花咲徳栄・岩井監督を変えた恩師の言葉
夏の高校野球は、花咲徳栄高等学校が初優勝を果たした。
埼玉勢として、春夏併せて初めての優勝。
花咲徳栄は3年連続の出場。
岩井監督は、「日本一は富士山と一緒。一歩一歩、登っていこう」と、選手たちに言ってきた」
その目標を達成した。
選手たちと一緒に栄冠を手にした岩井監督が恩師と仰ぐ個人が2人いるそうだ。
1人は母校・桐光学園の野球部監督だった稲垣人司さん。
内野手として指導を受け、「技術的なことは全て教わった」。
大学卒業後、その招きで花咲徳栄のコーチになり、2000年に、稲垣さんの急逝により監督を引き継いだ。
当時の指導はスパルタで、ミスも許さなかった。
しかし、思うような結果が出なかった。
焦る中、校長だった佐藤照子さんに「まずあなたが教員として成長しなさい」と諭された。
その言葉が転機になった。
「ミスしても大丈夫」と言えなかった自分の愚かさに気づかせてくれた。
2人目の恩師が、それを教えてくれた佐藤好調だ。
岩井監督は、野球の素人だった佐藤さんに「野球を教えてもらった」と笑う。
今では選手たちに考え、想像し、決断する「自立」を求める。
自らも研究を重ねている。
その結果、優勝旗を手にすることができた。
私にとって、身につまされる話し。
人のミスも許さない性分で、人を育てられなくて今がある。
「まずはあなたが成長しなさい」の言葉が胸に突き刺さった。
もう、この言葉を戒めとして心に焼き付けても、発展しようのない年齢になってしまったなあ。
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