話題のブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」 総理、一転、「待機児童を減らす」 でも具体策は示さない。空気を読む術に長けた総理。だまされないぞ。
話題のブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」
2月29日の衆院予算委員会で、このブログの内容について質問を受けた総理は、「匿名での書き込みで、本当に起こっていることか確認しようがないがない」と、得意の話のすり替え。
「どう思うか?」という質問に対して、「確認しようがない」という答えは的外れ。
答えたくないのであれば、せめて「匿名の書き込みには答えたくない」と答えるべきだろう。
総理を援護して自民党議員が、「誰が書いたんだ」「書いた奴を出せ」などとヤジを飛ばす。
野次を飛ばす一人として、はっきりテレビに映っていたのは平沢勝栄議員だった。
口の動きと声も拾われていた。
総理に対しての質問は、誰が書いたかが問題じゃなくて、待機児童をどうするかを議論することが目的なのに、その内容にはいっさい答えなかった。
いつもそうだ。
自分にとって都合の悪い質問に対しては、答えることなく話をすり替える。
すり替えを指摘され、再度答えを求められても、いっさい本題には答えようとせず、話をはぐらかす。
そんなシーンを何度見たことだろう。
議論はかみ合わず、それを攻撃できる野党議員もいない。
そんなやりとりを見せつけられて、いつも歯がゆい思いをしているが、なぜか支持率が落ちない。
だから、強気で傲慢な対応をくりかえす。
「保育園落ちた」は、政府の対応に国民の怒りの声が巻き起こった。
まずいと察知した総理は、一転、言をひるがえして、「待機児童を減らすために、政権交代前の倍のスピードで受け皿作りを進めている。保育士の待遇改善にも取り組みたい」と言いつくろっていた。
これも安部総理の得意とするところ。
強気で傲慢だが、世論動向には細かく気を使っている。
世論が自分に批判的だと感じたら、即座に方向転換をする。
勢いの良いスローガンをかかげる。
そして、「前政権よりはまし」だというような台詞を組み込む。
「待機児童を減らすために政権交替前の倍のスピードで受け皿作りを進めている」というけど、「倍のスピード」の根拠って何だろう。
「保育士の待遇改善にも取り組みたい」というけど、「取り組みたい」とは言っているが、「取り組む」とは断言していない。
私は、竹中平蔵は口がうますぎて大嫌いだったが、阿部総理の口のうまさは竹中平蔵にも負けず劣らず、むしろもっとタチが悪いように感じている。
(これは、私の個人的感想で、安倍総理の効果・効能を示すものではありません)
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