どうにも、こうにも、片づかない。
どうにも、こうにも、机の上が片づかない。
書類やパンフレットが散乱している。
必用な書類とそうでない書類が混在しているので、一時保管用の箱ーを用意して、今やらなくてはいけない仕事に関する書類以外の書類をそれにぶち込む。
一時保管用の箱にぶっ込んだ書類を整理しないまま、また机の上が書類や資料でいっぱいになる。
そして、別な仕事にかかると、別な一時保管用のトレイに机の上の書類をぶっ込む。
そんなことを繰り返して、一時保管用の箱が4つもたまっている。
もともと片づけが苦手なのだ。
単純に、これは自分がだらしないのだが、最近流行りの言葉で言うとADHDではないかと自己分析する。
ADHDとは発達性障害のひとつで、注意欠如多動性障害という先天的なビョ木なのだ。
自分がだらしないのではなくて、これは病気なのだと自己弁護する。
10年以上前に、当時高校生だった娘から、「お父さんはアスペルガーじゃないかな」と言われたことがある。
そのとき私は、それらの言葉の意味を知らなかった。
それで、娘にその意味を問い詰めたが、「発達性障害の一つよ。それと、おとうさんは多動性障害の気味もあるとおもうよ」とも言われた。
私はわからない言葉に出くわすと、その意味を知るまで落ち着かない。
それでそのとき、それらの言葉の意味を調べた。
「アスペルガーとは、発達性障害のひとつで、知的障害をともなわないのでまわりからは変わった人と思われることがある」とあった。
アスペルガーの症状や特徴を自分にてらしあわせると、納得するところが多かった。
最近、新聞や雑誌でアスペルガーやADHDという病名をよく目にする。
数年前から、「一億総うつ時代」ともいう流れがあっていて、うつ病が病気として「日の目?」を浴びている。
うつ病が原因で自殺にいたるという事態を防ぐために、「うつ」は病気ですよ。
きちんとした治療を受ければなおる病気で、効果のある薬もたくさんできています。
だから一人で悩まずに、気軽にお医者さんに相談しましょう、なんて喧伝されている。
ADHDは、最近流行ってきている病名。
片づけられないのはADHDという病気のせいかもしれないというのだ。
私は、この流行りの言葉にも乗っかった。
私が片づけができないのは、私がだらしないせいではなくて、病気のせいなのだ。
そう思うことで、心の重荷が少し軽くなる。
かといって、仕事の障害が消えるわけではない。
さあて、あしたは机の上を片づけるぞ。
ちょっと気持ちが落ち込むと「うつ病」だと自己診断し、病院にかかるという人が多くなってきている。
注意欠如多動性障害
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