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2016年6月 2日 (木)

安倍総理の演説を、私が不快に感じた件。

昨日の安倍総理の演説を、なぜあんなにも不快に感じたのだろう。
 
  昨日は、もう意味もなく生理的に不快でたまらなかったのだが、今日のワイドショーを見ていて、その原因が思い当たった。
 
  それは、安倍さんが自分の政策・アベノミクスが成果をあげているという自慢話を長かと続けていたからだ
 
  求人は増えた、給料も増えた、会社の業績も上がっている。
 
  アベノミクスは大成功だと手柄話をとうとうとまくしたてるばかりで、自分の失敗は何一つないかのような話をしていたからだった。
 
  自分の政策は功をあげている。
 
  しかし、世界の情勢が(ことに新興国の経済状況が)に陰りがみられる。
 
  それにまきこまれるかもしれないので、消費税増税を見合わせる。
 
  2年前に、どんなことがあっても消費税は上げるという発言については、「従来の約束とは異なる『新たな判断』にもとづく」のだという。
 
  こんな理論がまかり通れば、約束なんてなんの意味もなさない。
 
  自分の政策はすべて正しくて、成果を上げている。
 
  悪いのは自分ではなくて、まわりだと言い張る姿勢に不快感を感じたのだ。
 
  私は、安倍さんのすべてを批判することはしない。
 
  しかし、自分は正しくて、微塵も間違いは犯していない、まるで全能の神にでもなったかのようにふるまい、一切他の意見を聞こうとしない。
 
  1時間近い時間を自分の政権運営がいかにすばらしいかを一方的に喋り続けた。
 
  形だけ質問の時間をとったが、1分くらいの質問に対して、答えは10分以上の時間を割く。
 
  質問に対する答えではなく、持論を繰り返すだけだった。
 
  なかなか次の質問者に順番が回って来ない。
 
  時間切れをねらっての作戦は見え見え。
 
  案の定、二人の質問に答えたところで、「時間となりました」となった。
 
  舛添さんの言い逃れについては、マスコミがこっぴどく追求しているが、舛添さんの犯した罪は、舛添さんが個人的に流用しただけの、しみったれたものだ。
 
  みじったらしくて、それが面白いから、つつき回されている。
 
  一方の、安倍さんの言い訳は壮大で、マスコミも突っ込みどころを見失っているのではないだろうか。

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