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2016年12月31日 (土)

無事 大晦日

昨日、「泣いても笑っても残すところ、あと1日」と書いたのだけど、そう書いた瞬間、どうして「泣いても笑っても」なのかと突っ込みを入れたくなった。
 
  使っていると、その意味を具体的に説明はできなくても、自分なりに実についてしまう言葉がある。
 
「 矜持」という言葉が、私にとってそのひとつの言葉であって、私が「きょうじ」という単語を耳にしたのは政治家の会見か討論の中だった。

 それは数年前のことで、それまで遭遇したことのない単語だった。

 確たる意味もわからず、わかろうともせず聞き流していたのだが、「しらない言葉だな」と自覚して以来、この単語に頻繁に出くわすようになった。

 私がこの言葉を耳にするのは常に政治家の口からであって、政治家以外の人がこの言葉を使う場面に遭遇したことは無い。

 気になって調べて見て、私か理解した意味は「プライド・自尊心」だった。

 意味は理解したが、なんとなく私には語感がつかめなくて、その後も政治家が口にする「矜持」の単語にずっと違和感をもっていた。

 私が「矜持」に最初に遭遇してから四~五年になるだろうか。

 ふと気がつくと、私の中で「矜持」という言葉が「矜持」の意味を持ってきていた。

 ところが「泣いても笑っても」は、もう何十年も使っているが、どうして「泣いても笑っても」なのか、身にしみてこないのだ。

 ともあれ、「泣いても笑っても」今年も残すところ、あと数時間。

 昨日は、どうしても決着が着けておきたい仕事を抱えていて、商談相手に連絡がとれずやきもきしていた。

 その商談に決着を着けて心安らかに正月を迎えたいのだが、商談が今日に持ち越しになっていた。

 結果は、無事今日敢えて、平穏な正月を迎えられることになった。

 昼過ぎに商談を終えると空腹を思い出した。

 ほっとした気持ちで自宅で昼飯。

 テレビをつけると、「SMAP×SMAP」のフィナーレがあっていた。

 全国的には26日に放送されたものだ。

 ワイドショーで取り上げられ、番宣的な番組を何度も見せられていたが、残念ながら当地・宮崎県はテレビの民法は2局のみ。

 見たくても見れなくて情報格差を恨んでいたのだが、なんと今日、正午からまるまる五時間放送されていた。

 もうかった気持ちで、「SMAP×SMAP」を見ながら事務所のやり残した片づけをしていた。

 片づけも終わり、久しぶりに大晦日の一家団欒を囲むことにしよう。 

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