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2017年9月26日 (火)

遺伝の「優性」「劣性」が無くなる?

 遺伝学の用語が改定されたそうだ。

 改定の一つとして、遺伝学で使われてきた「優性」「劣性」という言葉が、「顕性(けんせい)」「潜性(せんせい)」になる。

 これには私も大賛成。

 遺伝学での「優勢」「劣性」というのは、遺伝子の特徴の現れやすさを指す用語なのだ。

 例えば血液型にかかわる遺伝子、A,B,Oのうち、父からA、母からOを受け継いだ場合、遺伝子はAO型になるが、血液型はAの特徴が現れてA型になるといった具合だ。
 しかし優劣という言葉の意味から、「優性」の遺伝子がすぐれていて、「劣性」というと劣っているというように誤解されてしまいがちだった。

 そこで、血液型を例にとれば、AはOに対して顕性、OはAに対して潜性になるということになった。

 ちなみに、AとBは現れやすさに違いがなく、「共顕性(きょうけんせい)」というそうだ。

 顕在、潜在という言葉を使って表現することになったのだろう。

 この方が、いままでの優性、劣性よりはるかにわかりやすい。

 遺伝学の「優性」「劣性」はメンデルの法則で使われた用語。

 メンデルの法則を習ったのは、中学校だったと思うのだけど、「優性」「劣性」という語感に惑わされた。

 漢字は文字自体が意味を持つから、「優」「劣」の漢字持つ意味を、わかっていても切り離すことができなかった。

 今回の遺伝学の用語の改定では、約100の用語改定があったそうだけど、このようにわかりやすい改定は大歓迎だ。

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