今日は私の誕生日。誕生日は冥土の旅の一里塚。めでたくもあり、めだたくもなし。②
今日は私の誕生日。
誕生日というと、「誕生日は冥土の旅の一里塚。めでたくもあり、めでたくもなし」という句が頭に浮かぶ。
一休禅師の歌で、もともとは「正月は冥土の旅の一里塚」となっている。
昔は、正月がくると一つ歳を取っていたから「正月は」だ。
いまは、誕生日が来ると一つ歳をとるので「誕生日」とした、というわけだ。
このことは一回書いたなと思って、ブログ内検索をしてみたら、5年前に「誕生日は冥土の旅の一里塚・・・・・・」という題名で書いていた。
今週号の週刊ポスト(だったと思う。最近、週刊誌をdマガジンの読み放題サービスで読んでいるので、どの週刊誌だったか判然としないのだ)に、誰だったか、「憲法改正をするなら、誕生日を祝わない自由と、誕生日を祝われない権利を明記してほしいという事をいっていた人がいた。
この人の意見は私とはちょっと違うのだが、面白いことを言うものだと目に留まった。
佐藤愛子さんが、「90歳。何がめでたい」で、「卒寿おめでとうございます」と言われて、「ありがとうございます」と答えながら、「何がめでてえ!」と思っているというのが私の思いに近いものがある。
人付きあいの悪い私に、誕生祝いやお祝いの言葉を書けてくれる人はいない。
今年も、保険会社とJALのマイレージクラブからだけ誕生祝いのメールが入っていた。
そして携帯メールには、飲み屋のおねえちゃんとママさんからのメール。
おねえちゃんとママさんには、一応、「ありがとう」と返信。
そして、「この年になると、めでたくもないのだよ」と言葉を添えた。
すると、「誕生日は素敵な日ですよ」と、再度のメール。
そうだな、この年まで生きていられたことに感謝するべきだな。
佐藤さんではないけど、生きていたことが「めでたいことなのだな」と思った、今日の誕生日であった。
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