言うまいと思えど、大義なき大義
我が身をふり返ると言えた立場ではないのだけど、昨日の安倍総理の解散の大義の弁は、なんとも支離滅裂。
テレビでの記者会見を聞いていて、なにが一番の主題なのかわからなかった。
テレビ各局の夜のニュース番組に生出演して、キャスターのきびしい質問にも答えていたが、総理の言う大義は理解できなかった。
それで今日、ネットでその全文を読んでみたが、私の国語力では、総理の言う解散の大義はまったくわからない。
総理の特徴として、相手を攻撃するときの発言には一貫性があるが、自分が攻められると論点をはずした言葉を並びたてて、相手を煙にまくという傾向がある。
一国の総理が、自分をとりまく衆知を集めて大義をこじつけようとしているのだろが、これでだまされるほど日本国民は愚かではないだろうなあ。
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