取手市いじめ自殺の調査結果の怪
平成27年11月に「いじめられたくない」と日記に書き残して茨城県取手市立中学3年の中島菜保子さんが自殺した問題。
当初、取手市教委は、いじめによる重大事態には該当しないという議決を出していた。
おどろくのは、重大事態には該当しないと議決した後に、第三者委員会を設置していること。
第三者委員会は、自殺の原因を公正に調査しようとはせず、家庭の教育に問題があったのではないかという憶測に偏った調査に終始していた。
たまりかねた両親は、市教育委員会の調査の中止と調査委員会解散の申し入れ書を文科省に提出した。
すると、びっくり仰天の結末となった。
両親が文科省に申し入れ書を提出したのは5月29日。
文科省は31日に、取手市教育長らを呼びつけ、調査の枠組みを見直すように指導した。
終了後の取材に教育長は、重大事態に該当しないと議決したことについて、当時の判断が不適切だった。反省してる」と謝罪している。
1年半にわたって、自殺といじめの因果関係はないと言い張っていたものが、たった1日でまったく逆の結論。
これから先、同様の問題が起こって真相を明らかにしたいと思ったら、迷わずにマスコミに強力を願い文科省に直訴するといい。
それにつけても、行政組織の不可解なこと。
籠池問題、加計学園問題も行政と政治の不可思議。
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