昨日の熊本城
昨日、日帰りバスツアーで熊本城を見てきた。
町の暮らしぶりを見ると地震は過去のことのようにも思えたが、市街地の真中にある熊本城に来てみて、改めて熊本大震災の凄さを感じた。
あれから1年半以上も経つというのに、くずれた石垣は手つかずのまま。
天守閣は、鉄骨とシートで覆われていて、まったく姿が見えない。
そばには大きなクレーン。
天守閣の修復は始まっているようだが、大きく崩れている石垣や櫓等の修復はいつになることか。
もとの熊本城に戻るのには、膨大な時間がかかることを理屈無しに思い知らされる。
熊本城には、過去に5、6回は来ているが、おそらく私が生きている間に、そのときの姿を見ることはできないだろう。
はた目には、人々の暮らしは平穏を取り戻したように見えるが、地震の影響を抱えて暮らしている人もたくさんいるのだろうなと、つくづく感じさせられた。
昨日の旅行は、「発展会」という仲のよい同業者の会の親睦日帰りバス良好。
毎年、1泊2日か2泊3日の旅行をしているのだが、2日も3日休みをとって行けない人がいるということで、今年は日帰り旅行にしてみた。
バス会社が主催するツアーではなく、旅行担当幹事の企画によるもの。
宮崎交通のバスを貸し切って、行き先はサントリーの熊本工場見学と、熊本城のを見て、昼食をともにするというごくシンプルなものだった。
旅行会社の主催するツアーに比べると、ちょっと見どころが少ないかなとおもっていたが、まる1日いっしょに行動して、ひごろあまり話しをしたことのなかった若い人たちと触れ合えて、大いに収穫のある小旅行であった。
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