「レヴェナント」 レオナルド.・ディカプリオ アカデミー主演男優賞受賞作
「なんてことだ!」(バイキングの小峠ふうに叫ぶ)
さっきブログを途中ではしょったのは、実は6時から映画を見ることにしていたからだ。
レオナルド.・ディカプリオ主演作「レヴェナント」。
ディカプリオが5度目のノミネートで、念願のアカデミー主演男優賞受賞をとった話題作だ。
珍しいことに、当地(宮崎県の北端の街・延岡市)の映画館でも全国封切りにあわせての公開になっている。
なかなか行けないままでいたのだが、終ってしまうといけないので今日時間を割いて行くことにしていたのだ。
1日3回公演で、夕方6時が最終。
6時開演の場合、予告編やらCMやらで本編の開演は6時10分くらいになる。
映画館は私の会社から歩いて5、6分のところにある。
6時に出た。
到着は6時6分。
なんと、切符売り場に人がいない。
最終だから、もう人が来ないと思ってひっこんだのか?
早く入らないと本編が始まってしまう。
あせりつつ、「すみませーーーん」と声をかけると、あわてて女性が出てきた。
「まだ本編は始まってないですよね」と聞くと、「何を見られますか?」と言う。
当地唯一の映画館だが、3スクリーンある。
「レヴェナント」
「レヴェナントは6時からですよ」
「まだ予告編をやってる時間じゃないの?」
「いえ、最終上映については6時ちょうどから始めるんです」
「え?何度も最終上映の時間に入ってるけど、予告編無しでいきなり始まったことは無いよ?」
「いえ、最終の場合は開演時間ちょうどから始めることもあるんです」
「えーー!じゃあ、また出なおすけど、最終は6時ちょうどに来ないとだめなんだね」と私は念を押した。
すると、切符売りの女性から驚きの言葉が出た。
「最終は6時からだったのですが、お客さんが一人も来なかったから、もう来ないと思って映写機のメンテナンスをしていることろなんです」
「なんということだ!」(ここも同然、バイキングの小峠ふうに叫ぶ)
私が、また同じ時間に来るといったもので本当のことを白状するしかなくなったようだ。
アカデミー主演男優賞受賞の話題作。しかもまだ封切りから3週間足らず。しかも金曜日の夕方の上映。
それが入場者ゼロだとは!
当地延岡から映画館が無くなる日は、遠いことではないかもしれない。
本来なら怒ってもいいところなのかもしれないが、こんな状態で閉鎖せずに続けてくれることに感謝するべきだろうと思い至った。
「次来るときは、電話を入れて予約をしておいた方がいいかな」と、冗談のつもりで言ったところ、「そうして下さい」との返事。
「なんてことだ!」(くどいようですけど、バイキングの小峠ふうに叫んでいます)
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