不気味に怖い報道規制
安倍政権のメディアに対する圧力が問題になることがある。
これは安倍政権に限ったことではないが、常に政権側はマスコミに圧力をかけてくる。
ことにテレビにおいては、認可権を握る政権の顔色を見てしまう傾向があるという話しを聞く。
高市早苗総務相は、政治的公平性を欠く放送を繰り返した放送局に電波停止を命じる可能性があると、さらりと脅した。
一方テレビ局側は、直接政治的圧力をかけられたことはない。圧力があったとしてしもそれには屈しないと言っている。
それについては、直接の圧力がかかる前にテレビ局側が自主規制をしているという意見もある。
圧力をかける側も、圧力を受ける側も、圧力の存在を否定しているから、実際が銅なのかはわからない。
しかし、このところの芸能ゴシップで気になることがある。
私はドコモの「dマガジン」を利用している。
「dマガジン」というのは、ドコモが運営する雑誌の読み放題のサービス。
月々432円で160誌以上の雑誌が読める。
週刊文春、週刊新潮、週刊朝日、サンデー毎日、アエラ、週刊現代、週刊ポスト、フライデイ、フラッシュ、スパ。
以上が私が、さらっと目を通す週刊誌。
ほとんど見ることはないが、週刊女性、女性自身、女性セブンといった女性週刊誌もある。
その全誌が、バラエティタレントの有吉弘行さんと、女性アナウンサーの夏目三久さんの交際問題を取り上げている。
話しの元は日刊スポーツのスクープ記事であった。
日刊スポーツが報じたのは、有吉弘行さんと夏目三久さんの結婚報道だった。
しかも、夏目さんは妊娠していると報じていた。
その記事を後追いして、「dマガジン」に参加している週刊誌全誌が、さまざまに報じている。
日本のほとんど全部の週刊誌が、この問題を報じているのだ。
それに対して、テレビ報道は一切ない。
有吉さんも何にも言わないし、夏目さんも、いっさい何にもいわない。
どのテレビ局も、この問題を取り上げない。
みごとに、全部のテレビ局がだ。
今年は実に多くの不倫問題がワイドショーに取り上げられた。
不倫問題で仕事を失った人も何人もいた。
テレビのワイドショーが一番喜ぶ男女のゴシップネタなのに、どのテレビ局も取り上げない。
週刊誌によると、テレビ界のドンといわれる人から圧力がかかっているらしい。
週刊誌が取り上げ、新聞の中刷り広告でもその記事を目にするから、週刊誌を見ない人でも有吉さんと夏目さんの妊娠結婚疑惑も有るのか無いのか、判然としなかった報道規制があるという事実を、芸能ネタで知らされることになった。
テレビ界のドンといわれる人のひと声で、ここまでみごとに報道規制がかかるのだ。
現在の日本のドンの安倍さんが本気でかかれば、どうなるのだろう。
テレビとゴシップ好きなミーハーおじさんとしては、テレビの沈黙が不気味で怖くてしかたがない。
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