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2016年2月 1日 (月)

マラソン代表にしろ! 好きではなかった福士加代子の大阪国際女子マラソンでの走りに脱帽。

  私は、福士加代子さんが好きではなかった。

 42㎞走り抜いて、苦しい極みのはずなのに笑顔でゴールする。

 あのトレードマークとも言える笑顔が嫌だった。

 笑いながらの、キャラの立ったインタビューも嫌いだった。

 彼女の持ち味である明るさと気さくさが、私にはあざとく、わざとらしく思えた。

 そのキャラクターのゆえに、毎回マスコミに大きく取り上げられ、期待外れの結果が続いていた。

 それも、私が福士さんが嫌いな理由の一つだった。

 その福士さんが、やった。

 オリンピックの選考レースである大阪国際女子マラソンで、独走の1位で帰って来た。

 しかも、陸連がリオデジャネイロ五輪代表の選考基準である2時間22分30秒をクリアーしての1位だった。

 ゴールした福士選手は、振り返って電光掲示板の記録を確認し、大きくガッツポーズをした。

 向けられたマイクに向かって、「やっと取ったよ、1等賞。リオ決定だべえ」と叫んでいた。

 わたしは、福士選手のこんなところが嫌いだったのだが、今度は違った。

 目標に向かって、身体の限界を超えての走る姿に、深くにも感動の涙をこらえることができなかった。

 文句無しに五輪代表決定と思った。

 しかし、陸連の設定する選考基準の2時間22分30秒を切っての1位だというのに、代表決定は残る選考レースである3月の名古屋マラソンの結果を見てからになるそうだ。
 いつものことながら、マラソンの選考基準には疑問の声があがるのだが、設定記録を切っての1位だったら代表決定とすればいいのだ。

 嫌いだったわたしをファンにさせた福士選手の根性の走りは、十分に五輪代表に値する。

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