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2017年2月

2017年2月28日 (火)

悪徳不動産屋日記 ブレーカーを知らない新世代

昨夜、9時過ぎに携帯電話が鳴った。
 
  飲み歩く趣味は無いし友だちもいないので、こんな時間に電話が入ることはめったにない。
 
  あるとすれば、アパートかテナントのトラブル。
 
  それ以外には、身内の不幸の連絡くらいのものだ。
 
  だから、こんな時間の電話は気分が重くなる。
 
  着信番号は未登録の番号。
 
  未登録の番号からの電話は、ホームページを見ての問い合わせのこともある。

 しかし、 悪徳不動産屋としては、こんな時間に問い合わせをしてくるお客さんは歓迎していない。
 
  どちらにしても、この時間の電話は私にとって楽しい結果にはならない。

 そんなことを思いながら電話に出る。
 
  するといきなり、「あのー。今突然電気が切れたんですけど。」と女性の声。
 
  誰だかわからない。
 
  「突然電気が消えて、ブレーカーをあげたのだけど電気が点かない」というのだ。
 
  暗い中で、どうしていいかわからずパニくっているのだろう。
 
  「すみません。どちらのどなた様ですか?」と尋ねてみた。
 
  「あ。すみません。山川(仮名)です」と答えたが、アパート名は無い。

 山川さん?頭をフル回転させて検索。

 あの山川さんだ。山川という姓だからわかった。

 佐藤とか、鈴木とか伊藤だったわからなかった。

  最近アパートをお世話した、知り合いの娘さんである。
 
  「〇〇アパートに入居された山川さんですね。どうされました?」
 
  「さっき突然電気が切れて、ブレーカーが落ちたようだったのでブレーカーをあげたけど、またすぐ切れるんです」
 
  ブレーカーをあげて、すぐ切れるというのは漏電ブレーカーが作動しているのかもしれない。
 
  漏電となると、私では直せない。
 
  「漏電だと私では直せないですねー。危ないので電気はつけないでください」
 
  時間が時間だが、すぐに対応してくれる電気屋を探さなくてはならない。どこに電話しようか。
 
 私まで、つられてパニくりかけていた。

 冷静になって状況を聞いた。

、「もう一度どういう状況か教えてください。どの電気器具をつけたときに切れたんですか?」

 「べつに普通にしていたら切れたんです。家に帰って、電気をつけて、エアコンをつけて、こたつに入っていたら切れたんです。」

 それでわかった。

 「ちょっと、こたつを切ってからブレーカーをあげてみてください」

 「こたつも消えているんです」

 おっと説明が悪かった。

 「いや。こたつのコンセントを抜いて、それからブレーカーをあげてみてください」

 電化製品による漏電だったら、使っている電化製品を一つづつ消して漏電ブレーカーを上げて調べることによって漏電の原因がわかる。

 すると、「つきました。よく確かめずにこんな時間に電話してすみませんでした。」という答えが返ってきた。

 どうやら漏電ではなく電化製品の使い過ぎだったようだ。

 さすがに私の知り合いの娘さん。 素直でよろしい。許してあげよう。

 かくして私も、悪徳不動産屋の正体を出さずにすんだ。

 「前に住んでいた方が契約アンペアを下げていたのかもしれないですね。今日のところは、エアコンかこたつのどちらかを使わないで我慢してください。明日、電力会社に電話して契約アンペアを相談してみてください。」と伝える。

 「はい、明日にでも電話してみます。ありがとうございました。ごめいわくをかけました。」

 一件落着。漏電だったら、都合からは私が駆けつけなくてはいけなかった。

 めでたし、めでたし。

 電気の基本料は、契約アンペアを大きくすると高くなる。

 だから私なんぞは、ぎりぎり必用なアンペア数で契約している。

 電子レンジや電器がまや掃除機といった大きな電力を使う電化製品を同時に使わないようにすれば契約アンペアは少なくてすむ。

 しかし、それを忘れて電化製品を同時に使ってブレーカーを落としてしまって、不便をこうむらなくてはならないこともある。

 今は使う電化製品が多いから、アパートの契約アンペアを最初から高く設定していることが多い。

 だから、親の庇護のもとに生活してきた若者は、電気を使いすぎるとブレーカーが落ちるということを知らないことがある。

 1年に1回くらいは、「まわりは電気がついているのに、私の部屋だけ停電してるんですけど、どうしたらいいですか」と電話してくる入居者がいる。

 夜遅く突然こんな電話をかけてくる輩は、自分の名前を名乗らずに話し始めることが多い。

 そんなとき、悪徳不動産屋としては、「今何時だと思ってるんだ。名前も名乗らずにいきなり電話してきやがって、そんな無礼は許さんぞ。」と怒鳴りつけたいところだが、ぐっとこらえてブレーカーの存在を教えてやっている。

 今の若者は生まれたときから豊かな時代に育ってきたから、ブレーカーを知らない人がいても仕方がないのだなあ。

2017年2月27日 (月)

豊中市国有地疑惑の売却 森友学園

 豊中市の国有地売却問題については、さすがにマスコミも取り上げ方が増えてきた。

 しかしまだ、国会における野党の追求があってこその報道で、テレビ局独自のスクープ合戦には発展していない。

 鑑定評価額9億5600万円の土地を、実質200万円で売却しているのに、その経緯の記録は処分したというのだから疑惑は深まるばかり。

 旗色が悪くなった今、安倍総理は責任回避に終始している。

 寄付金集めに自分の名前が使われたことは「大変遺憾であり、残念であるという強い抗議をした」だとか、「大きな不信を持った」と被害者ヅラ。

 森友学園の籠池泰典理事長に対しては、「非常にしつこい中において」とか「教育者としてはいかがなものか」とまで言っている。
 
  しかし、ほんの10日ほど前には、安倍総理は籠池理事長を「いわば私の考え方に非常に共鳴している方でですね」だとか「妻から森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いている」と言明している。
 
  これはテレビの映像にも残っている。
 
  このときは、ことの深刻さがわかっていなかったのだろう。
 
  徐々に詳しい内容がわかってきたら、さすがにことは重大事。
 
  疑惑を追及する野党議員に対して、「テレビカメラの前でさも私が関係しているかのような発言をして国民に誤解を与えようとしている」といった意味の答弁をしていた。
 
  この安倍さんの答弁こそ「テレビカメラのうしろの国民の目」を気にしたもので、「さも自分が無関係であるかのように」演じているのではないか。
 
  今回の国有地売却問題で安倍総理を追い詰めることができなければ、安倍一強政権の暴走を止めることはできないだろうなあ。   

 

2017年2月26日 (日)

金正男暗殺事件で隠されている安倍総理国有地売却疑惑

いまだにマスコミが多大な時間を割いているのは金正男暗殺事件。

 事件の本質や事件のもたらす今後の影響より、事件のドラマ性をかきたてる報道に。収支している。

 この事件に、大いに助けられているのが安倍総理。

 本来なら、鑑定評価額9億5600万円の国有地が、当初は「安倍晋三記念小学校」の名前で寄付金が集められていた大阪市の森友学園に実質200万円で売却された問題が、もっと騒がれていてもいいはずだ。

  安倍総理はその学校とはまったく無縁だと言うようなことをいっているが、その学校は昭恵総理夫人が新設小学校の名誉校長に就任していた。

 そして問題発覚後昭恵夫人は辞任している。

 安倍強政権に及び腰のマスコミは、金正男暗殺事件に逃げているのではないか。

 国有地売却事件にこそ、もっと掘り下げた取材をするべき。

2017年2月25日 (土)

確定申告 その2

  昨日の続き。
 
  不動産に関連した税金の軽減措置についての注意点。
 
   不動産を売ったり、買ったり、保有していると、さまざまな税金がかかる。
 
  売却したときの譲渡所得税。(国税 住民税 復興特別所得税)。
 
  売買契約を交わすときには印紙税。(国税)
 
  購入したときにかかるのが不動産取得税、登録免許税。(都道府県税)
 
  不動産を持っていることに対してかかるのが固定資産税。(市税)
 
  いろんな形で税金を払わなければならないが、゛国民(庶民)の住宅に関しては、さまざまな形で手厚い減税措置がとられている。
 
  いろんな税金の中で、確定申告が必用なのは売却したときの譲渡所得税だ。
 
  不動産を売却した利益にかかる税金で、税率は譲渡益(売った利益)の20.315%~39.63%。(所有期間によって税率が違う。これについてはまた別の機会に)
 
  不動産は高額だから、税金も結構大きな金額になるのだが、自分の住んでいた住宅を売った場合には、3,000万円の特別控除がある。

  譲渡益から3,000万円は控除されるという大きな軽減措置だ。
 
  居住用財産の特別控除で、日本の税金の軽減措置としては、収用による特別控除5,000万円の次に大きな控除である。
 
  当地(宮崎県の北端の街・延岡市)のような地方の町では、標準的な住宅であればすべてこの控除額の範囲に納まるので、自分の住んでいた住宅を売る場合には税金の心配はいらない。
 
  居住用財産の特別控除については、お客様もご存じの方も少なくないし、不動産業者は全員承知していることである。
 
  そこで注意事項は、3,000万円の控除があるので結果として税金はかからないのだが、特別控除を受けるためには確定申告が必用なのだ。
 
  3,000万円控除で税金がかからないから申告をしなくていいと勘違いされる方がたまにおられる。
 
  不動産業者も、居住用財産の特別控除3,000蔓延があるので、税金はかかりませんよという説明だけをして、確定申告が必用ですよという説明を忘れている場合があるのでご注意。
 
  不動産に限らず、税金にはさまざまな軽減措置が設けられているが、軽減措置を受けるためには必ず申告をしなければならないことをくれぐれもお忘れなく。
 
  なにもしないと、そのまま税金をとられてしまうのですよ。

2017年2月24日 (金)

悪徳不動産屋日記 確定申告・不動産売買

 このところ血圧を下げる実験をしているもので、つい血圧ネタでお茶を濁していた。

 血圧は少しは気にしているが、そんなに深刻に気にしているわけではなく、ゲーム感覚でやっていて自分としては面白いのだが、人からみると自分の健康だけを気にして内向きになっているように見えるようだ。

 自分ではそうではないと思っていたのだが、血圧ネタばかりを書いていたら、他のことを書くのが面倒に感じる。

 意識の外で、どんどん内向きになっていくのかもしれない。

 実際、他のことを書こうと思ったら、ふとネタが思いつかない。

 思いついたのが不動産の税金。

 ただいま、確定申告期間の真っ最中。

 多くの給与生活者(サラリーマン・ウーマン)は、月々の給料から源泉徴収されていて、年末調整によって所得税が調整されているため、確定申告とは無縁な方が大半だ。

 それ以外の人は、毎年2月16日から3月15日の期間中に確定申告をしなければならない。

 確定申告をしなければいけない人の要件はいろいろあるのだが、毎年確定申告をしなければならない人は、自分でわかっておられると思うので、その要件の説明は省略する。

 給与生活者で、いつもは確定申告と無縁な人も不動産を売買して所得があったときには確定申告が必用になる。

 このことは、みなさんご存じの事だと思う。

 今日は、不動産を売買したときの税金について、勘違いされていることが多い点についてちょっと触れたい。

 日本国民は善良な人が多くて、ほとんど全部の人が、不動産を売ったら税金を払わなくてはいけないという理解をしている。

 しかし、間違った知識で、税金に脅えを感じている人が少なくない。

 土地や家を売ったら、高額の税金を払わなければいけないと思っている人が少なくない。

 土地や家を売るお客さんのほとんどの方から、「この家(土地)を売ったら税金はいくらかかるのか」という質問を受ける。

 数千万円という高額の取引になると、税金が数百万円かかるのではないかという勘違いをされている方が多いのだ。

 まったく初歩的なことだが、このときの税金というのは所得税のことであって、所得税は所得のある人に税金がかかるのであって、所得のない人には税金はかからない。

 所得というのは、解りやすく言うと利益のことで、1億円で買ったものを1億円で売ったとしても税金はかからない。

 1,000万円で買った土地が値上がりして1億円で売ったら、その利益の9,000万円に対して税金がかかるのだ。

 正確には利益から必要経費を差し引いた純利益に対して税金がかかるだけだ。

 私が取り扱う仕事の限りでは、この十数年間の間に買った家や土地を売っても、税金がかかる人は少ない。

 土地の値下がりが続いているからだ。

 税金がかからないことを喜ぶ人が多いが、買ったものが値下がりしているのだから、本当は悲しむべきことなのだ。

 これが実態だから、何十年も前に買った土地や相続でもらった土地が値上がりしていて、多額の税金を払わなくてはいけない人は、逆に喜ばしいことなのだ。

 悪徳不動産屋の私としては、税金がかかる人が、「こんなに税金にとられるのなら売りたくない」とか、「なんとかごまかして税金を払わないようにできないか」と言うのに対して、「この十年、買った値段より安く売らなくてはいけない人が多くて、税金を払わなくはいけないひとは珍しいくらですよ。税金がかかるということは儲けがでているわけで、今どきこんなに税金を払わなくてはいけないほど儲かって売れるというのはうらやましい限りですよ」と、心の底から叫ぶ。

 これは私の本音だもので、お客さんの気持ちをお構いなしに言い張るので、またしても私の悪徳振りにヒンシュクをあびることになる。

 今日のブログは、本当は税金の軽減措置についての注意すべき点について書こうと思って書き始めたのだが、はずせない用件が入ったので、続きは明日書くことにしたい。

2017年2月23日 (木)

薬に頼らずに血圧を下げる⑨ 改善しているのかも?

 一カ月前、「薬に頼らずに血圧を下げる」を始めた。

 血圧が高いといっても、別に具合が悪いところは無いし、そんなに健康に不安を感じてはいなかった。

 いわば、ゲーム感覚でやっていたのだが、このところブログのネタも「血圧ネタ」が続いているもので、傍からみるとそれが最大の関心事のように見えるらしい。

 本当は、他にもいろいろ関心事はあるのだけど、書くと長くなりそうで、時間がないので血圧ネタでごまかしているといった感もある。

 ということで今日も血圧ネタだが、一昨日、突然、劇的に下がって喜んでいたら、昨日はもとに戻ってがっかりした。

 ところが今朝は、127/83と、また血圧が正常になっていた。

 なんどか計ってみたが、140未満と90未満で、正常値の範囲。

 今、計ってみたら139/89で、ぎりぎり正常値。

 気を良くして、ジョギングに出かけます。

 

 

2017年2月22日 (水)

薬に頼らずに血圧を下げる⑧ 不可解 ぬかよろこび

 昨日、理由はわからないけど血圧が下がった。

 それが劇的に下がったものだから、逆に何かおかしな病気になっているのではないかなんて心配にもなった。

 だけど、1カ月努力してきたことがいっぺんに実ったのだろうと都合よく考えることにした。

 とはいえ、こんなに上手い話はないはずで、昨日のブログの最後に「さてさて、今晩と明日の血圧はどうなっているだろう」とつぶやいた。

 そんな心配をよそに、夜の血圧は正常値を維持していた。

 これはやっぱり治ったのかもしれないと、明るい気持ちで眠りについた。

 そして今朝、期待8、不安2で計測。

 結果は、163/102。

 なんと中症の数字にはねあがっている。

 すぐにもう一度計り直したら158/98。軽症の数値。

 その後何度か計ったが、いずれも軽症の数値だった。

 やっぱり、そうは簡単に治るものではないようだなあ。

 

2017年2月21日 (火)

薬に頼らずに血圧を下げる⑦ 劇的に血圧が下がった。なぜ?

 今、世の中の一番の関心事は金正男氏の暗殺事件だろう。

 マスコミ各社、大衆の好奇心を煽るべく、報道合戦を繰り広げている。

 テレビは、どのチャンネルをまわしても正男氏暗殺事件。

 同じシーンを何度も何度も見せつけられる。

 17日のブログに書いたことだが、マスコミは正義で報道しているわけではない。

 スパイ映画やアクション映画のようなことが現実の世界で起こって、ましてや血を分けた兄弟を殺すという映画やドラマ以上のことが映像として記録されているのだから、マスコミは狂気乱舞、犬は喜び庭駆け回っている状態だ。
 
 しかも制作費はタダ。

 取材にいくら金をかけたとしても、100億円以上の制作費をかけるハリウッド映画に比べるとタダ同然だ。

 みんながよってたかって話題にしているから、私が話題にする意味もない。

 あえて私の意見を言わせてもらえば、事件の真相を究明することより、こんな事件を起こす悪の枢軸国家が核兵器を保持していることの恐怖だ。

 テレビ報道は、暗殺事件を「他人のケンカと火事は大きければ大きいほど面白い」の言葉どおりのありさま。

 それにしても同じことの繰り返しで、もうあきあきと思っている人は私だけではないだろう。

 それよりも私の今日の傘(関心事)は、血圧のこと。

 他人の血圧のことなんて暗殺事件より興味の無いことだろうが、私はこの1カ月薬に頼らずに血圧を下げるというゲームをやっている。

 一昨日(19日)は、始めてから1カ月過ぎたというのに、まったく成果が上がっていないという嘆きを書いた。

 昨日の朝の血圧は、178/116という、この1カ月で最高値を記録した。

 これは重症の高血圧の数値。

 毎回、最低3回は計るようにしていて、このときの2回目3回目は162/105程度で、ほっとしたが、あと2、3日様子を見てこの状態であれば医者に行ったほうがいいかなと弱気になった。

 そんな状態だったのに、昨晩の計測では、1回目の血圧計の数値が127/78。

 機械がおかしいのか、機械の操作を間違ったのだろうと思って2回目の計測をしたら、128/83。

 何度も計って見たが、平均値は130前後/80前後。

 朝は、この1カ月で最高値を記録していたのに、どういうことだろう。

 逆に、重大な病気が隠れているのではないかと不安になった。

 スマートフォンで検索してみたが、高血圧の人が急に血圧が正常になったという質問が少ない。

 ジョギングをはじめ、血圧にいいといわれることをいろいろやってきたけど、1カ月間全然変化が無くて、それが突然改善するなんてありえないだろう。

 治ったのであれば嬉しいけど、こんなに急激に治ることはありえない。

 重篤な病気が隠れていたらどうしよう。

 それとも今日の晩御飯血管を拡げる食材が混じっていたのかもしれない。

 一番可能性が高いのは機械の故障。

 とりあえず血圧を記録して就寝。

 そして今朝、いつものごとく目覚めて、トイレで排尿後に計測。

 飲酒をした夜はアルコールのせいで血圧が下がるが、次の日の朝、反動でちょっと高くなる。

 昨晩は理由不明で血圧が低かったけど、朝は反動で高くなっているのではないだろうかと思いつつ計測の結果を待った。

 1回目の結果は、なんと108/72。

 低すぎる!

 これは異常事態ではないかと、すぐに2度目の計測。

 118/76。

 3度目、128/78。

 何度も計ったが、結果は130前後/80前後。

 治ったのか?

 それともやっぱり血圧計の故障なのか?

 出勤してすぐに、事務所に置いてある血圧計で計ってみた。

 なんと、130台/80前後。

 どういうことだろう。

 この1カ月間。1カ月のうち22日はジョギングをした。
 
 減塩を心がけている。

 食事のときは野菜から食べるようにしている。

 毎日野菜ジュースを飲むようにした。

 黒酢がいいというのを知って、黒酢も摂っている。

 (黒酢を野菜ジュースで割ると、それぞれの欠点を補いあって実に美味い飲み物になることを発見した)

 血圧高めの人に良いというサプリと、血管を若返らせるというサプリの定期購入を始めた。

 それでも全然効果がなかった。

 いつもと違っていたのは、一昨日から取り入れた「タオルグリップ」。

 カナダの高血圧の研究者が発表した「ハンドグリップ」という血圧改善ワザのアレンジだ。

 「ハンドグリップ」というのは、デジタル圧力計を30%の力で握るのを週3日実践したら、血圧が平均10%も下がったというもの。

 ウォーキングなどの有酸素運動は、1日に30分~60分、週5日以上続けて効果がでるものだが、ハンドグリップの場合は1日11分、週3日で効果がみられるというのだ。
 圧力計の代わりにタオルを使うのが「タオルグリップ」

 その方法は実に簡単。

 ①タオルを、握ったときに指がくっつかないくらいの太さに丸める。

 ②片手で2分間握る。

 ③1分休む。

 これを左右ともに2回ずつ、週3日を目安に行う。

 というもの。

 「タオルグリップ」を知って、昨日が2日目。

 たったこれだけで、なぜ高血圧が改善されるのかというと、タオルを握っている間は血流が滞り、力をゆるめると血液が流れる。

 その瞬間、血管内には一酸化窒素という物質が出てきて、一酸化窒素の作用で血管が広がるのだそうだ。

 「タオルグリップ」を推奨している先生が、「降圧治療に有酸素運動は効果的だが、雨の日など実践が難しい場合でも、『タオルグリップ』は室内で簡単にできるから、他の運動などと併せた補助運動として取り組んで見てください」

 さらに、「8週間続けても血圧が下がらない場合は、それ以上の効果がでないと考えられます。」と冷静に分析されていたのが逆に好印象で信頼感を強く感じた。

 昨晩は、血圧を計る前に「タオルグリップ」をやった。

 左右2回ずつやって、ちょっとは効果があるのかなと思って計ったところが、前述のような結果。

 まさか「タオルグリップ」1回でこんなに劇的に下がることはありえないとは思うが、ひょっとしたら「タオルグリップ」のせいかもしれない。

 この1カ月、ジョギングを始めとして、いろんなことを試してきたから、どれが効果があったのかはわからない。

 今、血圧を計ってみたら143/88。軽度の高血圧目前の数値ではあるが、なんとか正常と言える数値である。

 たまたま、なにかのきっかけで血圧が下がっているのだろうが、当初の計画どおり3カ月間、このまま効圧計画を続けようと思っている。

 さてさて、今晩と明日の血圧はどうなっているだろう。

2017年2月20日 (月)

薬に頼らずに血圧を下げる⑦ 今日も、今まで来客。

 時間が無いときの、血圧ネタ。

 今日も、今まで来店のお客様の相手をしていた

 恥ずかしながら、日頃、来店客が一人もいないというのもめずらしいことではなかった。

 一応7時を定時にしていたのだが、夕方の来客なんて全然無いといってもよかった。

 だからこそ、血圧が高いことに気がついたとき、なんとか薬に頼らずに血圧を下げようと思って、6時に店を閉めてジョギングをしようと決めた。

 いつも、なにをやっても三日坊主で終るのだが、なぜか今回は意志が堅く、ジョギングを日課にする日々が続いている。

 それと呼応するように、毎日のように夕方に用事や仕事が入るというジンクスも続いている。

 今日も4時前に来客。

 商談の内容からして30分程度で終るから、ジョギングの時間には食い込まないななんて思いながら接客していた。

 そこに、もう一人の来客。

 何度か不動産の売買でお世話になっているお客さんだ。

 先に来たお客さんとの話が終るのを待っておられる。

 先のお客さんの要件をすませ、応対する。

 相続対策を考える年代の方で、手持ちの不動産の処分についての相談だった。

 まだ急ぐ話ではないが、という前置きでの話だったが、あれこれ1時間以上の話になった。

 結局、お帰りになったのが5時15分ごろ。

 ということで、今日も6時からのジョギングの時間の前に慌ただしくブログのページを埋めている。

 ナンタルチア(死語のフレーズ)。 

2017年2月19日 (日)

薬に頼らずに血圧を下げる⑥ 1カ月経ったが成果無し

 薬に頼らずに血圧を下げる実験を始めて1ヶ月が過ぎた。

 以前、医者に血圧が高いと指摘されたことがあったが、薬に頼らずにジョギングで血圧を下げた。

 今回、久しぶりに血圧を計ってみたら、血圧が高くてびっくりした。

 軽症の範囲ぎりぎたといったところだが、たまに中症の数値を示すときもある。

 いろいろ調べてみた結果、軽症のうちであれば運動と食事で改善する余地があるということだった。

 それで、先月の16日からジョギングを始めたのだが、一向に数値に変化は見られない。

 ひまにまかせてネットで調べ、薬に頼らずになんとか血圧を下げてみようと、ありとあらゆることをやっている。

 減塩も始めた。

 野菜ジュースも飲み始めた。

 黒酢も摂っている。

 血圧を下げるサプリメントも飲みだした。

 血圧に関するネットサイトを検索しているもので、ネットにつなぐと血圧に関連する広告が張りつくようになった。

 そんな広告から、カルピス健康通販のの血管を若返らせるというサプリメントも飲み始めた。

 タオルグリップ血圧改善がいいと紹介されていたので、それもすぐに取り入れた。

 血圧をさげるストレッチもやっている。

 しかし、今のところ血圧に変化は無い。

 こう書いてくると、血圧に関して神経質になっているように見えるだろうが、深刻になっているわけではない。

 なんだかんだ言っていても、体には自信(過信?)を持っている。

 すぐに下がるさ、と、ゲーム感覚で運動と食事療法をやっているのだ。 

  信頼できそうなサイトの情報によると、運動と食事療法を3ヶ月やっても変化が無いときは薬を飲むべきだとあった。

 あと2ヶ月やってみて、下がらなければ薬に頼ることにする。

 ただし、運動と食事会は継続しようと思っている。

 今日の血圧。93の161。

2017年2月18日 (土)

またしても

 またしても、夕方5時過ぎに電話。

 時間があったら、ちょっと来てくれないかとのこと。

 今日一日、これといった仕事も電話もなくて、早じまいしようかと思っていた矢先だった。

 結局、遅くなって、今日もジョギングの時間が無くなった。

 本当に、不可思議な間の悪さ。

2017年2月17日 (金)

医師らが集団で婦女暴行

  昨日、今日のワイドシーョニュースで、大きな時間を割いていたのが、研修医の上西崇容疑者(31)と、松岡芳春容疑者(31)、東邦大医学部の学生・柁原龍佑容疑者(25)の3人が、10代の女性に酒を飲ませたうえで集団で性的暴行を加えたとい事件。

 昨日、容疑者3人が逮捕されたというニュースが流れ、その後、競い合うように事件の内容の報道合戦が繰り広げられている。

 報道各社はいずれも、犯人の非人間性を厳しく追求している。

 犯人の行った罪状は許されるものではなく、重罰に処してもらいたい。

 当然医師免許も剥奪されるだろうが、医師免許の資格回復も断固として許すべきではない。

 マスコミも私の思いと同じ論調だが、事件の取り上げ方は大衆の性的好奇心を満足させるものになっている。

 今月12日の「ワイドナショー」で、「俳優の遠藤要とタレントの清水良太郎が違法賭博店に出入りしていた」という『FRIDAY』の記事に対して、松本人志が「フライデーは正義で報道しているのか」と疑問を呈していた。

 『FRIDAY』が正義であるのならば、犯罪を未然に防ぐきではないか。

 違法賭博店の存在を知っていながら、それを見過ごし、獲物が犯罪を犯すのを待ち構えているというやり方は間違っているのではないか。

 違法賭博店の存在そのものを摘発するための協力をするのが正義ではないか、というような主旨の話をしていた。

 しかしこれは、松本氏らしからぬ意見である。

 そもそも週刊誌は正義で記事を書いているわけではない。

 大衆の好奇心をかきたてるネタを探して、飯の種にしているだけなのだ。

 下衆な大衆の好奇心を満足させるために、下衆な週刊誌が下衆な犯罪者を糾弾しても、下衆な大衆の賛同を得られない。

 下衆な大衆は自分を下衆だとは認めたくて正義面をしている生きている。

 正義面した大衆を満足させるために、正義面して下衆な犯罪者を糾弾する体裁をとりつくろっているのだ。

 これは週刊誌に限ったことではなくて、マスメディアの本質なのだ。

 大衆の感心が高いから性犯罪は、ことさらに大きく取り上げられる。
 
 その加害者が、医者や学校の先生、高級官僚、公務員といった上層階級の人となるとニュースバリューが増大する。

 だから大きく取り上げるわけで、被害女性の心情など、いっさい考えていない。

 本が売れる、新聞が売れる、視聴率がとれる。

 それがマスメディアの側面でもある。

2017年2月16日 (木)

薬に頼らずに血圧を下げる⑤ 夕方ジョギングを始めたら、夕方仕事が入るようになった。

 薬に頼らないで血圧を下げようと思って、毎日夕方ジョギングをすることにした。

 そのとたんに、夕方に仕事が入るようになった。

 何度か書いたことだが、私は、総体的には運を持っている。

 私は、よだきんぼ(宮崎弁で、なまけもの) で、すぐやってしまえばいいことでも、意味なく先送りする悪癖を持っている。

 「今日できることを明日にのばすな」という言葉があるが、私の座右の名は「明日やれば間に合うことは今日するな」。

 すべからく、「明日やればいいや」と先送りしてきた。

 それでもなんとかやれてきたのは、ひたすら運がよかったから。

 後回しにしていて窮地に陥りそうになっても、何かが助けてくれて、何とかなってきた。

 つまり、総体的には運があると感謝している。

 ただ、最終的にはなんとか納まるのだが、その過程で、何とも間が悪いなと思うことが多い。

 例えば、私は仕事は少ないし人づきあいも極端に狭いから、不動産会社をやっているのだが、会社にも携帯電話にも電話がかかってくることは、怖くなるほど少ない。

 一日に2~3本もかかればいいほうだ。

 それなのに、かかってくる電話の8割が、電話中にかかってくる。

 商売をやっているから、相手からかかってくる電話は少ないといっても、1日に何件かは、こちらから電話をかける。

 その少ない電話が、不思議としかいいようのないほど重なるのだ。

 来客となると電話より少ないのだが、めったにない来客が、これがまたことごとく重ってしまう。

 今朝がその典型で、朝一番で来店のアポイントが入る。

 何も予定は入っていなかったので、すぐに来てもらうことにした。

 5分くらいで来店するということだったが、来店を待っている間に電話が入る。

 電話で答えていると、先程アポイントがあったお客様が来社。

 電話問い合わせのお客さんは、 当社のホームぺージ掲載の物件に非常に興味があるとのことで、いろいろ詳しく聞いてこられるので、来店のお客様をちょっと待たせてしまうことになった。

 電話問い合わせのお客様とは今週末に案内の約束をして電話を切って、来店のお客様と打合せ。

 来週契約予定になっているお客様だが、契約について税理士と相談するのでそれについての資料を用意してくれとの要請だった。

 資料をコピーしていたら、またまた電話。

 電話は管理しているビルの入居者で、換気扇が故障したので見てほしいとのこと。

 来客中なので、後ほど電話しますということでご容赦願う。

 来店のお客さんの要件をすませ、先程のビルの入居者に電話しようと思ったら、別の電話が入った。

 電話をとると、先日売買の相談を受けていた方だった。

 簡単に要件の打合せをして、先程の入居者に電話。

 換気扇の不具合の状況を聞いて、電気工事会社に修理依頼の連絡をとる。

 その電話中に、またまた来客。

 管理をしている家主さんで、ちょっとした雑用の要件を頼まれる。

 この家主さんの相手をしている最中にも電話が入る。

 これは、売買の決済をひかえたお客さんから、決済にあたっての問い合わせ。

 今日打合せに訪問する予定で、その打合せのための書類を用意済みになっている人だった。

 このお客さんは、もともと今日のメインの予定のお客さんで、お伺いする予定で説明書類等も準備していたのだが、朝から次々と来客や電話が入って、こちらから電話する前に、お客さんの方から電話をもらってしまった。

 いつもは何もすることがない状態なのに、かくのごとく仕事が重なるのだ。

 大過無いことなのだが、何か間が悪い。

 なにかにつけ、そんなことで、夕方ジョギングを始めたとたんに、夕方仕事が入るようになった。

 今日も5時前に、日頃大変お世話になっているお客さんから、「ちょっと来てくれ」の電話。

 いうことで、今日も夕方の時間をとられることになった。

 その合間をぬって慌ただしくブログを書いて、今からジョギングに出かけてきます。

 ジョギングを始めて今日でちょうど1カ月。

 いまだ効果はあがっていない。

2017年2月15日 (水)

前田敦子さんになりすまして100億円以上を搾取

出会い系サイトの運営会社が、AKB48の元メンバー、前田敦子さんらになりすまし100億円以上をだまし取ったとみられる事件の主犯格男が逮捕された。
 
  逮捕されたのは東京・新宿区の会社社長・福田裕志容疑者(46)。
 
  前田敦子さんら芸能人になりすまし、「相談に乗って」などとメールのやりとりをしながら出会い系サイトに誘導し、出会いサイト利用料をだまし取るという手法だ。
 
  実在の芸能人になりすますというやり方で出会い系サイトに誘導し利用させるから犯罪になるのだが、似たようなことをやっている出会い系サイトは多いようだ。
 
メールだから顔も見えないし声も聞こえない。
 
  女になりすましている男を相手にメールのやり取りをして、お金をふんだくられるんだから、傍から見れば馬鹿馬鹿しくて笑い話だ。
 
  このグループは、全国の37万人から116億円をだまし取ったとみられている。
 
   メールの文字だけで37万人もの人から116億円もひっぱりだすんだから、その企画力、文章力は称賛に値する。

2017年2月14日 (火)

薬に頼らずに血圧を下げる④ 血圧が今日の傘 

 今日も雑用に追われ、気がついたらこの時間。

 6時半から、ひさしぶりの飲み会。

 ということで、今日は足跡のみ。

 安倍総理がトランプさんとゴルフをしてきて、北朝鮮がミサイルを売って、東芝の巨額損失の責任をとって会長が辞任して、査定額9億円の国有地を1億円で売却して、売却先が安倍総理の奥さんが名誉校長をしている学校法人だったり、石原元都知事が屈辱をはらしたいと急遽記者会見を開くことを決めたりしても、今私の一番の関心事は血圧。

 この年になるまで、自分は大病はしないと思って生きてきて、血圧なんて気にしたことはなかった。

 少々血圧が高くても、運動をすればすぐに下がるとタカをくくっていた。

 そして始めた、ジョギング。

 始めて1カ月になるが、血圧は高値安定。

 株をやっている人なら喜ぶところなのだろうが、血圧が下がらないのは喜べない。

 最初に決めたように、あと1カ月は医者を頼らずにやってみようと思っている。

 

2017年2月13日 (月)

市民マラソン 供給過剰?

昨日、延岡西日本マラソンを見て、今年の青島太平洋マラソンを走りたくなった。
 
  そんな矢先、今日の日経にマラソン大会の供給過剰のひずみが出始めているという記事があった。
 
  マラソン大会は増える一方で、マラソン熱は定着したものと思っていた。
 
  しかし、肝心のランナー人口は減少に転じているのだそうだ。
 
 今年3月12日を最後に、「たねがしまロケットマラソン」が30年の歴史の幕を閉じることになった。
 
多いときには3000人近くのランナーを集めた。

 参加者は年々減り、昨年の参加者は1800人。

 このままでは町の財政を圧迫することになる。

 今年からは鹿児島マラソンも始まり、競合しても未来がないというのだ。

 昨年9月26日、たねがしまロケットマラソンの主催者会議に南種子町長や、商工会議所の幹部が集まった。

 「こんな状態で続ければ、クレームが来るのは目に見えてる。ランナーたちから惜しまれるうちに、有終の美を飾ろう」。

 企画課主任の松木龍宏が、大会データを片手に主張した。

 町長の名越修が「続けられないのか。わかった」と了承し、廃止が決まった。

 正月の箱根駅伝、2月の京都マラソン、東京マラソンと、人気のある市民マラソン大会に目がいって、想像もしていなかったことだが、ランニングブームは頭打ちの兆候が出ているのだそうだ。

 笹川スポーツ財団(東京・港)が1年おきに実施している調査によると、年に1回以上ランニングをする「ランニング人口」は14年に986万人で、12年の1009万人から微減となっている。

 2月下旬に公表される16年のランニング人口はさらに減少する見込みだそうだ。

 同財団主任研究員の渋谷茂樹は、「コアなランナーはいるが、あまり熱心でなかったランナーが離れ始めた」と理由を解説している。

 一方、フルマラソンの開催件数は急増している。

 マラソン大会の口コミサイト「ランネット」を運営するランナーズホールディングスによると、15年に開催された国内のフルマラソンの数は77大会。

 東京マラソンが始まった06年度の50大会から10年で35%増えた。

 記事の中で、「供給過剰」のひずみは少しずつ顔を出しているという例で、さいたま国際マラソンがとりあげられていた。

 去年が第2回目という歴史の浅い大会だが、その参加費がなんと1万5000円。

 市民マラソンブームに火をつけた、抽選倍率10倍の人気の東京マラソンでも10800円なのだが、15000円は高すぎる。

 参加費が高いのに、給食が少ない、更衣室が足りない、沿道の管理のボランティアも手薄と不満が相次いだのだそうだ。

 大会の不備についてたいさま市にたずねると、ミスや見込み違いは認めた。

 しかし、観光資源の少ないさいたまを盛り上げようと誘致したのだが、人気がないのでスポンサーが少なく、参加者の負担増でまかなうしかなかったのだという。

 びっくりしたのが、全体の運営費が8億円もかかるということ。

 そして、さいたま市と埼玉県は3億3000万円もの支出をしているというのだ。

 人気のある市民マラソンは1万人以上の人が集まる。

 しかも定員の何倍もの希望者があって、抽選になる。

 経済効果を考えると、市民マラソンは安定したイベントだと思っていたが、そんなに甘いものではないようだ。

 青島太平洋マラソンの定員は約1万人。

 参加費で7000万円くらいが集まり、県外から訪れる参加者と関係者の経済効果は数億円になり、いいことばかりと思っていたが、運営費は私が思っていた数倍もかかるようだ。

 幸い青島太平洋マラソンは、宮崎市民が厚い応援を送ってくれていて、ボランティアの人の数も非常に多い。

 そんな市民の方々の善意は走っていてもしっかりと感じる。

 
 私は青島太平洋マラソンしか知らないが、青島太平洋マラソンは日本一素晴らしい市民マラソン大会だと思っている。

 今日の日経新聞の記事を読んで、青島太平洋マラソンへの感謝の気持ちを強くした。

2017年2月12日 (日)

延岡西日本マラソン 甲斐旭君サブスリーおめでとう

 延岡西日本マラソンを観戦してきた。

 延岡西日本マラソンは市民マラソンではない。

 日本陸連の3時間半未満の記録をもった者のみが出場できる、私のような素人マラソンランナーからすると、プロのランナーの大会だ。

 マラソンの新人選手の登竜門的な大会として、九州全県と山口県のテレビ局で同時中継されている。

 そんな畏れおおい大会に、私のおつきあいのある同業会社 和光産業の甲斐部長が出場しているのだ。

 マラソンというやつは、42キロをずっと応援するわけにはいかない。
 スタートを見送った後は、いったん家にもどってテレビ中継でれーすを観戦する。

 優勝争いは、下馬評通り、昨年優勝の当地(宮崎県の北端の町 延岡市)旭化成の松尾選手、ホンダの服部選手、大塚製薬の奥谷選手の三選手。

 レース中盤までは、服部選手が大会記録を更新しそうなタイムでレースを引っ張り、それを奥谷選手が追う展開となった。

 30キロ地点では松尾選手が遅れはじめ、服部、奥谷の両選手のどちらかが大会記録で優勝するのではないかと思えた。

 33キロ地点、ゴールまであと30分といったところで、再度家を出てゴール地点まで出かけた。

 ゴール地点前の見通しのきくところに陣取り選手の帰りを待つことにした。

 以前は、いつ着くのやらわからないままに待つしかなかったのだか、今はスマートフォンのワンセグテレビでレースの状況が見られる。

 ワンセグテレビをつけると、レースは意外な展開になっていた。

 35キロを地点を前にして、服部、奥谷選手が失速。

 自分のペースを刻んできた松尾選手が、トップに立とうとしている。

 そして逆転。

 そのままゴール。松尾選手の2連覇となった。

 記録は平凡だったが、地元選手がトップというのは嬉しい。

 しかし今日は、甲斐旭君の応援が目的だった。

 トップ選手のゴールを見た後も、戻ってくる選手に声援を送った。

 松尾選手の勝利タイムは2時間13分台だった。

 甲斐君の目標タイムは2時間45分。

 目標タイムまで、あと30分。

 市民マラソンに比べると出場選手が少ないから、トップ集団のあとに続く選手たちは、ぽつりぽつりとしか戻ってこない。

 待ちきれなくなくなって、乗って行っていたクロスバイクでマラソンコースを逆向きにさかのぼってみた。

 ゴールまで3㎞地点で甲斐君の姿を発見。

 「ナイスラン」と声援を送ると、ちらりと目線を向けただけで走り去った。

 時計を確認すると、目標タイムにはちょっと届かないかもしれないが、なかなかいい線で走っている。

 まあまあのイケメンなのだが、今日はまだ余裕があるようで、顔に乱れ?がない。

 走り去ったあとを自転車で追いかけ、気づかれないように追い越した。

 ゴール地点まで戻ると、和光産業の大平会長を始めとして社員の皆さんが、そろってが甲斐君の到着を待っていた。

 「もうすぐそこまで来てるよ」と教え、社員の人たちといっしょに甲斐君の到着を待った。

 すぐに甲斐君の姿が見えた。

 ゴール目前での、大平会長さんと社員さんたちの声援は、はっきり耳に届いたようで、社員さんたちが向けるカメラに向かって、にこっと笑ってピースサインのポーズを決めた。

 いい顔をしている。

 多少余力を残してのゴールに見えた。

 前々回は、ヘロヘロになってゴールした。

 前回は、体調不良と悪天候でリタイヤ。

 満を持しての今回。

 正式タイムは聞いていないが、2時間50分くらいだっただろう。

 ほぼ目標タイムでのゴール。

 なんてったってサブスリー(3時間を切るタイム)。

 市民マラソンランナーの夢。

 ゴルフで言ったら、シングルだ。

 マラソンのゴールは感動する。

 自分がフルマラソンを走ってからは、ゴールシーンを見ると感動で涙が出そうになる。

 甲斐君のゴールする姿を見ていたら、感動して気持ちが高揚して、今年もう一回青島太平洋マラソンを走ってみようかなという気持ちが湧いてきた。

 目標をサブ4.5(4時間半切り)にしてみようかなあ、などと思っている。

2017年2月11日 (土)

私の性格の悪さは正当

 朝日新聞土曜版「be」に「悩みのるつぼ」という人生相談みたいなコーナーがある。

 人の悩みなんてあまり気にしないので、めったに見ないのだが、ときどき、自分が回答者ならどう答えるだろうかと回答を考えてみることがある。

 興味のある質問に対して、新聞の回答者の答えをみる前に自分の答えを書いて回答者の回答と比べてみるのだ。

 文章作りの練習を兼ねて、ゲーム感覚での時間つぶしだ。

 私の回答は回答者の回答とは違っていることも多いが、似かよった意見の時もある。

 我ながら、自分の意見の方が回答者の回答より説得力のある回答だなと自己満足に浸ることもある。

 今日の質問は、質問をみた瞬間に、私のねじ曲がった性格には最適の質問だった。

 質問者は、国際結婚をして二人の育てている40代のシングルマザー。
 離婚後も旧姓に戻していないので、国際結婚だとすぐわかる。

 それで、しばしば腹立たしいことがおこるというのだ。

 「旦那さんはどこの国の人ですか」

 「どうやって知りあったのですか」は日常茶飯事。

 親しくもない礼儀知らずな人たちが、プライバシーに踏み込んだ質問を平気でしてくる。

 国際結婚ではない人には、普通なら聞けもしないようなプライベートな質問をぶつけてくる。

 子供のつながりで表面的ではあるがつきあいがあるので、悔しさを飲み込んで仕方なく答えている。

 答えた後には、自分への腹立たしさと悔しさが残る。

 そんな質問への機転のきいたスマートな対処法があったら教えてほしいという質問だった。

 私が質問者の立場だったら、そんな失礼な質問をする奴らには、こう反応する。

 「あなたのご主人は日本人ですか?」

 日本人だと答えたら、「生まれはどちらですか?」

 「何歳ですか?」「仕事はなにをされているんですか?」「会社はどちらですか?」「お勤めになって何年になるんですか?」「役職は?」「年収はいくらくらいですか?」「ご主人とはどこで知りあったのですか?」「ご主人とはいまでも仲良くやってますか?」等々。

 あちらの質問に答える代わりに、ニコニコしながら質問を浴びせてはどうでしょう、というのが私の即座にひらめいた答えだった。

 自分なりの回答をひきだした後、紙面の回答者の回答を見た。

 回答者は、社会学者 上野千鶴子さん。

 回答は、「好きだわあ。こういう相談。待ってました!以下、性格悪い系からボケ系まで各種とりそろえましたから、お好きなのを選んでください。」と始まっていた。

 まず、質問には質問で返す。

 「どこの国だと思う?」「○○でしょ」「ハーズレ」「××かしら」「ハーズレ」「△△かな」「それもハーズレ。あなたにはわからないでしょうね」とニッコリする。

 次に、いやみ作戦。

 「そういうあなたのお相手はどこの国の人?あっらあ、ニッポンジン。平凡ねえ」

 突っ込み返す作戦。

 「それ聞いてどうなさるの?」「あなたに何か関係がある?」「またこれ?さっきも聞かれたばかりなのよね」と冷たく突っ込む。

 または、柔らかく「ふふ、どうしても知りたい?」「教えてあげてもいいけど、タダじゃあね」というのもある。

 煙に巻くというのもあった。「宇宙人です」

 こつは、あくまでていねいに、しれっと、そしてニッコリと。ということである。

 性格悪い系の答えは、私の答えと同類。

 私と違って、社会学者の先生だから、この後にためになる人生訓と、質問者以上に苦しんでいる子供さんに対する助言を付けくわえられていた。

 我が意を得たりの、愉快な回答であった。

  案外、私の性格の悪さは正当性のあるものなのかもしれないなあ。

2017年2月10日 (金)

確かに寒い。今日は十日恵比須。

 テレビが、寄ってたかって「寒い」「寒い」と大騒動していたが、確かに今日は寒い。

 雪がちらほら舞っているが、傘も必要ないし、まったく積もるような気配はない。

 しかしこれでも、これは数年に一回のできごとで、子供は寒いのはそっちのけで雪が積もることを願っている。

 今年一番の寒さなのに、いつもより人通りが多いと思ったら、今日は、今山恵比須神社の十日恵比須だった。

 今山恵比須神社の十日恵比須は九州の3大えびす祭の一つだ。

 元来は旧暦の1月10日にやっていたのだが、2月11日が建国記念日に制定されたのをきっかけに、2月10日と2月11日に固定された。

 参道周辺にはたくさんの露天で賑わっている。

 私の事務所は恵比須町の名前のとおり、恵比須神社のおひざもとにある。

 事務所の前を、多くの人が福笹や熊手を手にして行き交っている。

 神社に向かう人は去年の福笹や熊手、帰りの人は新しい福笹を手にしている。

 古い福笹や御札を焼き納めて、新しい福笹や御札を求めるのだ。

 商売繁盛のお祭なのだが、私は恵比須さんの名前をいただいた恵比須町に住みながら、ここ10年以上福笹や熊手を買っていない。

 以前は、商売繁盛を願って詣でたのだが、ある年福笹を返しにいけなくて、以来十日えびすは、事務所を行き交う人を眺めるだけになっている。

 それでも、なんとか細々とやっていて、それでいいやと思っている。

 そんな折、こんな言葉に出くわした。

 「皆、信心にはあらず、欲の道連れ」

   井原西鶴の「日本永代蔵」の巻頭にある言葉だ。

2017年2月 9日 (木)

間が悪い

 2月3日のブログに、私は間が悪いということを書いたのだけど、本当に、総運はついているのだけど、間が悪い。

 年中ヒマで、何もすることがなくて時間がたっぷりあったから、夕方ちょっと早めに切り上げてジョギングを始めた。

 その途端、毎日のように夕方に仕事が入る。

 総運はついているので、何時間もかかる話にはならないのだが、走り始める予定の時間にちょっと食い込む程度の用事が入ってくるのだ。

 ということで、今日も走り始める時間に食い込まれてしまった。

 ブログの更新も切らしたくないし、ちゃちゃっとブログを更新して、安倍総理がトランプさんとゴルフをするけど、広大な密室の中で、内緒で無理難題を引き受けることにならないといいのだけど、などと心配なこともあるのだけど、ちゃちゃっと走ってきます。

2017年2月 8日 (水)

薬に頼らずに血圧を下げる③ ジョギングで血圧を下げる その3 一喜一憂

 今、毎日欠かさずジョギングをしている。

 数年前の、ジョギングをしたらすぐに血圧が下がったという経験が過信になっていたようだ。

 今回、真剣にジョギングに取り組んでいるのは、数年前は血圧がやや高いという程度だった。

 数値が、90の140といったところで、正常の許容範囲ぎりぎりだった。

 今回、私が泡を食っているのは、下が100を超え、上が160を超すことがあるからだ。

 軽度高血圧のぎりぎりのところ。

 ネットで調べまくった限りでは、これを超した中度高血圧になったらジョギングは危険だとなっている。

 走りながらも、心臓に違和感は無いか、頭が重くは無いかと、臆病になりながらスローペースを心がけつつ走っている。

 血圧が高くなるのは、血管にプラークが付着していって血管が動脈硬化をおこしているせいだということだ。

 何十年もかかって今があるのだから、それを2~3週間で元に戻そうと思うのが甘い考え。

 数年前の夢を追ったが、まったく効果がみられない。

 もともとは、2カ月間やってみて改善がみられなかったら病院で治療を受けようと思っていたのだが、早々に病院を頼った方がいいかなと弱気になってきた。

 ところが、3日前くらいから昼の血圧は正常の許容範囲ぎりぎりまで下がってきた。

 そして昨日は、朝の血圧も少し下がり、昼は正常値まで下がり、夜も正常の範囲になった。

 やっとランニングの効果が出てきたと喜んでいたのだが、今朝の寝起きの血圧は下106、上が160と、中度高血圧の数値。

 血圧計は、もう少しで重度の数値を示していた。

 安静にして、何度か計り直したら軽度の数値になった。

 そして昼間に何度か計ったら、正常な数値になっている。

 ということで、ここのところの「傘」は、血圧である。

 血圧の数値に一喜一憂。

 ともあれ、多少は効果が出てきているようだから、最初の予定のとおり2カ月間はジョギングを続け、ようすをみてみようと思っている。

 

2017年2月 7日 (火)

誕生日に思ったこと

今日は私の誕生日。
 
 この年になると、「めでたくもあり、めでたくもなし」といった感じだし、祝ってくれる人も無い。

 誕生祝いといえば、パソコンのメールボックスに、生命保険会社と、なぜかJALとANAから誕生日おめでとうのメッセージが入っていたくらいのものだ。

 そういえば、去年は飲み屋さんからお祝いのメールが届いていたが、今年はそれも無い。

 もともと私は下戸で、夜の街をふらつくと行った習慣はないのだが、去年までは付き合いで、ときどき飲み屋さんに行っていた。

 去年は、付き合いもほどほどにして、余り飲み屋さんに顔を出すことがなかったら、お祝いメールも無い。

 しょせんはそんなもの。

 さみしくもあり、うれしくもあり、といったところ。

 話が変わるが、さっき私のブログを開いて、アクセス状況を確認してみた。

 ここ1年、ブログがいい加減になっているのがそのままアクセス状況に反映していて、アクセス数は減少をたどり続けている。

 久々にアクセス解析の検索キーワードを覗いてみたら、「めでたくもあり めでたくもなし 一里塚 冥土の旅の 誕生日」という検索ワードでの訪問者がいた。

 そのキーワードが私のどんな記事につながっているのか確認してみたら、4年前に「今日は、私の誕生日。めでたくもあり、めでたくもなし。」という題の記事だを書いていた。

 ここ数年、誕生日になると「めでたくもあり、めだたくもなし」というフレーズが何度も頭をよぎる。

 私は、一度書いたことと同じことを書きたくないと、どうでもいいようなことを結構気にしている。

 ブログを何年にもわたって続けていると、「この話、書いたことがあるんじゃないかなあ」と思うことがある。

 私は、日常の会話の中で「その話なら聞いたよ」と言われるのが嫌で、ブログでも「また同じことを書いてるよ」と思われたくない。

 幸いブログの管理ページには検索機能があって、気になるときは検索機能を使って、同じ話をくりかえさないように気をつけている。

 同じ話を何度もしたくないのは私だけではないようで、劇作家、脚本家、演出家、映画監督の三谷幸喜さんが、今年の始めの新聞のコラムに同じようなことを書いておられた。
 『(あれ、この話って前にも書いたことがあるぞ)と思うこともしばしばで、そういう時は編集者に過去の原稿をチェックしてもらっている。』

 『他の雑誌の取材やインタビュー、単発のエッセーと内容がかぶることは、勘弁していただきたい。一人の人間なので、誰かに話したくなるエピソードには限りがあるのです』
 と言っておられた。

 あの三谷幸喜さんでさえ、「誰かに話したくなるエピソードには限りがある」のだから、私ごときが同じ話をするのを気にすることはない。

 さらには、そのコラムでは遠藤周作さんの話も書いておられた。

 遠藤周作さんの話はこんな話だった。

 三谷さんが中学の頃、遠藤周作さんのエッセーが大好きで、片っ端から読んでいたそうだ。

 すると、同じ話が何度も出てきて、これはどういうことかと疑問に思ったというのだ。
 そして、「今となっては、狐狸庵先生の気持ち大変よくわかります」というのがオチだった。

 あの三谷幸喜さんは同じ話をしないということに腐心し、かの遠藤周作さんは同じ話をすることをまったく気にしなかった。

 ブログの中で同じ話をすることは、あまり気にかけなくてもいいかなと、心安らぐ話しだった。

2017年2月 6日 (月)

2月12日 延岡西日本マラソン

  気のせいか最近、昼間の街中を、軽やかな足どりでジョギングする人が多いような気がする。
 
  私も、血圧改善のために毎日ジョギングをしているのだが、明らかに私の走りとは違っている。
 
  さあーっと音もなく宙をかけるように通り抜けていく。
 
  私はといえば、パタパタと靴音を響かせ、のそのそ走っている。
 
  当地(宮崎県の北端の街・延岡市)は、双子のランナー宗兄弟、バルセロナ五輪銀メダルの森下選手、「こけちゃいました」の谷口選手等々を輩出した旭化成陸上部のある町。
 選手がロードで練習するのは見慣れた風景なのだが、いつもより選手の姿を見かけることが多いような気がしていた。

 それは私の気のせいばかりではなくて、今度の日曜日(12日)の延岡西日本マラソンに出場するために当地に早乗りしている選手なのかもしれない。

 延岡西日本マラソンは、今流行りの市民マラソンとは違い、日本陸連登録者に限られている新人の登竜門的な大会なのだが、ずっとローカルマラソン扱いだった。

 全国版でテレビ中継をされていた防府マラソンと同じ立ち位置の大会だが、延岡西日本は地元ローカル有線テレビでしか放映されていなかった。

 しかし、去年から(だったと思う)、九州各局と山口で放映されるようになった。

 今年も、私が仲良くお付き合いしている同業者・和光産業の甲斐旭部長が出場する。

 私は、出場視覚はなく、応援に行く。

 甲斐旭君の検討を祈っている。

2017年2月 5日 (日)

年に1度のボランティア

 今日は朝から、河川敷の草刈に行ってきた。

 当地(宮崎県の北端の街・延岡市)に、「花物語」という実にメルヘンチックな名のイベントがある。

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 2月10日から4月2日までの、ロングランのイベントだ。

 今日は、の中のメイン行事の一つの「このはなウォーク」というイベントを前に、河川敷の草刈をした。

 当市の中心を縦断する一級河川五ヶ瀬川の河川敷を整地し、来場者用の駐車場として利用するため、毎年この時期、伸びすぎた草の刈り取り作業をしている。

 あいにくの朝からの雨もものとせず、多くのボランティアが参集した。

 私が草刈に駆り出されるようになって5~6年になる。

 みんな慣れたもので、今年は段取り良く2時間で草刈が終った。

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 刈り取った草の山がずっと先まで続いている。

 私には、年に1度のボランティア。

 上の写真の左から2番目のブルーのツナギ服を来ているのが私のお師匠さん。

 この方は1年中、あれやこれや、数えきれないほどの多くのボランティアをしている。

 ボランティアというよりも、ボランティアの域を越えた市民活動の先導者だ。

 若いころから、街の活性化なくして事業の反映はないと、街づくりに汗を流し続けてきた。

 今は、自分の会社では会長職に落ち着いて、延岡市観光協会の会長として市民活動に命をかけているように見える。

 2月25日(土)26日(日) 五ヶ瀬川堤防で「このはなウォーク」のイベントが開催される。

 河川敷では、「のべおかうまいもの市」「天下一BBQ」など美味いものがずらり。

 特設ステージでは、地元郷土芸能や、ご当地アイドル「YASSA Komachi」他のパフォーマンスと楽しさ盛り沢山。

  もちろん入場は無料。

  時間のあるかたは、ぜひのぞいてみてください。

 

 

 

2017年2月 4日 (土)

薬に頼らずに血圧を下げる② ジョギングで血圧を下げる その2

 血圧を下げるためにジョギングを始めて3週間になる。

 
 早く効果を出そうと思って、距離を短めにして、スローペースであまり息があがらないようなスローペースにして毎日走っている。

 うまいこと血圧が下がったら、マラソンの練習に切り換えて、12月の青島太平洋マラソンにもう一度出場してみようかなどと、楽観的なことを考えていたのだが、一向に血圧が下がる気配がない。

 今まで気にしたこともなかった血圧だが、血圧が高いことを意識してからというもの、ネットや本、雑誌でいろいろ調べてみたが、高血圧は諸悪の根源のようである。

 血圧が高い人は、ジョギング中に心筋梗塞を起こすことがあるなどという怖いデータもあった。

 だから、短い距離ながら水分補給をしつつ、苦しくないスピードを心がけて、慎重に走っている。

 何人かの人に、いい年をして走るのはやめろという意見をもらっている。

 健康のためにジョギングをしていて死んで笑われるのは業腹だ。

 私は、もともと臆病で用心深い質なもので、最新の注意を心がけつつ毎日のように走っている。

 しかし、数年前の経験で当初は2~3週間で効果が出ると思っていたのだが、昨日までのところでは大きな変化は無い。

 脈拍数は、1分間に70回くらいだったものが60回くらいになっていて、ランニングの効果は出ているようなのだが、血圧には効果が出ていない。

 何人かの親切な知人から、「年を考えろ」と、ありがたい助言を受けているのだが、私は「小さな親切 余計なお節介」とばかりに、意に介さずにいたのだが、このところちょっと自信が揺らいできている。

 若いつもりでいても、血管が回復不能な老化をしてるのかもしれない。

 走っていて、体に違和感は全く感じないし、むしろ体が軽くなって調子はいいから、もう少し続けてみようとは思っているが、2カ月では改善しないような気がする。

 そのときは、予定通りにお医者さんの力を借りることにしよう。

 ジョギングで血圧が下がっていく過程を、ロングランで記録していこうという目論見はもろくも崩れそうな気配だ。

2017年2月 3日 (金)

総合的にはついているんだけど、間が悪い

 私は、総合的にはついていると思う。

 やらなくてはいけないと思っていることの半分もやらないで、ほったらかしにしてしまうというような、いい加減な生き方をしてきたけど、なんとか人並みの生活ができているのだから。

 ただ、大事にはいたらない、ささいなことで、間が悪いなーと思うことが多い。

 私は、公私ともに、ほどほどの活動しかしていないもので、不動産業をやっているというのに、極端に電話が少ない。

 はずかしながら、忙しいときでも、1日の電話は2件か3件。

 まったく電話が入らない日もある。

 そんなに少ない電話が、ことごとく重なってかかってくるのだ。

 オーバーなようだが、気持ちが悪くなるほど電話が重なることが多い。

 これが私が言う、間が悪いということなのだが、これは電話に限ったことではない。

 ちょっとトイレに行くとお客さんがくる。

 用事があって早仕舞いしようと思ってると仕事が入る。

 こんなことを言うと、「みんなそんなものだよ」と人は言うけど、私の場合はちょっとそれが度をこしている。

 昨日、血圧を下げるためにジョギングを始めた話しを書いた。

 今まで夕方7時を閉店時間にしていたのを1時間早めて、6時からジョギングをすることにした。

 1月16日から始めることにしたのだが、その日以来、夕方5時過ぎに連日の来客。

 間が悪いけど大事にはいたらないというジンクスのとおり、30分程度で済むこ話しが多い。

 微妙なのは、ジョギングの時間にちょっとだけ食い込むこと。

 今日も、そろそろ店を閉める準備をしようかと思っていたら、貸家の相談のお客さんが来社。

 急ぐ話しではなかくて、30分足らずで、お帰りになった。

 ということで、今から店を閉めて、あわただしくジョギングに出かける。

 

2017年2月 2日 (木)

薬に頼らずに血圧を下げる① ジョギングで血圧を下げる その1

昨日の告知のとおり、「ジョギングで血圧は下がるか」の実験を始めた。
 
  私は親から、すこぶる丈夫な体をもらった。
 
  この年になるまで、入院するような病気をしたこともなければ、大きなケガをしたこともなく、体にメスが入ったことも無い。
 
  以前勤めていた会社では、年に1回日帰りドッグの健康診断をやっていた。
 
  同僚や上司のほとんど全部が、なにがしかの悪いところを指摘されいたが、私だけはいつも「異常はみあたりません。ただし、多少肥満の傾向がありますので、運動をして太りすぎには気をつけてください」ということであった。
 
  そのときの社長(今でも尊敬している私の師匠なのだが)から、私の体の丈夫さについては、「鉄人」という称号をもらっていた。
 
  師匠からお墨付きをもらっていたもので、私は自分のことを「鉄人」だと思い込んでいた。
 
  大病はしない。大きなケガもしない。ちょっとした病気なんて医者にかからず自力で治せる。
 
  そんな変な自信をもっていた。
 
  数年前に、私が仕事で大変お世話になっているお医者さんに血圧が高いと指摘されたことがあった。
 
  インフルエンザにかかって診てもらいに行ったときのことだった。
 
  検査で計った血圧は、下が90、上が140といったところであった。
 
  その数字を見て先生は、「少し血圧が高いですね。薬を飲むことを考えた方がいいですよ。」と言われた。
 
  病気とは無縁と思い込んでいる私は、高血圧とも無縁だと思っていた。
 
  それで、「少し高い」というだけだから、高血圧とまでは言わないのだろうと自分勝手な解釈をした。
 
  「先生。まだ高血圧とまではいかないんでしょう。」と、深く意にも介さずにいる私に、先生は「このままの状態が続くようだったら、薬を飲んだ方がいいですよ。」と、優しく治療をするように勧めてくれた。
 
  私のまわりは高血圧や糖尿病の薬を飲んでいる人だらけだった。
 
  みんなで血圧の高さや、糖尿病の数値の大きさを自慢し合っていた。
 
  そんな中で、血圧の薬を飲み始めると一生やめられないという話しを聞いていた。
 
  「先生。血圧の薬を飲み始めると一生薬をやめられないんでしょう。私は、運動で血圧を下げるから、まだ薬はいいです。」と、薬をもらうことはしなかった。
 
  「今は、良い薬があるから、よくなればやめることもできるから飲んでおいた方がいいですよ」という先生の親切な助言に、「運動で下げます。それでも下がらないときは考えます」と自分の意見を押し通した。
 
  そして、約束を守るべく数日後からジョギングを始めた。
 
  効果は、すぐさま表われて、2カ月もすると血圧は「高めの正常値」まで下がった。
 
  3カ月を過ぎるころには「正常」。半年目には「至適」と呼ばれる数値にまで下がった。
 
  そのときは、血圧が下がったのと同時にジョギングはやめた。
 
  その後は、血圧をきにすることなく、再び運動とは無縁の生活をしていた。
 
  血圧を気にするのは、定期的にやっている献血の際の血圧測定で、「ちょっと血圧が高めですね」と言われるときくらいだった。
 
  もともと、若いころから献血をする習慣はあったのだが、会社勤めをやめて健康診断をする機会がなくなってからというものは、献血の際の血液検査の結果が私にとっての健康診断がわりになっていた。
 
  献血の際の血液検査は、会社勤めのときにやっていた健康診断の血液検査の検査項目とほとんど同じ内容なのだ。
   
 それで健康診断を兼ねて、年に1回か2回は献血をしている。

 献血後に血液検査の結果が送られてくるが、その数値は、この20年まったく変化が無い。

 いろんな検査項目があって、体に異常があったら変化するという数値の説明が付いてくるのだが、いずれの数値もまったく正常値なのだ。

 そんなこともあって、ずっと健康に不安を持つことはなかったから、家で血圧を図ることはなかった。

 そんな私だったが、テレビの健康番組を見ていて、ちょっと気になって血圧を計ってみた。

 なんと、下が99。上が159くらいある。

 思いがけない数字で、何度も計り直してみたが、下が100を超したり、上が160を超したりすることもある。

 これは中度の高血圧の数字。

 去年、青島太平洋マラソンのための練習を半年やった。

 青島太平洋マラソンは12月11日。

 青島太平洋マラソン以来、まったく運動はしていないが、あれからまだ1カ月ちょっとしか経っていない。

 半年もマラソン練習をしていたのに、なぜ、たった1カ月で血圧が上がったのだろうか。

 ちょっと不安になり、血圧についてあれこれ調べてみた。

 まずは、血圧が高いとなぜいけないのだろう。

 血圧が高いと血管が厚く、もろくなり、脳梗塞や心筋梗塞になりやすくなるのだそうだ。

 しかし、そんなに気にすることは無い。

 ジョギングをしたらすぐに血圧は下がると、たかをくくっていた。

 それで、1月16日からジョギングを始めた。

 まだ大きな効果は出ていない。

 2カ月やってみても効果がなければ、医師の軍門に下ろうと思っている。

 ジョギングで血圧が下がるか。しばらく記録を書きつづってみることにする。

 どうなることやら。

 乞う、ご期待。

2017年2月 1日 (水)

2月1日。初日(しょにち)の思い。

 今日から2月。

 書きたいことはたくさんあって、書き始めてしまえば、だらだらとではあるが結構まとまった量の文章は書ける。

 時間があれば私は、内容の質はともかくとして、だらだらと長い文章を書くことはできる。

 それは小学校からの特技で、作文の時間にみんなが400字の原稿用紙1枚書くのに四苦八苦していたけど、私は原稿用紙2枚でも3枚でも書くことができた。

 見たまま、思いついたままを、おしゃべりするかわりに文字に置き換えるだけなのだから簡単なこと。

 子供のころは、たくさん書けることが自慢で、思いつくままに原稿用紙の枚数をかせぐことに喜びを感じていた。

 話しのポイントをまとめるという気持ちはさらさらなくて、ときどき先生から、「こんな余計なことは書かんでよろしい」なんて指導を受けていたくらいだ。

 しかし書き始めるまでが、ぐずぐずしていて時間がかかる。

 さあて書き始めようかなと踏ん切りをつける前になんだかんだと雑用が入ると、取っ掛かるきっかけを失って、そのうち時間が無くなって、やっつけで更新のための更新をしてしまつう。

 ここ数日が、その状況で、月の始めの1日をきっかけに、今日はしっかりとまともな文章を書こうと思っていた。

 ところが今日は、午後1時半から夕方まで不動産の協会の法定講習が入っていて、結局時間がなくなった。

 あわてて、今頃になってパソコンに向かっているというわけだ。

 まさに今日が、「書き始めてしまえば、だらだらと結構まとまった量の文章が書ける」状態であって、内容の無い文章をだらだらと書き綴っている。

 ほんとうは、ずっと書きたかったことがいくつかあって、その代表としての一つは血圧を下げるためにジョギングを始めたこと。

 血圧が高いことに気がついて、薬に頼らずに運動で下げることができるか人体実験してみて、それをブログに記録しようと思っている。

 もう一つは、私はブログを続けていて同じことを2度書きたくないという思いがあって、「この話しは書いたことがあるんじゃないか」ということを結構気にしている。

 その解決案というか、私の心の澱を取り払ってくれる話しがあって、それも書きたい。
 さらには、私のブログのカテゴリーにある、「文房具・便利グッズ」「お店紹介」「延岡市のご案内」「相続・遺言」「高齢・介護」という、それぞれのカテゴリーに関連して書きたいことも山ほどある。

 書きたいことを書きたいだけ書いていたら、それだけで1日が終ってしまう。

 ブログで飯が食えるわけではないから、そんなことはできっこないわけで、せめて一日に何か一つは書いて行こうと思って記事を書きなぐっている次第。

 ということで、今日はこれで終わりにする。

 明日は、「ジョギングで血圧が下がるか」という実験を始めたことについて書こうと思っている。

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