健康寿命は気持ちが大事
「健康寿命」って知ってますか?
健康寿命とは、ウィキペディアによると、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと大きな支障がなく日常生活を遅れる期間のこと。
対する平均寿命というのは、日常的・継続的に医療介護に依存して、自立した生活ができない状態で生きることも含まれるということだ。
厚生労働省の発表によると、2013年の健康寿命は、男性71.2歳、女性74.2歳。
平均寿命との差は男性は約9年、女性は約12年。
多くの人が、結構な長期間、不調を抱えて過ごしているというわけだ。
認知症で自分がわからなくなって彷徨ったり、寝たっきりになったり、植物人間状態になって生き続けているひとも含んでの平均寿命だ。
病気で寝込むことなく、亡くなる直前まで元気でいたい。
ピンピンと元気でいて、コロリと死ぬ。
「ピンピンコロリ」が理想の最後だと誰もが思っている。
全国に「ピンピンコロリ」の御利益のあるパワースポットがあって、多くの参拝者で賑わっているそうだ。
元気で過ごすには、規則正しい食事と適度な運動が欠かせないというのは良く言われること。
寝たっきりになる、一番の原因は運動機能の障害だそうで、とりわけ運動が欠かせない。
私も、そろそろ、そんなことを考えなくてはならない年齢に近づいている。
今のところは健康に不安は無くて、食事は不規則だが、好き嫌いなくなんでも食べる。
運動は、青島太平洋マラソンを目指して週に2回10㎞のジョギングをしている。
しかし、朝起きるとき体のあちこちが痛い。
匂いは無くなり、老眼は進み、物忘れが多くなり、根気が無くなっている。
ただ、病は気から。
年をとれば、誰だって、どこかここかに小さな不調はある。
神経質に不調にばかり目をやると、不調はますます増加する。
東京都健康長寿医療センター 高齢者健康増進事業支援室の大渕修一研究部長らの研究によると、「(自分は健康ではない」と思っている高齢者は「とても健康だ」とする高齢者と比べて要介護の発生確率が約70倍も高くなるそうだ。
「同程度の衰えであってもそれをどうとらえるか、個人の主観が心身の健康を左右する。地域や家庭で役割を持ち、日々に張り合いを持って過ごすこともピンピンコロリにつながる」と大渕氏は助言している。
年をとれば、こんなもんさ、と鈍感に生きるのことも大切だろう。
こればかりは、いい加減に生きている私のとり得かもしれないなあ。
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