「いきものがかり」に異変
「『いきものががり』に異変」
ネットニュースの見出しに、思わず目がとまった。
「いきものがかり」は、人気の音楽グループ。
デビュー以来、次々とヒット曲を出し続けている人気グループだった。
テレビドラマの主題曲や、CMソングで耳にする曲も多くて、年甲斐もなく私は、「いきものがかり」のファンであった。
そんな彼らが、去年突然、「放牧宣言」と称し、活動を休止した。
「『いきものががり』に異変」の見出しをみて、その「いきものがかり」に異変があったと思ったのだ。
それで記事にしっかり目をやると、「『いきものががり』に異変」の見出しに続いて、「学校の動物飼育崩壊」とある。
すぐに、このニュースの「いきものがかり」は、学校の動物の飼育係だということはわかった。
しかし見出しに続く、「卵、食べれるんですか」教師が驚きの質問はどんな内容なのだろう。
そんな興味で、記事を詳しく読んでみた。
記事の内容は次の様なものだった。
「子供の頃、学校で動物を飼育した経験がある方もいらっしゃるだろう。しかし、今、小学校や幼稚園など教育現場で飼育される動物に『異変』が起きていることをご存じだろうか。子供だけでなく教師も、動物の飼育に関する知識や経験がないため、ウサギは過剰繁殖し、けんかや餌不足で健康状態が悪化している」というのだ。
「増えすぎた結果、オス同士のけんかが多発したり、餌不足によって健康状態が悪化したりするなど、深刻な状態だった。」
過剰繁殖しているウサギ小屋は、他にも多くの小学校でみられるそうで、「前に訪れた小学校で、狭い飼育小屋の中でウサギが約80匹にまで過剰繁殖している現場を目撃した」ともあった。
「ウサギは去勢手術をした後に別の小学校に譲るなどして徐々に数を減らした。」そうだ。
面白かったのがニワトリの過剰繁殖のこと。
「ニワトリも卵の放置から、ひながふ化しすぎることがあるという」
ある小学校で、教師に「ニワトリの去勢手術をお願いできないか」と相談されたことがあったというのだ。
「卵を食べてしまえばいい」と答えたが、「食べられるんですか」と聞き返され、面食らったというから笑ってしまう。
衛生面からの心配だったのだろうが、とれたての卵なんて、さっさと食っちまえば体に悪いわけが無い。
なんとも、「いきものがかり」を育成する前に、教員の養成がカギになるのかもしれないというオチであった。
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