安倍・プーチン会談にガッカリ。
今回の、安倍・プーチン会談はガッカリだった。
私は安倍さんが嫌いだ。
嫌いというより怖いと言った方がいいかもしれない。
安倍さんの、強きを助け、弱きをいたぶる政治が怖いのだ。
逆らうものは容赦なく切り捨てる。
その姿勢は、テレビの画面でも透けて見える。
国会でも、テレビ会見でも、記者会見でも、批判的な意見に対しては大きな声で持論を主張し、相手に喋るいとまを与えず圧力を与える。
一方、自分の賛同者には実に柔和で優しそうな笑顔で接する。
実に飴と鞭を見事に使い分けて持論を押し通す。
私は、安倍さんのこの強権政治が怖いのだが、今回のプーチン会談については、安倍さんの強気の政治に期待をしていた。
結果は、どう見ても、大惨敗。
安倍さんは、「平和条項や領土問題について、率直かつ非常に突っ込んだ議論ができた」と言っていた。
自分では突っ込んだつもりなのだろうが、結果は、領土問題は1mmも進展していない。
「共同経済活動は日露両国の特別な制度で行う」とも言っていたが、「特別な制度」ってのが、なにがなにやらわからない。
窮地に陥ると、わけのわからない言葉ではぐらかすのも安倍さんの得意技。
ウジャコフ補佐官は、「4島の共同経済活動はロシアの法律のもとに、漁業や観光、医療などに取り組む生命を16日に発表する」と言っていた。
実に解りやすい説明で、安倍さんが言う「特別な制度」というのはロシアの法律下で行うことをはぐらかすための「特別な解釈(まやかしの表現)」なのだということがわかってしまった。
安倍さんは、国内敵無しで勘違いしていたんだろう。
国内敵無しは、民主党の敵失。
自民の一党体制は、民主のアホ政治の結果。
そして、小泉さんが教えてくれた小選挙区での権力の振るい方を実にみごとに使っている。
とって変わる人材がいないから安泰なだけ。
国外ではそうはいかない。
まずはプーチンさんに惨敗。
トランプさんにもいち早く駆けつけて、友好を結んだと思っていたら大間違い。
利害が対立する問題にぶつかったとき、そのときどうするかが安倍さんの値打ちになる。
国の進路をつかさどる船長の責任は重大。
よろしくお願いします。
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