穏やかな三が日
本当に穏やかな三が日だった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、明日から新たな年の日常に戻る。
旅行中も、なんだかすべてが順調だった。
あまり細かい計画は立てずに行った先も、想像していた以上に「来てよかったなー」と思えた。
乗り継ぎのバスや電車に待たずに乗れたり、道路を渡ろうとすると直ぐに信号が青になったり。
こんなささいなことのほうが、人間の小さい私は、「ついてるなー」と嬉しい。
今日は別段予定を立てていなかったのだが、京都国立博物館に行ってみた。
何度も京都に来ていながら京都国立博物館に行ってなかったのは、始めて京都に正月旅行に来たとき行ったのだが開いていなかったからだ。
最初の京都は、定番ルートである三十三間堂から清水寺へ回るコースをとった。
京都国立博物館は三十三間堂の真向かい。
行ってみたのだけど休館だった。
てっきり三が日が休館日だと思っていた。
今日、ネットで調べてみたら元旦だけが休館日だった。
それで今日は、博物館に行くことにした。
ちょうど伊藤若冲 生誕三百周年の特集陳列をやっていた。
もうひとつの泉涌寺の特集陳列物を見て回るっていたら昼をまわっていた。
帰りの時間を考えて、近くの建仁寺にお参り。
建仁寺は風神雷神図で有名な禅寺。
入ったところと別な出口から出たら、なんと京都の古い町並みの通りがひろがっていた。
知らずに遭遇してしまったのだが、そこが花見小路通だった。
これまた幸運と嬉しく思う。
ぶらぶら歩きながら四条河原町に出て人混みを楽しんでいたら、帰りの時間になった。
最後の最後で飛行機が三十分以上遅れた。
これくらいの誤差は気にしなくてよい。
いつもであれば三十分の遅れは大迷惑なのだが、これも「今年はついているなー」と思える出来事だった。
いつもなら、宮崎空港までは電車を利用する。
当地(宮崎県の北端の街・延岡市)から所要時間は一時間ちょっと。
空港内まで直結しているので実に便利。
しかし、今年は車で来ていた。
飛行機の到着が遅れると直結の電車が無くなるから、年のために車で来ていた。
それで三十分の遅延は気にならなかった。
やっぱり、なんだか今年はいい年になりそうな予感。
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