安倍総理大臣 真珠湾訪問
安倍晋三総理大臣の真珠湾訪問。
安倍総理の演説を聞いていて、私は改めて安倍さんの恐ろしさを感じた。
今、安倍総理の演説の全文を読んでみた。
「オバマ大統領、ハリス司令官、御列席の皆様、そして、全ての、アメリカ国民の皆様。
パールハーバー、真珠湾に、今、私は、日本国総理大臣として立っています。」と始まり、「耳を澄ますと、寄せては返す、波の音が聞こえてきます。降り注ぐ陽の、やわらかな光に照らされた、青い、静かな入り江。
私の後ろ、海の上の、白い、アリゾナ・メモリアル。
あの、慰霊の場を、オバマ大統領と共に訪れました。
そこは、私に、沈黙をうながす場所でした。」と余情的な言葉が続く。
そして、「71年前の明るく晴れ渡った朝、空から死神が舞い降り、世界は一変しました。閃光と炎の壁がこの街を破壊し、人類が自らを破滅に導く手段を手にしたことがはっきりと示されたのです。」と、抽象的な表現。
「71年前の明るく晴れ渡った朝」からの一文は、私にオバマ大統領の広島の演説を思い出させた。
ネットでオバマサンの演説を確認してみた。
オバマサンの演説はこう始まっていた。
「71年前の明るく晴れ渡った朝、空から死神が舞い降り、世界は一変しました。閃光と炎の壁がこの街を破壊し、人類が自らを破滅に導く手段を手にしたことがはっきりと示されたのです。」
安倍総理とオバマ大統領の演説を読み直してみた。
私には二人の演説は、二人による共同作業のように思えた。
二人ともお詫びや反省の言葉は無い。
反省の言葉のないままで、決着をつけようとしている。
共同作業の締めを安倍さんが担っている。
不戦の誓い。
両国の和解。
そして、両国の同盟の強さを表明している。
トランプさんが大統領になったことが代表的な自称だが、世界中が強権政治を指示する傾向にある。
安倍さんの真珠湾訪問は、日本は平和のためにはアメリカとともに闘いますと、アメリカへの忠誠心を表すために行ったのではないかと感じた。
世界的に強行政治に向かう計希有の中では、日本自国の防衛のために、それも必用なのかもしれない。
私が生きてきた時間は、人類の歴史の中で一番平和な国で一番良い時代だった。
私が生きている間は、まだ一番良い時代だろう。
私たちは、類史上希有な幸せを享受してきた。
この平和で幸せな生活を人類すべてが享受することはできないのだろうか。
なんだかおかしな方向に進んでいるような気がしてならない。
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