やせていく悩み
「ずいぶんやせましたね」
最近、よくこんな言葉をかけられる。
今、年末の青島太平洋マラソンに向けて走っている。
1月から走り始めて、体が慣れてきて、今月の走行距離は120㎞超。
走り始めて半年になるが、先月までは、毎日計っている体重に顕著な減少傾向はみられなかった。
というのも、私は、食い意地がはっていて、満腹でこれ以上は食べられないと思っても、スナック菓子やアイスクリームなんかを、「別腹」とばかりに、いじきたなくむさぼるという悪癖をもっている。
だから、毎日体重を計っているのだが、体重1㎏~2㎏の乱高下は珍しいことではない。
ただ、上がったり下がったりを繰り返しながらも、全体的には体重が減ってきてはいた。
1月の最頻出体重が77㎏くらいで、先月の最頻出体重は76㎏程度だった。
半年足らずで1㎏しか減量できていないのだから、たいしたことではない。
今月に入って、体が走ることになれてきて、走る日数も増え、走行距離が伸びてきた。
夜走っているもので、走る日には、食べ過ぎになるまでは食べない。
それで、今月は体重が右肩下がりの減少傾向になっている。
体重が減るとき、お腹の脂肪から減ってくれたらいいのに、なぜか私は顔からやせる。
それで、冒頭のように「やせましたね」と言われることになる。
若い人は、やせると、「(やせて)きれいになったね」とか、「(やせて)かわいくなったね」と言われるのだが、私に対する「やせましたね」という言葉の裏には、「どこか悪いんじゃないですか」という気持ちが込められているのが伝わってくる。
言葉をかけてくる人の表情が曇っているのだ。
それで私は、即座に「マラソンに出るために毎日10㎞走っているからですね」と答えることにしている。
すると相手は、明らかにほっとしたような顔になって、「そうなんですか、すごいですねー」となる。
まだ今のところ、走り始めて半年で3㎏弱やせただけだが、これから先秋口になって走り込むと、さらに3~4㎏体重が減る。
すると、年初からすると7㎏くらいの体重減となる。
4年前に青島太平洋マラソンに初出場したときがそうだったのだが、癌か、ひどい糖尿病ではないかと心配された。
自分でも自覚したのは、老けてみられること。
健康のためにはやせることと言われるが、健康に見えるのは小太りのほうがいい。
私は、これから12月の青島太平洋マラソン本番に向けて、記録と健康をとるか、見た目の若さをとるか、4This is a qustion」と悩みながら暮らすことになる。
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