韓国の大統領選。後が不安。
フランスの大統領選挙に続いて、今日は韓国の大統領選挙だ。
昨晩のテレビのニュースで韓国の大統領選挙を取り上げていた。
切り取りの報道かもしれないが、今回の大統領選挙の大きな特徴として、国民が政策についてまったく関心を示していないと報じていた。
国民の関心は、政策はそっちのけ。
政権が交替することで、今の閉塞された状況を変えてもらいたいということが、国民の最大の関心事のようであった。
すべての候補者と国民の合言葉は「反パク・クネ」
これって、どこかで見た景色ではないか。
そう、2009年の日本の総選挙。
あのとき変革の予感に国民の期待が高まった。
戦後70年での始めての政権交代。
果たして政権交代は行われた。
しかし、政権交代は変革は起こらなかった。
起こったのは混乱のみ。
その反動で、安倍一強政権を生み出した。
他に選択肢の無い選択。
国民は政治に対して、ただただ無力感を感じて、呆然と成り行きを傍観するのみ。
韓国もそうなりはしないか。
フランスの大統領選挙も、決選投票でマクロンさんが票を集めたのは、偏り過ぎの極右を警戒したための結果だった。
もしマクロン大統領が、これといった成果を果たせなかったときもまた、日本の民主党による政権交代のときと同じく、次は極右政党のペロン政権が誕生するかもしれない。
こんなことを書いていて、ふと、不安になった。
共謀罪法が成立したら、こんなことを書いていたら、捜査の対象になるのかもしれないなあ。
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