山の日②
一昨日、今年から祝日になった山の日のことを書いた。
「山の日」を制定の際、お盆の前の日の12日という案で決まりかけたが、12日は日本航空の墜落事故と同日で、しかも墜落場所が御巣高山で「山」。
これでは「御巣高山の日」になってしまうということで、その前日の11日になったという経緯であった。
11日は、「そうだったのか」と、深く意には介さなかった。
次の12日(金曜日)。私は、この日に届けるという約束をしていた書類を届にさる会社を訪問した。
役所に提出する書類で、約束どおり届けるために1時間くらいかけて作製した書類だった。
なんとか間に合わせて訪問したのに、なんと会社は閉まっていた。
玄関に、「11日より15日まで、盆休み」の貼り紙。
約束していた相手に電話をすると、11日から15日まで盆休みになったというのだ。
今年からのことで、うっかり12日に約束してしまったのだと言う。
旧来は13日から15日がお盆休みだったのだが、11日が休日になったので、中日の12日だけ仕事をしても中途半端なので11日から15日までを盆休みにすることにしたそうだ。
なるほど業種によっては、そのほうが合理的かもしれない。
都合によってはこの日を有給休暇にあてると、さらに会社の運営的にも合理的だろう。
五月のゴールデンウィーク、九月のシルバーウィークに続く大型連休として定着していくかもしれない。
いや、むしろ九月のシルバーウィークは、大型連休になるのはカレンダーの並びによるが、山の日とお盆を絡めた連休はカレンダーの並びには左右されない。
「山の日」の11日が月曜日だったら、15日は金曜日。土曜日が休みの会社は丸々一週間の大型連休となる。
「山の日」は今年から始まったばかりの祝日だったし、今年はオリンピックの話題で盛り上がっていたから、騒動好きなテレビもこの問題をとりあげなかったが、来年からは大型連休の騒動行事として大騒ぎすることだろう。
夏休み期間の大型連休として定着していくことは間違いない。
うーーむ。
私はよだきんぼ(宮崎弁で、なまけもの) で、いつも仕事を先のばししているから、休みをとっても不安を抱えてすごすことになる。
なんとか来年は、心置きなく「山の日」連休をとれるようにしたいものだ。
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