語り口だが鋭い意見を述べられていた。
一昨年、しばらく顔を見かけなくなったなと思っていたら、以前とは別人のようなやせ細った姿で再出演されていた。
その姿は、一瞬で、難しい病気を抱えているとわかるものだった。
その後、少し顔もふっくらしてきて回復しているのかなと思っていたが、先月見たときは、相当様子が悪いように見えた。
はためにも、テレビ出演は大丈夫なのかと心配になるほどだった。
そんな竹田さんだったが、私が見ている限りでは、とくダネで竹田さんの病状について触れたことはなかった。
昨年、別な番組に出演中に、がんであることを告白されたらしいが、本人の意思を察して、小倉さんを始めとするとくダネスタッフは、あえて病状について余り深く触れることはなかったらしい。
苦しそうにしている姿をみて、無理はなさらなくていいですよと声はかけることはあったが、「どうしても番組に出たいのです。それが私の生きざまです。」と言って、番組出演を続けたらしい。
死を覚悟しての出演だったのだろう。
私は、竹田さんに格別に思い入れがあったということではなかった。
それなのに竹田さんの死に、なぜこんなに涙が出るのかわからなかった。
それは、100%生き尽くした竹田さんの姿に対するものだったのだろう。
つくづく、人が立派に見える今日このごろである。
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