もう一つ、消し去りたい年初の失敗
元旦に飛行機の中にタブレットを置き忘れてきた。
無事戻ってきて、災いになりかけたけど大過なかったことを喜んだ。
実は、年明け早々、もう一つ恥ずかしい失敗をしている。
元旦に伊勢神宮に行くために、宮崎空港7時40分発の飛行機を予約していた。
空港まで車で1時間半。
登場時間まで余裕をもって、5時半に当地(宮崎県の北端の街・延岡市)を出発することにしていた。
ということで、4時半にスマホのアラームをセットして布団に入ったのが12時過ぎ。
日頃1時ころまで起きているもので、なかなか寝つけなくて、眠りについたのは1時過ぎだった。
寝過ごしてはいけないと緊張していたせいか、ふと目覚めて時計を見ると4時。
少し早いが、もう一度寝てしまうと寝過ごしてしまう。
元日でもあるし、えいやっ!と布団から抜け出して新聞を取りに出た。
外は真っ暗。
人の姿も車の影も、まったくない。
年が明けてすぐのブログに「一年中で、町の中が一番静かになる時。それは、大晦日の夜の十時から十一時。」と書いた。
テレビで初詣の様子を見ていてそう書いたのだが、明治神宮や川崎大師、伏見稲荷や平安神宮のように、大都会の有名寺社であれば夜を徹して参拝客途切れることはない。
しかし、当地(宮崎県の北端の街・延岡市)のような人の少ない田舎町ではそうはいかないようだ。
「夜明け前が一番暗い」という言葉があるが、一番人の通りが少ないのも夜明け前のようだ。
新聞を取りに家から出たのだが、玄関を開け外の空気に触れたとき私は、今山八幡宮へ初詣をすることを思い立った。
あと1時間で当地を出発し伊勢神宮に初詣することにしているが、産土神社である今山八幡宮にも新年のお参りをして行こうと思ったのだ。
今山さん(今山八幡宮)は、お正月の間は終夜、照明が燈っていた。
5時前のこの時間でも3~4人の参拝客がいた。
手水で手を清め、口をすすぎ、神前に向かった。
参拝の前に記帳簿に記帳。
真新しい記帳簿である。
1頁目が開かれている。
記帳しようと思ってメガネを忘れてきたことに気がついた。
急に思い立ってお参りに来たもので、メガネを忘れていた。
老眼がひどくてメガネ無しでは文字が書きにくい。
しかし書くのは次元の住所と名前だけ。
まずは住所から。
いつもは書き切れるスペースのはずなのに書き切れない。
そこで気がついた。
上に名前で下が住所の欄だった。
名前の欄に住所を書いてしまったのだ。
新年の新しい記名簿の1頁目だというのに、なんたるミス。
空白にするのは目立ちすぎる。
そのまま住所を書き、その下に名前を書いた。
新年早々なんたる失敗。
破りとりたい気持ちになったが、気をとりなおしてその横にもう一度名前と住所を記入した。
これを反省材料として、神前に手を合わせながら、今年は落ち着いて行動しようと自分を戒めた。
そのあげくに、飛行機内にタブレットを忘れてきたのだから、なんとも救いがたい。
馬鹿は死ななきゃ治らない。そそっかしいのもまた同じ。
しかし、この年まで大過なく生かされてきたことに、つくづく感謝している新年の今日。
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