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2016年10月 8日 (土)

座りっぱなしは喫煙と同じくらい危険!?

 座りっぱなしで体を動かさない生活はタバコと同じくらい体に悪く、がんや心血管障害など命にかかわる病気の原因になることがわかってきたそうである。

 「坐りっぱなしで体を動かさない」ことをセデンタリー(Sedentary)と言って、セデンタリーが病気の原意になるというわけだ。

 2012年にWHO(世界保健機関)は、1日10時間以上座っている人は4時間以下の人に比べて病気になるリスクが40%も高くなると発表している」

 ほんとかなと思ってしまう話だが、その極端な例が「エコノミークラス症候群」(肺塞栓症)なのだろう。

 エコノミー小興銀とは、飛行機の狭い座席(エコノミークラス)に長時間座っていることで脚の血行が悪くなり、静脈の中に血栓ができる。

 それが肺動脈に詰まると呼吸困難や発熱を起こし、死に至ることもある病気だ。

 エコノミー症候群が話題になったのは、サッカー日本代表だった高原選手がポーランド遠征の帰りの機内で、エコノミー症候群で病院に緊急搬送された事件の報道からだった。
 常人の何倍もの苦しい練習を続けてきた現役のスポーツ選手でさえ、命にかかわるような事態に陥ったこともショックだったし、日本代表クラスでもエコノミークラスしか使えないのかとサッカーの待遇の悪さにも驚いたものだった。

 その後、高原選手はエコノミークラスではなくビジネスクラスだったが、連戦での疲れのあまり眠り込んでしまい、水分を補給することもトイレに立つこともなく、何時間も身動きしなかったことが原因だったことを知った。

 セデンタリー(座りっぱなしで体を動かさないこと)が、命にかかわるような血管障害を起こすことの証明だといえる事件だった。

 「タバコと同じくらい体に悪い」というのも決して大げさすぎる話しではないようだ。
 また、セダンタリーは血管障害だけではなく、がんのリスクも増すそうだ。

 運動不足が病気リスクを増加させるとはよく言われることだが、運動不足以上によくないのは「長時間座っている生活」なのだそうである。

 仕事で長時間座っていなければならない人は、2時間に1回は席をたって、手足を動かすよう心がけた方がいい。

 席を立つことが許されない状況のときは、「イスの上で正座」がおすすめらしい。

 太ももの大腿四頭筋は人体最大の筋肉なので、ここのストレッチはセデンタリーの害を減らすのに効果的なのだそうだ。

 デスクワーク中にときどきイスの上に正座して、片方ずつヒザを上げ下げして大腿四頭筋をほぐすことでセデンタリー悪影響を除去できるのだという。

 ウォーキングやジョギングなど、定期的に運動している人でもセデンタリーの時間が長いと悪影響が出るということだ。

 私は不動産屋をやっているが、人との交わりが苦手で、ついデスクワークにとじこもり、何時間も一人事務所で座りっぱなしでいることが多い。

 定期的にランニングをしているから運動不足ではないと思っていたが、これからは、長時間机の前に座っているときには、2時間に1回くらいは立ち上がって屈伸運動をすることにしようと思っている。

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